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プログラミング言語やIT職種別年収などを徹底アンケート調査!

後輩ちゃん

プログラミング言語やIT職種などで年収はどれくらい違いがあるんだろう?誰か詳しい人に教えてほしい!

こんな疑問を解決します。

本記事では、現役エンジニアのプログラミング言語やIT職種別などの年収を、99人の現役エンジニアにアンケート調査を行い徹底調査しました!

・プログラミング言語別年収
・IT職種別年収
・上場/非上場企業別年収
・開発形態別(自社開発/受託開発/SES)年収

上記のような方におすすめの記事となっています。

キャリア先輩

本記事を読むと、あなたが気になるプログラミンス言語の年収とあなたが選ぶべきプログラミング言語が判断できます。


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プログラミング言語の年収ランキング調査結果

プログラミン言語年収ランキング
1位:C++ 740万円
2位:Python 579.1万円
3位:C# 564.4万円
4位: Shell 526.7万円
5位:HTML/CSS 525.0万円
6位:PHP 488.6万円
7位:Java 482.5万円
8位:JavaScript 461.7万円
9位:SQL 458.9万円
10位:RUby 450.0万円
調査項目概要
調査方法インターネット調査
調査対象現役ITエンジニア
調査期間2022年4月20日~2022年4月27日
調査人数99人

現役ITエンジニアを対象に、現在業務でメインで利用しているプログラミング言語と現年収について調査しました。

ITエンジニアの種類を幅広く取り実態調査したため、インフラエンジニアやWebデザイナーなどが利用しているShellやHTM/CSSなども対象に含めています。

結果、プログラミング言語の平均年収で1位はC++でした。

C++で回答いただいた方の平均年齢が高く、実務経験に比例して高くなっている可能性はあります。

ITエンジニアの年収概要

平均年収515.9
平均年齢38.2
男性平均年収556.6
女性平均年収417.6
ITエンジニア99人の年収調査

ITエンジニア99人のアンケート調査結果です。

プログラミング言語という切り口ではなく、全体の平均値を算出しています。

なお、国税庁の令和2年度分民間給与実態統計調査によると、2020年度の日本人平均年収は433万円でした。

433万円と今回の調査結果を比較すると、ITエンジニアの年収は80万円ほど平均より高い結果となっております。

求人ボックスという求人サイトの求人情報から算出した平均年収は497万円でしたので、大体近い結果になったかなと考えています。

キャリア先輩

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によると531万円でした。こちらも調査データと大きく乖離はしていないため、実態はこんなもんでしょう。

IT職種別平均年収ランキング

IT職種別年収ランキング
1位:AIエンジニア 1,300万円
2位:プロジェクトマネージャー 693万円
3位:セキュリティエンジニア 675万円
4位:ITコンサルタント 580万円
5位:サーバーサイドエンジニア 525万円
6位:データーベースエンジニア 523万円
7位:IoT・組み込みエンジニア 504万円
8位:Web開発エンジニア 489万円
9位:プログラマー 451万円
10位:クラウドエンジニア 435万円
11位:420万円

プログラミング言語と併せて、IT職種別の年収調査も行いました。

結果、1位はAIエンジニアの1,300万円となりました。

AIエンジニアは高年収で知られているため1位という結果は妥当と考えますが、回答者の方の年収が高く偏った側面は否定できません。

ただし、偏りがなくても上位に組み込む職種であることは間違いないと考えています。

2位のプロジェクトマネージャーが693万円と3位のセキュリティエンジニア675万円も、希少性や実際に採用の現場での市場価値から考えると妥当と考えます。

プロジェクトマネージャーはプロジェクトの責任者として重要なポジションを任せられるため、大きな役割とともに年収も上がって行きます。

セキュリティエンジニアは、エンジニアスキルをベースにした高度なセキュリティ対策に関する知見やインシデント対応ノウハウが身に付いているため、市場価値もかなり高くなってきています。

キャリア先輩

希少性やその高いスキルが評価され、年収も上がっていく構造であることがわかります。

ITエンジニアの上場/非上場別年収

上場/非上場別年収ランキング
1位:上場 584万円
2位:非上場 495万円

所属している会社の上場/非上場を軸に平均年収を調査いたしました。

結果、上場企業が584万円で非上場が495万円でした。

キャリア先輩

上場企業の方が会社の規模も大きく財務状況は良いのが一般的なので、この結果も違和感はありませんでした。最近は非上場ベンチャーでもITエンジニアの年収は高い傾向にありますが、全体の統計で見ると結果的に上場企業の方が年収が高い傾向にありました。

