- 筆者の体験上、仕事を辞めたい時には辞めたほうがいい。
- 辞めて転職した後に自分にあった環境や仕事が見つかることもある。
- ただし、無策で止めると収入がなくなるため準備をしてから仕事はやめよう。
仕事を辞めたいけど何がしたいかわからない時の5つの対応方法
仕事を辞めたいけど、何をしたらいいか分からないという悩みを持っている人はいると思います。
そこで仕事を辞める時にするべき対応を5つ紹介します。
①自分が過去楽しかった仕事を振り返る
何がしたいのかわからない事は誰にでもあります。
私も常に何がしたいのか明確に言語化できていない状況が続いていました。
そういった場合は、今の仕事において過去に楽しかった仕事について振り返ってみましょう。
- プロジェクトメンバーと一緒にゴールできた
- 仕事を任せられてやり遂げられた
- 企画から検討して実行まで担当した
などなど、エンジニアや接客など職種以外にも、業務内容や環境に応じて「楽しかったこと」「やりがいのあったこと」があるはずです。
まずは、業務内容や環境をベースに振り返って書き出してみましょう。
業務内容や環境が転職活動をする時の企業選択の軸になってきます。
②副業をやってみる
今の仕事にやりがいを感じることができなくなった場合、副業をやってみるのもあります。
私も副業でメディア運営をしていますが、「本業は生活のため」「副業は自己実現のため」と、棲み分けられています。
例えば、Webライターなんかは文章を書くのが好きな人にとっては楽しんで取り組むことができる可能性があります。
ただし、転職でいきなり未経験職種に転職するのは抵抗がありますよね。
そういう場合は、クラウドワークスのような副業用の業務が行えるサービスを利用してまずは副業として体験してみるのもあります。
未経験OKの業務も数多く募集しています。
当メディアの運営支援者も、未経験者OKでクラウドワークスで採用していたりします。
副業をすることで、仕事の幅を増やすことが出来たり、新しいことを学ぶことができます。
今の仕事だけでは得ることができないことが得られる可能性があります。
ただし、会社で副業が禁止されている場合もありますので、必ず就業規則を確認しましょう。
③転職サイトで求人を見てみる
「色々考えたけど、やっぱり仕事を辞めたい」と思う人は、まずは実際に
転職サイトは無料で利用することができます。
他の会社の募集要項や仕事内容、待遇などを見て、今の会社と比べてみてください。
ひょっとしたら、自分がワクワクするような求人に出会えたり、やりたいと思う仕事が見つかる可能性があります。
転職するかどうかは、見つけた求人などの業務内容を見ながら、焦らずに後で考えれば良いです。
④転職スカウトを受けてみる
テレビCMでお馴染みの
転職スカウトサービスに登録すると、あなたのことが気になる企業から転職スカウトが届くことがあります。
全く興味のない企業から声も掛かることもあれば、「え?この仕事面白そう!」なんてことに気づくこともあります。
「カジュアル面談でまずは軽くお話ししましょう!」と、声をかけられることもありますので、気になる仕事があればカジュアル面談なんかをやってみるのもありです。
⑤転職活動をする
「もう限界なので積極的に転職活動がしたい!」「自分が行きたいと思う企業が見つかった!」こんな人は、転職活動をしましょう。
転職をするなら、転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントは無料で利用できますし、あなたにあった求人を探して提案してくれます。
キャリアコンサルタントがあなたの心の奥底にある価値観を引き出してくれて、思っても見ない職種を提案してくれる可能性もあります。
転職エージェントを利用するなら、求人数が多く全国展開している大手の転職エージェントの利用をおすすめします。
大手の転職エージェントなら、大手企業の求人も多く集まっており有利な条件で転職できる可能性が
大手の転職エージェントなら、以下の2つがおすすめです。
転職エージェント | おすすめ度 | 概要 |
---|---|---|
