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長期インターンとは?やる意味・メリット・デメリット・探し方を紹介【26卒・27卒・28卒】

後輩ちゃん

長期インターンってやらないと不利になりますかね?

キャリア先輩

長期インターンは不利にはならないけど、メリットが多いからやっておくといいよ。

「長期インターンとアルバイトって何が違うの?」と疑問に思う人もいるでしょう。

最初に結論をいうと、お金を稼ぎながらビジネス経験を積める長期インターンは就活前にかなりおすすめです。

この記事では、長期インターンとは何か、ということをお伝えして、やる意味・メリット・デメリット・探し方をご紹介します。


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長期インターンとは

長期インターンとは、1カ月~数年にわたって、企業で社員と同じように実践的な業務に取り組むというものです。学生でありながら、社員と机を並べて、業務を行うのは刺激があります。

長期インターンの多くは、報酬を受け取れ、時給の目安は1,000~1,500円ほどです。アルバイトよりやや高めに設定されています。

また、アルバイトより任せてもらえる仕事の範囲が広いことが多いです。長期インターンでは、新入社員とほぼ同じ裁量を任されることも多くあります。信頼を積み重ねることによって、どんどん仕事を任せてもらえるので、頑張りがいがあるといえるでしょう。

一方、短期インターンはセミナーのような形で企業に関する説明を聞いたりワークショップをしたりすることが多いです。就活の選考でグループワークを実施する企業も多いので、その練習になります。

しかし、報酬が出ないケースがほとんどで、その間アルバイトができないので、金銭的に厳しくなることがあります。

キャリア先輩

就活中は出費がかさむので、なるべくお金を稼ぎながら就活準備ができるといいよね。

長期・短期インターンの特徴と報酬

長期インターンをやる意味・メリット

冒頭で長期インターンはおすすめできるといいましたが、何がどう良いのかという点をご紹介します。

お金を稼げる

アルバイトによって報酬の差異がありますが、長期インターンではアルバイトと同等かそれ以上のお金を稼げるようになっています。長期インターンの報酬の目安は、時給1,000~1,500円ほどなので、決して安くないでしょう。

就活本番では、スーツ代や交通費、飲食代など10万円以上かかることもざらにあります。

後輩ちゃん

なるべく就活前にお金を貯めておきたいですよね。

就活で有利に働くことが多い

長期インターン参加者の多くは、希望する企業から内定を獲得しているようです。なぜなら、長期インターンを経験していると、面接で説得力ある回答をできるからです。

実務経験をして初めて見えてくる長所や短所があります。実際の体験から得られる志望動機や自己PRを聞いて、面接官も思わず納得するのでしょう。

また、ときには長期インターン先の会社から「うちに来ないか?」という誘いがあるケースも考えられます。インターン生として仕事をしているので、仕事内容や社風などもリアルに把握できるでしょう。

キャリア先輩

就活準備のつもりが、そのまま就活を終えられた、ということもあり得るよ。

長期インターンでビジネス経験を積む

在学中に社員と同じような仕事をこなしたら、社会人としての基礎スキルを習得できるでしょう。

ハーバード大学教授のロバート・カッツ氏は、必要なビジネススキルとして3つ挙げています。

必要なビジネススキル
  • テクニカルスキル:PC操作や電話対応の仕方など
  • ヒューマンスキル:円滑なコミュニケーション
  • コンセプチュアルスキル:論理的思考力や着想力など

さらに、ビジネスマナーや問題解決スキル、プレゼンテーションスキルなども身に付けられます。

キャリア先輩

スクールや研修では学びにくい、柔軟な対応力を現場で学べるよ。

長期インターンのデメリット

一方、長期インターンのデメリットもあります。やはり企業で働いてお金をもらうのは楽ではありません。

責任とプレッシャーがある

できるだけ楽をしてお金を稼ぎたいという学生には、長期インターンは向かないでしょう。もし、社外の人とメールのやり取りをするなら、「株式会社〇〇の××と申します」というようにまるで社員かのように対応することになります。

単純に時給が良いからという気持ちで参加すると、インターン先の社員に迷惑をかけるかもしれないですし、自分もつらく感じるのではないでしょうか。

キャリア先輩

長期インターンは貴重な経験をする一方で、責任とプレッシャーがあることを知っておこう。

アルバイトより労働条件が厳しいことが多い

また、長期インターンはアルバイト以上に時間を割く必要があることが多いです。労働条件が、日中の平日のみや、週4日以上勤務などのケースも少なくありません。学校から近いインターン先を選んだり、休学したりする学生もいるようですね。

