就活はいつから始めるべきでしょうか?
のんびりしていると出遅れるよ。業界ごとにそれぞれ解説するね!
就活開始時期は、表向きには大学3年生の3月に情報解禁、大学4年生の6月に選考解禁です。
とはいえ、今では大学3年生の年内のうちに内々定を出す企業もあり、企業の採用の形は大きく変わりつつあります。
本記事では就活の開始時期について徹底解説するので、ぜひ最後まで読んで「気づいたら周りに差をつけられている!」という事態を避けましょう。
不安な方は就活エージェントの Jobspring(ジョブスプリング)に頼れば、就活事情に精通した就活のプロがあなたの準備をしっかりサポートしてくれます。
25卒の就職活動はいつから始めるべき?
一般的な就活スケジュールは3月情報解禁、6月本選考開始となっていますが、実際のところ就活は早期化し、大学3年時点で内々定を決めている人もいるほどです。
以下では、就活をいつから始めるべきなのか詳しく解説します。
「就活をいつから始めたか」の平均的な回答は大学3年の6月前後
上記の図のように、23卒の就活生が就活を始めた時期は大学3年の6月以前が39.4%、6月~8月が38.5%と、合わせて78%を占めています。
「就活は4年生だから大丈夫」と油断していると、4年生になった時点で周りには内定を持っている人ばかりで焦ることになりかねません。
25卒の方でまだ何もしていない人は、すでに差をつけられてしまっている可能性が高いので、今すぐにでも就活をスタートさせましょう。
びっくりするくらい早いですね…!
就活スケジュールは企業により異なる
先述の就活スケジュールは経団連が定めた方針で従うように求められますが、各社が順守する義務はありません。
そもそも全ての企業が経団連に加盟しているわけでもありませんので、就活スケジュールは企業によって大きく異なります。
一般的な就活スケジュールとして言われている「3月情報解禁、6月本選考開始」は、経団連に加盟している企業に限ったものなのです。
順守していたら優秀な人材を取られてしまうから企業も必死だよ
「3年の3月企業説明会、4年の6月本選考」では遅い
一般的に言われる「3年の3月企業説明会、4年の6月本選考」では遅いと言わざるを得ません。
「3月情報解禁、6月本選考開始」は経団連に加盟している企業に限ったものだからです。
また経団連に加盟している企業も、本選考は6月以降に行っているものの、3年の夏の時期にインターンを開催しているところが多いのは否めません。
インターンに参加した学生と、3年の3月に企業説明会に行き始めた学生とでは、本選考時点での面接慣れや自己分析、企業分析に差が出やすいのは自明です。
「4年になったら考えればいいや……」という考えでは乗り遅れてしまうと、お分かりいただけるのではないでしょうか。
面倒くさがるのは命取りです!
【業界別】25卒就活はいつから始めるべき?
では、実際のところ就活はいつから始めるべきなのでしょうか。業界によって選考スケジュールが大きく異なるので、業界別に解説します。
外資系企業
外資企業は他の業界と比べて選考が始まる時期が早く、3年の4月にはインターンシップの選考が始まります。
インターンが選考の一部になっている企業も多いです。
また、他の業界と大きく異なる点として、本選考の時期が最も早いことが特徴です。
3年生の10月にはエントリーを受け付け、年内には内々定を出しています。
そのため、2年生のうちから自己分析や業界研究を始めなくては間に合わないのです。
- インターン実施:3年生8月~9月
- エントリー・企業説明会:3年生10月~11月
- ES選考:3年生10月~12月
- 本選考:3年生10月~1月
- 内定:3年生1月~2月
日系企業の多くは経団連に加盟しており、採用選考の時期をきちんと守る傾向にありますが、外資系企業の動き方は違います。
早くから就職や自分の将来に向けて積極的に動いている意欲的な学生を採用したいという思いから、早い時期から選考活動を行っている企業がほとんどです。
