企業選びで妥協すべきかどうか、迷っています。実際のところどうなんでしょう?
ただラクをするための妥協は良くないけど、必要な場面もあるよね。
就活をしていると「妥協したら後悔する」や「ときには妥協も必要」など、いろいろな意見を耳にして、迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、妥協すべきかどうかは時と場合によるので、必ずしも「妥協=悪いこと」ではありません。
本記事では、どんなときに妥協が必要なのか、また絶対に妥協すべきでないことは何なのかを詳しく解説します。企業選びで迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
就活の企業選びで妥協したら後悔する?
就活では誰しも、待遇が良く安定した企業に入りたいと考えます。しかし魅力的な企業は倍率も高く、思い通りに受からないのが現実です。
卒業までに進路を決めるため、ときには企業選びの条件を緩和することも必要になります。ただし、自分の価値観や働く目的など「就活の軸」となる部分を妥協すると、後悔する可能性が高まります。
企業選びでは、絶対に譲れないことと妥協できることを明確にしておくことが大切だよ。
就活生が企業選びで妥協してしまう主な理由
後悔するかもしれないと思いつつ、妥協をしてしまう人は多いものです。妥協する主な理由として次の2点が挙げられます。
めちゃくちゃ気持ちが分かります…。
就活が終わっている周りの友達のように自分も早く楽になりたいため
周りの友達の就活が終わると、自分も早く楽になりたいとの思いから妥協してしまうことがあります。特に仲の良い友達が旅行を計画したり、残りの学生生活を満喫したりしているのを見ると、焦りが増してしまうものです。
「とりあえず内定はあるからもういいかな」「学生生活の最後にたくさん遊んでおきたい」といった思いから、内定した企業に納得ができているかどうかをよく考えずに就活を終わらせてしまうことがあります。
就活中は常にプレッシャーがかかっているから、逃げたくもなるよね。
自分の実力では行きたい企業へ行けないと諦めてしまうため
就活で不採用が続いてしまうと、自分の実力では無理なのだと感じて、妥協してしまうことがあります。特に志望度の高い企業に落ちてしまったときや、手応えを感じていたのにダメだったときには、ダメージも大きくなりがちです。
また一から頑張ってもダメかもしれない、もう就活を終わりにしたいと思うのは自然なことかもしれません。
しかし、選んだ内定先に対して「とりあえず受けてみた企業」や「自分の実力以下の企業」という思いがあると、入社後に後悔する可能性が高くなります。
不採用が続くと「もう入れるならどこでも良い」という気持ちになりますよね。
就活の企業選びで妥協しない方がよい理由
就活の企業選びで妥協しない方がよい理由には、次のようなものがあります。
それぞれ詳しく解説するね。
入社後のモチベーションに影響する
妥協した内容によっては、入社後のモチベーションに影響する可能性があります。
どのような仕事でも新卒1年目は学ぶことが多く、失敗したり注意されたりして落ち込むことがあります。
そんなときに企業選びで納得ができていないと「やりたい仕事じゃなかった」「やっぱり向いていない」と後ろ向きな気持ちになりやすいものです。
モチベーションが上がらないと、成長スピードも遅くなってしまうのがデメリットです。
やる気が出ないと成果も出にくいですよね。
将来的に満足のいくキャリアを築けなくなる可能性がある
自分の価値観に関わる重要な点で妥協してしまった場合、いずれは不満が募って転職する可能性が高いです。
転職の際、いま自分がやっていることと、本当にやりたかったことが離れていればいるほど、軌道修正は大変になります。
全く違う分野に一から挑戦すると遠回りになるため、人並みのキャリアを築くのに何倍もの労力がかかるかもしれません。