キャリア先輩

ただし、なかには週1日から勤務OKの長期インターンもあるんだ。いろいろ探してみるといいよ。

学業や部活などとの両立が難しい

大学の研究で忙しい理系学生や部活に力を入れている学生は、長期インターンに参加しにくいという声をよく聞きます。

夕方以降に参加する長期インターンもないわけではありませんが、数としては少ないので、選考が厳しいです。学業や部活などとの両立は困難だといえるでしょう。

とはいえ、先ほども言った通り、週1日から勤務OKの長期インターンもあるので、諦めずにじっくり探してみることをおすすめします。

キャリア先輩

本腰を入れて長期インターンに参加したければ、休学という選択肢を考えるのもありだね。

いい長期インターン先の探し方

なかなか条件に見合ういい長期インターン先を見つけて働くのは大変なことです。しかし、得られるメリットが多いので、探してみる価値があります。いい長期インターン先の探し方をご紹介しましょう。

求人情報サイトを使う

求人情報サイトを使うのが最もスタンダードでしょう。

意外と多くあることに驚かれるかもしれませんね。早い人だと大学1年生から長期インターンを始めています。

キャリア先輩

営業や事務職、エンジニアなど種類は豊富だから、チェックしてみるといいよ。

気になる企業のホームページをチェックする

「この会社に行きたい!」というのが明確に定まっているのなら、企業ホームページをチェックしましょう。インターンのページが設けられていることがあります。

後輩ちゃん

インターンに関する情報だけでなく、早いうちから「企業の求める人材」を意識しておくと良いですね。

イベントに参加する

さらに、リクナビやマイナビなどがインターンシップを開催する会社を集めた合同説明会を主催しています。その他にも、「UNICORN‐5社合同有給長期インターン選考会」というイベントが開催されました。

「ユニコーン企業」とは評価額10億ドル以上の非上場、設立10年以内のベンチャー企業のことをいいます。起業してから年数が浅いにも関わらず多額の評価額を得ているというわけです。UberやAirbnb、メルカリなどがあります。

キャリア先輩

急成長ベンチャーは、楽ではないけど得られるものも多いよ。

まとめ

長期インターンは、簡単にいうと「お金を稼ぎながらビジネス経験を積める最高の機会」です。そのチャンスは学生にしか与えられないことがほとんどなので、社会人になってから後悔する前に経験することをおすすめします。

人気企業の長期インターンの選考は厳しいですが、面接対策やプレゼン練習をしてチャレンジしてみませんか。

新卒入社したときに、基礎的なビジネススキルが身に付いていると、ずいぶん楽になりますよ。基本的なことをマスターできれば仕事の幅が広がります。どうせアルバイトでお金を稼ぐなら、長期インターンという選択肢を候補に加えてみませんか。

編集者1

杉田 陸 - キャリアクラス編集部

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新卒で福岡県のメーカー企業に入社し、営業とSNSマーケティングを経験。1年半後、本当にやりたいことを見つめ直し、未経験でWebマーケティング業界への転職を決意。2021年8月にウェブココル株式会社へ入社する。自身の第二新卒で転職を成功させた体験をもとに記事コンテンツの作成する。一般社団法人プロティアン・キャリア協会が行う『プロティアン・キャリア検定資格』に合格(合格証明)。
※プロティアンキャリア検定は、自身・他者のキャリア開発に活かせる、変化する新時代のための認定資格

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編集者2
千田 究太郎 - キャリアクラス編集部

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新卒でマーケティング支援会社に入社。その後、Web広告を扱う企業を中心に二度転職を経験したのち、ウェブココル株式会社に入社。自身の転職成功経験を踏まえて、主に第二新卒〜若手の転職情報に精通。最新の転職情報をお届けします。

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大島 大地 - ウェブココル株式会社取締役

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新卒で東証プライム上場メーカーへ入社。その後上場企業傘下のWebメディア企業へ転職し、ウェブココル株式会社の取締役へ就任。採用の全責任者として、年間100名近くの採用選考を実施し、社員0名→25名へグロース。自社において幅広いなリクルーティングサービスを利用し、多くのサービスに精通。採用側の視点でサービスのファクトチェックや記事内容を精査しています。

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執筆者情報

キャリアクラス編集部のメンバーは全員転職経験者で構成されています。また、転職サービスを複数利用して転職活動を成功させたメンバーです。キャリアに悩んだ経験のある我々だからこそ発信できるキャリアの情報をお届けします。

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