早くから就活をするのは大変と感じるかもしれませんが、裏を返せば、そのぶん早く終わるということです。
「年内に就活を終わらせたい!」「本命の日系企業を受ける前に内定をゲットしておきたい!」という方は、行く行かないは別にして外資系企業から受け始めるのもおすすめですよ。
ただし外資系企業の場合、職種別採用を行う企業がほとんどです。
日系企業のように入社後に部署に配属されるのではなく、入社する時点で応募する業務を明確にしておかなければならないので、より早い段階での緻密な業界研究と自己分析が必要になります。
2年生の冬には準備を始める必要があるよ。
日系大手企業(経団連加盟)
日系大手企業の採用スケジュールは以下のような流れです。
- インターン選考:(夏)3年生6月~7月、(冬)3年生10月~11月
- インターン実施:(夏)3年生8月~9月、(冬)3年生12月~2月
- エントリー・企業説明会:4年生4月~5月
- ES選考:4年生4月~5月
- 本選考:4年生4月~9月
- 内定:4年生10月~
大手企業の採用活動は、経団連から指定されている通りに進められる傾向にあります。
インターン参加者限定の採用枠も企業によってはありますが、外資やベンチャーと比べると限られているようです。
しかし、毎年6月1日の選考開始と同時に、大手企業から内定の連絡をもらう就活生が多数います。
本選考が開始される時期よりも早いタイミングで、一部の就活生には、実質内定が出ているのです。
毎年、優秀な学生にはリクルーターがついたり、就活相談という名目での面談や、人事以外の社員との面談の場がもうけられたりと、早期に囲い込みがあります。
- インターン参加者
- 毎年多くの内定者を輩出している大学・ゼミ・学生団体の学生
大学やゼミに繋がりがない場合は、インターンへの参加が早期選考ルートに乗る一番のチャンスであることがわかります。
このことから、日系大手企業を志望する学生も、サマーインターンの選考が始まる3年生の4月頃から就活を始める必要があるといえます。
なお、最近では企業がOfferBox(オファーボックス)やキミスカなどの逆求人サイトを使い、早期に囲い込む学生に接触しようとする動きも見られます。
インターンへの参加が大事だよ。
大手・ベンチャー企業(経団連非加盟)
ベンチャー企業のスケジュールも、外資企業と同じくらい早く進みます。
ベンチャー企業はとりわけ企業ごとにスケジュールが違いますが、おおまかには以下のような流れのところが多いといえます。
- インターン選考:(夏)3年生4月~6月、(冬)3年生9月~11月
- インターン実施:(夏)3年生7月~9月、(冬)3年生12月~2月
- エントリー・企業説明会:3年生12月~2月
- 本選考:3年生1月~4年生4月
- 内定:3年生3月~4年生6月
ベンチャーは経団連に所属していない企業が多いので、柔軟に選考スケジュールを組むことができます。
そのため、まだ大手が選考を始めていない早いタイミングで選考を開始し、就活生からの人気や認知度が高い大手企業との差別化を図る傾向にあります。
また、選考の時期が早いということ以外に、選考ルートが多岐に渡るのもベンチャー企業の新卒採用の特徴です。
- インターン経由での特別選考枠
- 就活イベント経由
- 逆求人サイトでのスカウト
- 就活エージェント経由
これらの機会を得るためには、インターンに挑戦するのはもちろんのこと、いかに情報に敏感になり、就活関連のイベントやサービスを使い倒すかが重要になります。
特別選考枠や早期選考枠が複数あるということは、そのぶんリクナビなどから応募してエントリーシートから選考を始めるといった一般の採用枠は狭くなっているということです。
早めに動き出しておくようにしましょう。
また、もう1つの選考ルートとして長期インターンもあります。
長期インターンともなると、最低でも3ヶ月程度は社員と同様の実務に携わります。
