転職で直接応募するメリットデメリットは何?【大手企業の採用担当が解説】

後輩ちゃん

転職しようと活動していたけど、憧れのあの企業HPに採用募集の文字を見つけた。転職エージェント経由がいいのか、企業HPから直接応募するのが良いのか、教えて欲しい!

こんなお悩みを解決いたします。 結論から言うと、応募する方の事を考えるなら、基本的には転職エージェント経由の方が良いと考えています。 

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ただし、登録した転職エージェントがその企業の案件を取り扱ってない可能性もあります。 その場合は他に登録するエージェントを増やしたり、企業HPから直接応募してしまうのが良いと思います。 その結論の理由含めて解説していきます。

こんな方におすすめ
  • 転職活動における直接応募のメリットデメリットについて知りたい
  • 結局、直接応募ではなく転職エージェントを使った方がいい
  • 何故転職エージェントを使った方がいいのか、その理由を知りたい
  • それでも直接応募をしたい場合の対策の立て方

直接応募とは「転職エージェントや転職サイト、スカウトを介さずに、企業の採用ホームページ等から自ら企業側に直接応募する事」です。

今回はそんな直接応募のメリットデメリット、結局直接応募と転職エージェントどっちがオススメなのかについて解説していきます。 

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転職で直接応募するメリットデメリットは何?【現役の採用担当が解説】

直接応募のメリットデメリットについて解説していきます。

転職活動で直接応募するメリット

自分が行きたい会社に応募できる

転職エージェントから紹介されて、その企業のことはよく知らないけど、何となく応募して見た。 そんな事は無いでしょうか。 折角の転職活動だから、自分が行きたい会社にチャレンジしたいですよね。 運よく転職エージェント側の求人に入っている可能性もありますが、そうではない場合は、直接応募した方が当然行きたい企業にきちんと応募することができます

志望意欲が高いと評価される

わざわざ企業側のホームページを見て、そこから応募してくる日人は本当に稀です。 その為、「昔から御社に興味があり、ホームページを覗いていたところ、求人がでていたので、是非御社で働きたいと思い志望させて頂きました」と言うような事を言われたら、採用する側としても志望意欲の高い人が来たと、嬉しくなります。 自分の会社が単純に好きでと言うのも、入社した後のエンゲージメントに繋がるため、評価するポイントとなります。

転職活動で直接応募するデメリット

直接応募する会社以外の選択肢が狭くなる

企業側が求人を出す際は、競合に自社の動きを悟られないように、転職エージェント経由で非公開案件として登録する事が多いです。 つまり、採用ホームページ上は「現在は募集していません」と記載している状態で、転職エージェントには「この人材要件で募集しています」と言うパターンが結構あり得ます。 その場合、直接応募だと実は行きたい会社に応募すらできずに、転職活動の幅が凄く狭くなってしまうというリスクがあります。

企業研究や採用要件の詳細な情報収集を自ら実施しないといけない

転職エージェントに登録すると、企業研究や採用要件がまとまった資料が渡されると思います。 そういった情報を自ら企業ホームページ等を見ながら収集する必要があります。 また、休日の考え方・日数、福利厚生面、給与条件、転職エージェントから本来まとまった情報が貰えるものも、自ら抜け漏れなく確認する必要がでてきます きちんと確認しておかないと、「そんなつもりじゃ無かったのに」と、入社後揉めたり、最悪もう一度転職活動を実施するハメになってしまいます。

履歴書や職務経歴書をレビューしてくれたり、よくある質問の対策ができない

転職エージェントには、過去の合格者のデータが保管されているので、合格するような職務経歴書の書き方をアドバイスしてくれます。 また、過去の応募者から面接後に「どういう質問がされたのか?」と言う情報共有がされているので、きっちり面接対策ができます採用する側からすると正直これはやりづらいのですが、面接を受ける側からするとこれ以上ない対策になると思います。 転職エージェントは登録も転職支援も基本無料なので、無料で利用できるものは利用しておきましょう。

不合格だった場合の理由が確認できない

転職エージェント経由での応募だと、不合格になった理由を教えてくれますが、直接応募だと教えてくれません。 何が悪かったのかを次の面接やスキルアップに活かすことができないので、大きなデメリットとなります。

転職で直接応募するメリットデメリットを比較すると、結論、転職エージェントを使った方が良い

前述のメリットデメリットを比較すると、デメリットの方が大きいので、転職エージェントを利用するのをオススメします。 特に、転職エージェントでは面接に有利な情報が得られると言うのがポイントかと思います。 他の候補者と持っている情報量が違うので、単純に比較するとデメリットの方が大きいです。 実は企業からすると、転職エージェントにはかなりのインセンティブを支払わなければならないので、その視点から言うと直接応募でもいいのですが、応募する側から考えると、転職エージェントを利用するメリットは非常に大きいと思います。

メリットデメリット
自分が行きたい会社に応募できる

志望意欲が高いと評価される
直接応募する会社以外の選択肢が狭まる

企業研究や採用要件の詳細な情報収集を自ら実施しないといけない

履歴書や職務経歴書をレビューしてくれたり、よくある質問の対策ができない

転職で直接応募をしたい場合の対策の立て方

転職エージェントに案件が無く、もしくは、どうしても直接応募したい場合は、少しでも情報収集するために、ネットや転職者の生の声を扱う無料登録サイト(転職会議)で研究する事をお勧めします また、リファラル採用(紹介採用)をするのもあります。 知り合いがいないか周りをきちんと見渡して転職活動しましょう

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転職で直接応募するよりも転職エージェントを利用しよう

やはり、情報量の差で転職エージェントを利用するのが基本的におすすめで、どうしてもと言う場合は、リファラル採用や最大限の情報収集を行なってから、応募するようにしましょう。

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ワークポートIT系中心の転職エージェントで求人数は8万件と業界最多クラス。
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5.0
リクルート
エージェント
求人数は業界ダントツの30万件。業界最大手のリクルートが運営。4.8

編集者1

杉田 陸 - キャリアクラス編集部

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新卒で福岡県のメーカー企業に入社し、営業とSNSマーケティングを経験。1年半後、本当にやりたいことを見つめ直し、未経験でWebマーケティング業界への転職を決意。2021年8月にウェブココル株式会社へ入社する。自身の第二新卒で転職を成功させた体験をもとに記事コンテンツの作成する。一般社団法人プロティアン・キャリア協会が行う『プロティアン・キャリア検定資格』に合格(合格証明)。
※プロティアンキャリア検定は、自身・他者のキャリア開発に活かせる、変化する新時代のための認定資格

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編集者2
千田 究太郎 - キャリアクラス編集部

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新卒でマーケティング支援会社に入社。その後、Web広告を扱う企業を中心に二度転職を経験したのち、ウェブココル株式会社に入社。自身の転職成功経験を踏まえて、主に第二新卒〜若手の転職情報に精通。最新の転職情報をお届けします。

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大島 大地 - ウェブココル株式会社取締役

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新卒で東証プライム上場メーカーへ入社。その後上場企業傘下のWebメディア企業へ転職し、ウェブココル株式会社の取締役へ就任。採用の全責任者として、年間100名近くの採用選考を実施し、社員0名→25名へグロース。自社において幅広いなリクルーティングサービスを利用し、多くのサービスに精通。採用側の視点でサービスのファクトチェックや記事内容を精査しています。

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