開発形態別年収ランキング

開発形態別年収ランキング
1位:自社開発538万円
2位:受託開発512万円
3位:SES 468万円

開発形態別年収は、自社開発が538万円と1位でした。

受託開発は512万円、SESは468万円と1位に及ばずでしたが、受託開発やSESなど請負構造でマージンが引かれてしまうため、どうしても自社開発よりも低くなる傾向にあります。

キャリア先輩

未経験からのエンジニア転職だといきなり自社開発は難しい部分はありますが、プログラミングスクールによっては自社開発企業への転職を強みにしているところもあります。

プログラミング言語年収ランキング1位:C++

プログラミング言語年収ランキング1位のC++でできることは以下の通りです。

C++でできること
  • 機械制御
  • IoT
  • AI
  • ロボット制御
  • 業務系システム
  • ゲーム開発

プログラミング言語というと、Webサイトの開発やアプリケーションの開発を思い浮かべる人が多いです。

C++はWeb開発ではなく、IoTなどの機械制御系やAI開発などがメインとなります。

親しみやすさは他の言語と比べて低いため、使いこなせると職人的な位置付けで安定したポジションを確保することが可能です。

そのため、アンケート結果でも回答者の平均年齢が高く年収も高くなっていると考えられます。

キャリア先輩

Web系でキラキラというよりかは、職人気質で安定して仕事をしたい人におすすめです。

プログラミング言語年収ランキング2位:Python

プログラミング言語年収ランキング2位のPythonでできることは以下の通りです。

Pythonでできること
  • AI
  • スクレイピング
  • データ分析やデータ処理
  • Web開発
  • Android開発

PythonもWeb開発というよりかは、AIやデータ分析・データ処理系での利用シーンが多いと考えます。

特にAI系などでの利用も多く、AIエンジニアの年収もWeb開発エンジニアの年収よりも高い傾向にあります。

キャリア先輩

PythonもWeb開発というよりかはデータ処理などで使われるシーンが多いと考えます。

プログラミング言語年収ランキング3位:C#

プログラミング言語年収ランキング3位のC#でできることは以下の通りです。

C#でできること
  • Web開発
  • ゲーム開発

C#はオールラウンドに様々な開発を行うことができます。

ただし、C#はC++から派生したプログラミング言語です。

そのため、初学者が取り組むには少々不向きです。

他のプログラミング言語よりも年収が高いのは、参入障壁が高いことが理由として考えられます。

プログラミング言語年収ランキング4位:Shell

プログラミング言語年収ランキング4位のShellでできることは以下の通りです。

Shellでできること
  • OS操作
  • 簡易なデータ処理

プログラミング言語と記載していますが、LinuxやUnixなどのOSを操作するための操作コマンドで、アプリケーション開発に利用するプログラミング言語ではありません。

ただし、OS操作やOS上の簡易なデータ処理などはShell Scriptで実行可能です。

バックエンドエンジニアやインフラエンジニアと呼ばれる職種では必須のスキルです。

インフラエンジニアはITエンジニアの中ではあまり人気のない職種で需要と供給のバランスが少し悪く、多少年収も高めに出る傾向があります。

プログラミング言語年収ランキング5位:HTML/CSS

プログラミング言語年収ランキング5位のHTML/CSSでできることは以下の通りです。

HTML/CSSでできること
  • Webページの作成(HTML)
  • Webページのデザイン(CSS)

プログラミング言語と記載していますが、Webページを作成することが目的であるため、HTML/CSSを学んだからと言って、Webアプリケーション開発ができるようになるわけではありません。