そのため、一般的な就活のESやグループディスカッション、面接などの選考よりもその学生のことが分かり、「自社に合いそうだ」「新卒として来てほしい」と思ってもらえた場合、内定が出ることがあるのです。
ベンチャー企業は選考ルートが多いんだ。
一部マスコミ業界
一部マスコミ業界では、日系の大手企業でも大学3年生の就活解禁前から採用活動を開始するところがあります。
マスコミ業界の大まかな採用スケジュールは以下のように進みます。
- インターンシップ:3年生6月~10月
- 選考活動:3年生11月~3月
- 内定:3年生12月~3月
また、マスコミ業界は慣例として都心部の採用が終わってから地方の採用活動が始まります。
これは、より優秀な人材を本社で採用したいからであり、マスコミ志望の就活生は都心部の選考に落ちても、地方の選考を受け直す可能性があるからこそ取れる手法です。
とはいえ、ほかの企業に引き抜かれてしまっては元も子もないので、経団連に加盟していても地方の採用を早めるために例外的に早くなっています。
早期選考をおこなう代表的なマスコミは、以下のような企業です。
- 朝日新聞社
- 日本テレビ放送網
マスコミ志望の方は、このスケジュールを知っておかないとマスコミの本社採用を逃してしまいかねないので注意しましょう。
マスコミ志望の方は多いですからね…
中小企業
日本の多くの企業は中小企業ですが、選考の時期は企業によります。
かなり早期選考をおこなっている企業や経団連にならう企業、年中採用活動をおこなっている企業もあるので、志望企業がある人は大学3年の早い段階で調べておくべきです。
それぞれ具体的に解説していきます。
- 先んじて優秀な学生を確保したい
- 幅広く優秀な学生を確保したい
就活のピーク時に採用活動をしている中小企業について特筆すべきことはありませんが、採用時期をずらしている企業は人気企業と差別化をして優秀な人材の確保を狙っています。
早期選考の場合は、早めに内々定を出しておくことでほかの企業に就活生を取られないようにしたいからです。
年中採用活動をしている企業は、門戸を広くしてさまざまな人材と出会いたいという狙いがあります。
人気企業に人が流れない工夫だよ
就活を始める際に意識すべきポイント
たとえ早く就活を始めても、要点を抑えて効率よくできなければ意味がありません。
ここからは、就活を始める際に意識すべきポイント3つについて詳しく解説していきます。
すべてチェックして、スタートダッシュを決めましょう。
気軽に就活を進められるか
まずは、気軽に就活を始められる環境を整えることが大事です。
大学3年から就活を開始するなら長期戦になるので、その間常にモチベーションは維持しなければいけません。
たとえば、自動配信で最新の就活情報が届く・アプリやLINEなどスマホからサクッと確認できるなど、おっくうにならない適度な状態で進めましょう。
情報に敏感であること、モチベーションを切らさないことが早期内定を獲得して就活を成功させる鍵です。
早く始めて燃え尽きないようにしましょう!
不安や悩みを早めに解消できる状況か
就活では不安や悩みがつきものなので、サポート体制が整っていて、就活の不安をすぐに解消できるかも大事です。
初めての就活で1人悩むと精神的にやられてしまい、失敗の原因になってしまいます。
また、誤った方向へ進まないために、わからないことは聞くべきです。
そんな環境を準備するには、大学の就職課や就活エージェントなど、就活に詳しい人がサポートしてくれる体制を作っておきましょう。
悩みや不安の解消なら就活のプロに頼ろう!
経験を積める進め方になっているか
ちゃんと経験を積める進め方になっているかも確認しましょう。
知識だけ詰め込んでも就活は乗り切れません。
特に、個別面接やGDなど、対人で話すものに関しては練習が必須です。
数をこなしてこそ上手になるので、練習する機会があれば積極的に参加しましょう。
効率よく面接やGDの練習がしたいなら、こちらも対策をしてくれる就活エージェントを選んでサポートしてもらうのがおすすめの方法です。
就活が始まる前に練習して自信をつけておきましょう!