キャリアチェンジも悪くないけど、本当にやりたいことが決まっているのなら、最短距離で進みたいよね。
早期離職してしまうと次の仕事が見つかりにくい
妥協した結果として早期離職に至った場合、次の仕事が見つかりにくいというリスクもあります。
もちろん、最近の若手人材は売り手市場ですし、第二新卒の需要が高いのは事実です。しかし、そうは言っても新卒入社に比べれば求人数、教育体制、人間関係などさまざまな面で不利になってしまいます。
また、希望する企業が第二新卒を採用しているとも限らないため、新卒よりは選択肢が狭まる可能性が高いです。
新卒の特権のことは「新卒カード」とも呼ばれていますよね。
就活には妥協も必要?理由を解説
就活では、自分の希望条件をすべて満たす企業に出会うことは困難です。また、仮に出会えたとしても優良企業はライバルが多く、入社する難易度も高くなります。
そのため、就活の軸以外の部分では適度に妥協することも大切です。長期的な視点で考えたときに、どうしても譲れない条件なのか、それとも妥協しても支障が無いことなのかを冷静に見極めるようにしましょう。
自分がラクをするための妥協ではなく、納得して受け容れたことであれば、後からモヤモヤすることも無いはずです。
妥協して良いことと、ダメなことがあるってことだね。
【判断基準】就活・企業選びで妥協すべきかどうか
ここでは、企業選びで妥協すべきかどうかの判断基準について詳しく解説します。
そもそも新卒ですべて希望通りの企業と出会い、内定をもらえる人は少数派です。「本当にこれでいいのかな」と迷ったときの参考にしてください。
給与・待遇面はある程度妥協してもよい
給与や待遇面は変化していくものなので、初任給が高いことにこだわってもあまり意味がありません。業界や企業によっては、10年後・20年後の伸び幅が大きいところもあります。
また、経験やキャリアを積んで自分で上げていくことも可能です。
以上のことから、給与や待遇はある程度妥協してもよいポイントだと言えます。
長い目で見てスキルや経験が身に付きそうなら、給与は妥協するのもアリだよ。
企業規模やネームバリューだけをこだわる必要はない
大企業や有名企業は就活生の人気が高いですが、ネームバリューだけにこだわると失敗のもとになります。そもそも大手・有名企業はライバルのレベルも高いため、就活の難易度が上がりますし、入社後にも劣等感を感じる可能性が高いです。
場合によっては、中小企業に就職した方が「優秀な新人」として、より多くの成長機会が与えられることもあります。そのため、規模や知名度だけで企業を選んでいるのなら、考え直す余地があります。
私も、世間体で何となく大企業を選んでいました。
やりたいことが明確なら妥協せずチャレンジする
やりたいことが明確にある人は、周囲の意見や損得に流されずに、チャレンジすることをおすすめします。仕事に対する根本的な興味関心は、なかなか簡単には変わりません。
妥協して就職したものの諦めきれず、中途採用でチャレンジするとなると、新卒よりもハードルが高くなるということは知っておきましょう。
ラクな仕事なんて無いから、どうせ頑張るなら好きなことで頑張りたいよね。
就活で妥協したらいけないポイント
就活で妥協してはいけないポイントは、人によって違います。これは、判断基準となる就活の軸が「やりがい」や「安定」「成長」など人によって異なるためです。
例えば「転勤の有無」をとってみても、成長を重視する人なら経験を積むために許容できるかもしれませんが、「地元での安定した暮らし」を重視する人にとってはリスクでしかなく、妥協すべきではありません。
このように、妥協してはいけないポイントは一概に言えないものの、「キャリアの目標」や「職場環境や文化」に関しては、こだわりを貫いた方が良いと言えます。
自分が譲れないポイントをはっきりさせておくといいですね。
就職活動で妥協して後悔しないためには?