・Webからの予約
・Webからの登録
・商品購入や申し込み

上記のような機能は、後述するJavaやPHPを学ばないと実装することができません。

Web上のボタンはHTML/CSSで作成するが、ボタンを押した後の処理はプログラミング言語に引き渡して処理を行うイメージです。

Webデザイナー職の方はHTML/CSSのスキル&デザインスキルが身についているため、比較的年収も高めになっていると考えられます。

プログラミング言語年収ランキング6位:PHP

プログラミング言語年収ランキング6位のPHPでできることは以下の通りです。

PHPでできること
  • Webアプリケーション開発
  • 社内システム開発

PHPでは、Web開発などをメインに行うことができます。

WordPressなどのCMSと呼ばれるWebサイト構築システムもPHPが利用されています。

PHPは記述した順番に処理がされていくスクリプト言語であるため、初学者でも理解がしやすいプログラミング言語です。

独学で学ぶことも不可能ではないため利用者も多く、人材市場では若干飽和気味であるため、年収も低くなる傾向にあります。

プログラミング言語年収ランキング7位:Java

プログラミング言語年収ランキング7位のJavaでできることは以下の通りです。

Javaでできること
  • Webアプリケーション開発
  • 業務システム開発
  • 組み込みシステム開発

Javaは、Webアプリケーションや業務システム開発などで利用されているプログラミング言語です。

世界で最も利用されているプログラミング言語の一つと言っていいでしょう。

そのため、開発者も多く年収は少し低めになりがちです。

プログラミング言語年収ランキング8位:JavaScript

プログラミング言語年収ランキング8位のJavaScriptでできることは以下の通りです。

JavaScriptでできること
  • Webアプリケーション開発
  • スマホアプリ開発

JavaScriptは、Webブラウザ上で多くの動きを与えられるプログラミング言語です。

ユーザのスクロールに合わせて表示を変えたり、フィールドに入力された項目に合わせて候補を表示することができます。

また、近年では技術開発が進み、スマホアプリの開発(ReactNative)が可能になっています。

プログラミング言語年収ランキング9位:SQL

プログラミング言語年収ランキング9位のSQLでできることは以下の通りです。

SQLでできること
  • データベースの操作

SQLはアプリケーション開発で利用するプログラミング言語ではなく、データベース操作言語です。

データをデータベースから取り出したり、更新したり、削除するための言語です。

データベース自体が複雑な設計が必要だったり、操作言語として特殊性があるためデータベースエンジニアが主に利用している言語です。

バックエンド系のエンジニアとして、プログラムからデータベースへのデータ取り出し処理指示からSQLの発行まで一貫した業務を行うことが多いです。

プログラミング言語年収ランキング10位:Ruby

プログラミング言語年収ランキング10位のRubyでできることは以下の通りです。

Rubyでできること
  • Webアプリケーション開発
  • スマホアプリ開発
  • スクレイピング

Rubyはスクリプト言語であるため、初学者も理解しやすい言語です。

多くのプログラミングスクールでも学習対象として採用されています。

学びやすい分、Rubyの技術者も多く競争原理が働いて年収は低くなりがちです。

プログラミング言語の年収を確認しつつ、エンジニアキャリアを検討しよう!

プログラミング言語の年収を現役エンジニアが主に利用している言語をベースに調査しました。

言語の特性や経験年数などによって変わってくる側面はありますが、ITエンジニア自体の年収はITエンジニア以外と比較して高い傾向にあります。

年収を重視するのか、Web開発など従事する業務内容を軸に選ぶのか自分の価値観を改めて振り返り、自分に合ったプログラミング言語やIT職種を選択するようにしましょう。

編集者1

杉田 陸 - キャリアクラス編集部

プロフィールを見る

新卒で福岡県のメーカー企業に入社し、営業とSNSマーケティングを経験。1年半後、本当にやりたいことを見つめ直し、未経験でWebマーケティング業界への転職を決意。2021年8月にウェブココル株式会社へ入社する。自身の第二新卒で転職を成功させた体験をもとに記事コンテンツの作成する。一般社団法人プロティアン・キャリア協会が行う『プロティアン・キャリア検定資格』に合格(合格証明)。
※プロティアンキャリア検定は、自身・他者のキャリア開発に活かせる、変化する新時代のための認定資格

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編集者2
千田 究太郎 - キャリアクラス編集部

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新卒でマーケティング支援会社に入社。その後、Web広告を扱う企業を中心に二度転職を経験したのち、ウェブココル株式会社に入社。自身の転職成功経験を踏まえて、主に第二新卒〜若手の転職情報に精通。最新の転職情報をお届けします。

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ファクトチェック
大島 大地 - ウェブココル株式会社取締役

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新卒で東証プライム上場メーカーへ入社。その後上場企業傘下のWebメディア企業へ転職し、ウェブココル株式会社の取締役へ就任。採用の全責任者として、年間100名近くの採用選考を実施し、社員0名→25名へグロース。自社において幅広いなリクルーティングサービスを利用し、多くのサービスに精通。採用側の視点でサービスのファクトチェックや記事内容を精査しています。

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執筆者情報

キャリアクラス編集部のメンバーは全員転職経験者で構成されています。また、転職サービスを複数利用して転職活動を成功させたメンバーです。キャリアに悩んだ経験のある我々だからこそ発信できるキャリアの情報をお届けします。

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