>>キャリアクラス新卒就活編集部おすすめのGD(グループディスカッション)練習方法
【25卒必見】大学3年で就活を始める際にやるべきこと5選
ここからは、25卒の就活生なら絶対におさえておきたい大学3年で就活を始める際にやるべきことを5つご紹介します。
就活を成功させるためにはすべて重要なので、漏れなくチェックして実践しましょう。
就活に関する情報を得やすい状況を作る
まずは就活エージェントや就活サイトに2~3個登録して、就活の情報が入りやすいようにしましょう。
これらのサービスは、就活の情報以外にもサポートが手厚いので負担を大きく減らせます。
以下では、当サイトおすすめの就活エージェントや就活サイトをご紹介します。
- JobSpring(ジョブスプリング)
- アイデムエージェント新卒(旧:JOBRASS新卒)就活(ジョブラス)
- 志望別でおすすめの就活サイト一覧
JobSpring(ジョブスプリング)|中小ベンチャーに強い
名称 | JobSpring(ジョブスプリング) |
運営企業 | HRクラウド株式会社 |
対象学年 | 25卒・26卒 |
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総合得点 | 18.5/20.0点 |
公式HP | https://jobspring.jp/ |
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アイデムエージェント新卒(旧:JOBRASS新卒)|外資系・大手に強い
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運営企業 | 株式会社アイデム |
対象学年 | 25卒 |
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志望別でおすすめの就活サイト一覧
以下では、志望別におすすめの就活サイトを簡単にご紹介します。
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- CheerCareer(チアキャリア):ベンチャー企業に強い
- ツノル:中小企業に強い
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外資就活ドットコムは外資系企業や日系の一流企業に強いので、レベルの高い企業を目指す人はぜひチェックしておきましょう。
ベンチャーや成長企業を目指したい人は、CheerCareer(チアキャリア)がおすすめです。
少数精鋭の中小企業で活躍したい人は、中小企業特化のツノルを利用しましょう。
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自己分析をして就活の正しい方向性を定める
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総合得点 | 18.5/20.0点 |
公式HP | https://offerbox.jp/ |
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インターンに参加する
選考を受けるだけでなく、実際にインターンに参加できるように動きましょう。
もちろん、インターンの選考を経験するだけでも、面接慣れや自己分析を深める機会になります。
しかし、実際にインターンに参加した人、選考は受けたが参加はできなかった人とでは、得られるものに大きく差が出ます。
早期選考の案内がもらえたり、本選考の書類選考や一次面接を免除されたり、選考に直接有利になることはもちろんですが、後に就活を進めるにあたって役立つ経験や人脈ができることが何よりのメリットです。
インターンの内容自体、業界分析や事業企画を実際にやってみるなど、ビジネスでの物事の考え方やリサーチの仕方、議論を進めるコツを学べるものが多いです。
また、ワークを通じて他大学の就活生やインターン先の社員との繋がりができます。
就活を進めていく上で、インターンで得られる経験や人脈は、グループディスカッションや企業分析、自己分析をする上での考え方に役立つことが多いので、「インターンに参加すること」を目的に動きましょう。
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疑似的に選考を体験する
DEiBA(デアイバ)に登録して、GD・模擬面接を中心に体験できる就活イベントやセミナーに参加するのもおすすめです。
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【もう遅い?】大学4年から就活を始める際にやるべきこと3選
大学4年から就活を始める人は、既にスタートを切っている人に1年近くの差をつけられてしまっています。
しかし、人生で一度きりの就活ですから、諦めてはいけません。
以下では、大学4年から就活を始める際にやるべきことを解説します。
就活のプロのサポートを受けスピード内定を目指す
名称 | キャリアパーク就職エージェント |
運営企業 | ポート株式会社 |
対象学年 | 25卒 |
強み | 最短1週間で優良企業へスピード内定ゲット |
利用しやすさ | 全国対応でエリアも広く、丁寧なヒアリングが好評 |
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サポート | 選考対策やセミナーなどで選考通過率が大幅アップ |
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公式HP | https://careerpark-agent.jp/ |
大学4年生からの就活はスタートがだいぶ遅いので、早期内定を目指して内定先を確保するのを優先しましょう。
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名称 | ミーツカンパニー就活サポート |
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サポート | オンライン面談可能で全国をカバー |
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また、ミーツカンパニーでは履歴書を1枚作るだけで2~8社と交流ができるので、就活でも面倒な書類作成の負担が減るという嬉しいメリットもあります。
即日内定をもらった事例もあります
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25卒なら今すぐ始めるのが吉!大学3年の4月には始めよう!
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就活生の8割近くが大学3年の8月ごろまでには就活を始めるので、4月から準備ができていれば十分順調に進められています。
25卒の人は就活解禁までに時間もなく、早期選考を始めている企業もあるので今すぐに始めるのが吉です。
ただ、就活は1人で進めるとモチベーション維持も難しく、不安なものなのでJobSpring(ジョブスプリング)に登録して心強い味方を得ておきましょう!
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