就職活動で妥協して後悔しないためには、次の4つのことが大切です。
自己分析が役に立ちそうだね。
価値観や目標を明確化する
企業選びで妥協できること・できないことを正しく判断するためには、価値観や目標を明確にしておくことが大切です。
具体的には自分の強みや弱み、興味関心、将来のビジョンなどがあります。価値観やビジョンが明確になっていない状態でいろいろな求人を見ると、つい「有名企業がいいな」「こっちの企業は給与が高いな」と、目の前の情報に流されてしまいがちです。
まずは自分の物差しをしっかりと用意したうえで、企業を選ぶようにしましょう。
自分の物差しを持つのは大事ですね。
求める条件に優先順位をつける
就活で妥協して後悔しないためには、求める条件に優先順位をつけておくことも有効です。例えば、代表的な条件には次のようなものがあります。
- 仕事内容
- 収入
- 勤務地
- ワークライフバランス
- 社風
- 福利厚生
これらの項目を自分が重視する順に並べ替えてみてください。人によって価値観が違うので、どれが正解ということはありません。
私は「仕事内容」が面白ければ「勤務地」はどこでも良いかな。
自分の選択を「正解」にするという意識を持つ
しっかり考えたうえで妥協するのであれば、自分が出した結論に自信を持ち、その選択を「正解」にするという意識を持つことも大切です。
すべてが希望通りではなくても、あなたが大切にしたいことを満たしている企業はあるはずです。いつまでも「これでいいのかな」「やっぱりあっちの方が良かったかも」と考えても仕方がありません。
入社してからが本当のスタートなので、その企業で活躍することに専念しましょう。
妥協した後でモヤモヤしないためにも、今しっかり考えなきゃだめですね。
将来の成長や昇進の可能性も考慮する
妥協して後悔しないためには、将来の成長や昇進の可能性を考慮することも大切です。
仮に初任給が高い企業でも、そこから年収が上がらないのでは意味がありません。年収が上がらなければ自分のやる気も出ないので、おそらくスキルアップもしにくくなるでしょう。
逆に、最初は給与が低かったり下積みのような仕事があったりしても、その後のステップがきちんと用意されているのであれば、妥協する価値があるとも言えます。
長期的な視点が大事だね。
就活で妥協や後悔をしたくない人が利用すべき就職エージェント
就活で妥協や後悔をしたくない人におすすめの就職エージェントを紹介します。
それぞれの特徴や強みを見てみましょう。
JobSpring(ジョブスプリング)
名称 | JobSpring(ジョブスプリング) |
運営企業 | HRクラウド株式会社 |
対象学年 | 25卒・26卒 |
強み | AI×プロのエージェントによる高精度なマッチング |
利用しやすさ | 対面面談が東京のみ(オンライン対応) |
求人 | 内定まで最短2週間の求人を紹介 |
紹介実績 | 1000社から厳選された3~4社を紹介 |
サポート | 早期離職率0.1%を誇る手厚いサポート |
総合得点 | 18.5/20.0点 |
公式HP | https://jobspring.jp/ |
JobSpring(ジョブスプリング)は、マッチングの精度に定評のある就職エージェントです。
一般的なエージェントでは、キャリアアドバイザーとの面談で自己分析を進めていきますが、JobSpringはAIによる診断も取り入れているのが特徴です。
客観的なデータに基づいた自己分析のおかげで、JobSpringを通して就職した人の早期離職率は、わずか0.1%に抑えられています。つまり、99.9%の人が定着しているということです。
実際、利用した人からは「自分の大事にする価値観をベースに企業を選んでもらえた」「自分が持っていた不安や希望に、しっかり向き合ってくれた」という声も寄せられています。
企業選びで妥協しても良いのかどうか迷っている人は、ぜひ就活のプロに相談してみよう。
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シュトキャリ(旧:ヒトツメ)
名称 | シュトキャリ(旧:ヒトツメ) |
運営企業 | ヒトツメ株式会社 |
対象学年 | 25卒 |
強み | 上場企業をはじめとした首都圏の求人に強い |
利用しやすさ | 全国どこからでもサポート可能 |
求人 | ES・一次面接免除の特別選考あり |
紹介実績 | 創業メンバーの累計支援実績は10万人以上! |
サポート | 紹介実績3年以上のアドバイザーがマンツーマンでサポート |
総合得点 | 18.0/20.0点 |