ワークポート | 5.0 | IT系中心の転職エージェントで求人数は8万件と業界最多クラス。未経験求人に強く転職決定人数業界No.1の実績あり。 |
リクルートエージェント | 4.8 | 求人数は業界ダントツの30万件。業界最大手のリクルートが運営。 |
一番のおすすめは業界最大級の求人数を誇り、転職決定人数No.1の実績のあるワークポートです。
履歴書や職務経歴書を準備したり、行きたい企業の企業研究をしたり、転職活動の準備をします。
転職サイトから応募したり、転職エージェントを利用すると、転職活動がスムーズに進みます。
仕事を辞めた方がいい人
ここからは、仕事を辞めた方がいい人の特徴をあげていきます。
一つずつ見ていきます。
①労働環境への不満
今の仕事に、給与や残業時間、勤務内容などに不満がある場合です。
この不満が原因で辞める人は多いです。
給与が低いと感じていたり、残業時間が多い、残業代が支払われない状態、仕事が楽しくない、と感じる人は仕事を辞めた方がいいです。
給与が自分の仕事に見合っていないと感じていると、モチベーションも下がってしまいます。
残業代が支払われないのも大きな問題です。
また、残業時間が多いと、体調を崩す危険もあります。
②人間関係が悪い
人間関係が悪く、仕事を辞める人も多いです。
職場に気が合わない人がいたり、対応のキツい上司がいるなど、人間関係が上手くいかない場合もあります。
こちら側が上手く対応しようとしても、相手が変わらない限り、改善の余地がありません。
部署を変えたり、勤務地を変えるなどが出来ない場合、辞めることも考えましょう。
③ストレスが多い
自分の実力に仕事量が見合わなかったり、労働環境がキツかったり、正当な評価がされないなど、そういったことにストレスを感じる時があります。
まずは、同僚や先輩、上司に相談してみましょう。
そこで状況が改善された場合、まだその職場で働いてもいいと思います。
ただ、相談しても改善されなかったり、話を流されてしまったりした場合は辞めることも考えましょう。
④精神的に辛い、憂鬱
パワハラやセクハラ、過度な労働環境の悪さで、精神的に追い詰められてしまった場合、無理に仕事を続ける必要はありません。
仕事のために自分自信が壊れてしまっては、元も子もありません。
うつ病や精神疾患になる前にしっかりと休み、適切な治療を受けましょう。
会社に状況を説明し、休暇を取らせて貰えるなら休暇を貰い、取らせてくれなかったら辞めましょう。
仕事を辞めてはだめな人
一方で、焦ってすぐに仕事を辞めてはだめな人の特徴を以下にあげていきます。
精神的にきついものがないのであれば、副業などで誤魔化しつつ時間をかけて仕事と向き合うことをおすすめします。
①再就職の可能性が低い人
再就職の可能性が低い人は仕事を辞めるべきではありません。
再就職の可能性が低いと考えられる人は以下の通りです。
- スキルが身についていない人
- ルーティング業務しかこなしていない人
- 指示待ちの人
どれも、再就職の面接時に見破られて不採用となる可能性が高いです。
しっかりとスキルを身につけたり、能動的に仕事を作って成果を出す経験を積んでから仕事をやめることをおすすめします。
②今の環境に長くいる人
今の会社や環境に慣れてくると、会社の外に出た時に全然評価されないケースもあります。
仕事というのは、単純な自分のスキル以外にも、以下の要素も相まって成り立っています。
- 会社の商品知識
- 会社の同僚との関係性
- 積み上げてきた信頼
今の会社だからできていたことが、新しい会社や環境だと途端にできなくなることがあります。
私の会社でも前職で活躍していた人が、上記のようなことが原因で中々活躍できないということがあります。
自身の今の状況を振り返ってみて、今の会社の中だけ通用するスキルなのか、そうじゃないのかは振り返っておく必要があります。
【まとめ】基本やめてもいいが、自分の状況を冷静に見つつ判断しよう
ずっと悩んで仕事やプライベートに集中できなかったり、次の業務で新しいスキルを身につける機会も失ってしまう可能性があります。
ただし、すぐやめると後で後悔することもありますので、自分の状況をしっかりと見つつ判断するようにしましょう。