公式HP | https://hitotume.co.jp/shutocari/lp/ |
シュトキャリ(旧:ヒトツメ就職エージェント)は、首都圏での就職に特化したエージェントです。オンライン面談にも対応しているので、地方の就活生や忙しい人も気軽に利用できます。
シュトキャリの強みは、就活全般を手厚くサポートしてくれる点です。最初の面談では、1対1であなたの希望をしっかりヒアリングしてくれます。学歴や経歴に自信がなくても、あなたの強みや魅力を探して言語化してくれるのがメリットです。
さらに、選考対策では1社ずつ企業に合わせたアドバイスがもらえます。選考ごとの合否理由もフィードバックをくれるため、落ちてしまったときも次の選考に活かすことができ、着実に内定に近づけます。
選考ごとのフィードバックをくれるのはありがたいですね。
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新卒採用の現状
企業選びで妥協するかどうかは、就活市場の動向もふまえて判断することが大切です。
上記のグラフは、リクルートが新卒の求人倍率について調査した結果です。24卒の求人倍率は1.71で、前年の1.58から0.13ポイント増加していることが分かります。コロナ禍前は1.7~1.8倍で推移していたことから、採用市場が回復傾向にある25卒・26卒でも求人倍率は同程度もしくは増加すると予想されます。
売り手市場は続くけど、大手・優良企業には応募が集中するから、妥協が必要な場面はあるだろうね。
よくある質問
就活の妥協について、よくある質問にお答えします。
参考にしてください。
就職活動では就活エージェントを利用すべき?
就職活動では、エージェントを利用した方が圧倒的に有利です。
エージェントは優良企業の求人を多数保有しているうえ、各社の選考基準や好まれる人物像なども把握しているため、選考を突破できる確率が上がります。
また、書類や面接では伝えきれなかったあなたの魅力を、エージェントからプッシュしてくれることもあるのがメリットです。企業選びや就活の悩みも相談できるので、ぜひ利用しましょう。
エージェントは登録から内定まで無料で利用できるよ!
就活をしない人はどれくらいの割合?
文部科学省の「令和3年度学校基本調査」によれば、大学(学部)卒業者のうち進学も就職もしない人の割合は9.6%でした。具体的には「進学準備中」「就職準備中」「家事手伝い」などの人が含まれています。
9.6%というと多く感じるかもしれませんが、海外留学の準備や司法試験・公務員試験に挑戦する人などもいることを考えると、いわゆる「フリーター」や「ニート」になる人は、もっと少ないと考えられます。
特別な事情が無いなら、新卒で就活を頑張った方が良いですね。
就活が本当にこれでいいのかわからないときの対処法は?
就活は誰もが初めて経験することなので、「本当にこれでいいのかな」と悩む場面も多いです。自己分析や企業選び、選考対策などで悩んだときは、ぜひ就職エージェントに相談してみましょう。
あなたが悩んでいることは、おそらく他の就活生も悩んできたことですし、就活のプロなら最適な答えを知っているはずです。話すことで整理できたり、第三者の意見で気付いたりすることもあるので、ぜひエージェントを頼ってみてください。
ひとりで抱え込まないでね。
就職しない選択はあり?
結論から言うと、就職しないという選択肢も「あり」です。
就職以外にやりたいことがあるのなら挑戦すべきですし、もしうまくいかなくても得るものがあると思います。
ただし「就活が面倒だから」「正社員で働きたくないから」というネガティブな理由であれば、おすすめはできません。就職しなかった結果、周りと比べて落ち込んだり、経済的に苦しくなったりする可能性が高くなります。
新卒での就職は1度しかない貴重な機会なので、慎重に決めましょう。
就職で妥協したくないなら就職エージェントに相談しよう!
就職では妥協が必要な場面もありますし、妥協すべきでないこともあります。自分の価値観や将来のビジョンに関わる重要なことは、なるべく妥協せずに企業を選びたいものです。
そうは言っても「なかなか理想の企業が見つからない」「応募しても内定が出ない」と悩んでいる人は、就職エージェントに相談してみてください。
JobSpring(ジョブスプリング)なら、プロの目線であなたに合った企業を選び、選考対策までサポートしてくれます。自分でも気付かなかった長所を知れたり、思わぬ優良企業に出会えたりするのもメリットです。
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