リクルートエージェントに登録したもののなかなか連絡が来ず、「門前払いされたのでは」と不安に感じている人もいるのではないでしょうか。
リクルートエージェントは業界の中でも利用者が多く、登録しても対応を後回しにされたり希望する求人がないと門前払いされたりするケースもあります。門前払いされたのには、スキル不足や転職回数が多い、希望条件が細かすぎるなどさまざまな理由が考えられます。
どうしてもリクルートエージェントを利用したい場合には、転職の希望条件を譲歩するのも1つの方法ですが他の転職エージェントを利用すると効率よく転職活動を進められるでしょう。
リクルートエージェントに門前払いされた場合には、dodaの利用がおすすめです。dodaはリクルートエージェントに次いで業界第2位の求人数を誇ります。リクルートエージェントでは機械的なサポートが多いという声がある一方で、dodaはサポートも親切で丁寧なので希望する求人が見つかるでしょう。
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リクルートエージェントで”門前払い”されるとは?
転職エージェントでは、門前払いされるケースが少なからずありますが、「門前払いされる」とは具体的にどのようなことが挙げられるのでしょうか。
以下では、「門前払い」について具体的に解説していきます。
少しでも「門前払いされている?」と不安に感じている人は、ぜひ参考にしてみてください。
登録したのに連絡がこない
転職エージェントに登録したのに連絡がこない場合には「門前払い」されたと感じる方もいるでしょう。
基本的に、転職エージェントは転職希望者からの申し込み内容を見て、保有している求人内で紹介可能な求人を調べます。その後、申し込みから2〜7日程度で面談日程の調整やサービス内容についての連絡が届きます。
そのため、1週間経過しても連絡が来ない場合には、紹介できる求人が見つからなかったという可能性が濃厚です。
しかし、登録内容に不備があったり迷惑メールボックスに入っていたりする可能性もあるので、一概に「門前払いされた」と落ち込むのではなく、申し込み内容の再確認や再登録も1つの方法です。
参考:https://www.r-agent.com/service/nagare/
面談や相談を断られる
転職エージェントに登録すると、まずは面談で希望条件を深くヒアリングされるケースが一般的ですが、面談や相談サービスが受けられない場合にも「門前払い」された可能性が考えられます。
登録された内容や転職先の希望条件によっては、合致する求人がなく内定を獲得できる可能性が低いと考えられ、面談の機会を設けられないケースもあります。
その場合には、希望条件を再考して変更することも1つの方法です。
参考:https://www.r-agent.com/service/nagare/
「紹介できる求人がない」と断られる
転職エージェントに登録してキャリアエージェントとの面談やヒアリングは行ったものの、その後、希望に沿う求人がないと断られるケースもあります。
リクルートエージェントは、約80万件を超える(2025年4月現在)豊富な求人を保有していますが、希望する地域や職種、本人の保有スキル・経験などによっては合致する求人が見つからない可能性もあります。
どうしてもリクルートエージェントを利用したい場合には、希望条件や保有スキルなど、合致する求人が見つからない原因をキャリアアドバイザーに確認するのも1つの方法です。
リクルートエージェントに門前払いされるのはなぜ?考えられる5つの原因
リクルートエージェントに門前払いされるのには、総じて「転職できる可能性が低い」と判断されたことが理由として考えられます。具体的には、以下の原因が考えられます。
1つずつ詳しく解説していきます。
希望条件を絞りすぎていて紹介できる求人がない
求人の希望条件を細かく絞り妥協できない人は、転職エージェントから門前払いされる傾向にあります。なぜなら、すべての条件に合致する求人でなければ納得できずに転職活動が長引く可能性があるからです。
転職活動が長引くと、エージェント側の利益にも繋がりにくくなります。
希望するエリアや希望年収などある程度の条件は必要ですが、試用期間中の条件や手当などの細かい条件まで設けてしまうと完全に合致する求人は見つかりにくいものです。
そのため、転職エージェント登録時にはある程度の条件のみを提示して、その後に条件を詰めていくように進めましょう。
年齢に対してスキルや経験が不足している
リクルートエージェントの登録に年齢制限は設けられていないため、誰でも登録自体は可能です。
しかし、保有スキルや経験が年齢に伴っていないとマッチする求人が少ない可能性があります。年齢相応の経験がなければ、繁忙期は後回しにされるケースもあります。
上記は年齢別の転職者の割合を示した図です。年齢別に見ても35歳を過ぎると割合が減少しているのが見て取れます。年々、求職者の募集や採用において年齢に関係なく均等な機会が与えられる傾向が高くなりつつありますが、まだ40〜50代の未経験転職は厳しいでしょう。
転職回数が多すぎる
転職回数が多いと、キャリアアドバイザーから「またすぐに辞めてしまうのでは」と懸念され、悪い印象を持たれやすい傾向にあります。なぜなら、転職エージェントが紹介した転職希望者が入社後すぐに退職してしまうと、転職エージェントが不利益を被ることになりかねないからです。
具体的に「転職回数が多い」とは、1年以内の再転職や4〜5回の転職経験があることなどが該当します。
転職回数が多い理由について納得できる内容を誠実に説明できれば、前向きなサポートが期待できるかもしれません。転職回数が多い人向け転職エージェント7選!体験談やNG行動も紹介の記事では、転職回数が多い方に向けておすすめの転職エージェントを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
社会人経験がない
転職エージェントに登録するまでに社会人経験がない場合にも、門前払いされる原因となりえます。なぜなら、社会人経験がないとどのような経験やスキルがあるかをアピールしにくいからです。
また、社会人経験者であれば社会人としてのマナーや知識は教える必要がありませんが、社会人経験がないと1から指導する必要があります。その分コストもかかるため、企業側からよく思われない可能性も考えられます。
ブランクが長い
前職からの空白期間であるブランクが長いことも、転職エージェントに門前払いされる原因になる可能性があります。目安として、3ヶ月以上のブランクがあると「なぜそんなに長い期間転職先が決まらなかったのか」と警戒されることが考えられます。
ただし、転職しなかった期間に育児や介護、留学など妥当な理由がある人もいるでしょう。
その場合にはサポートを受けられる可能性もあるため、女性の転職サポートや柔軟な働き方を提供しているなど自分の経歴に沿う求人を強みに掲げているエージェントを探すのも1つの方法です。
リクルートエージェントに門前払いされたときの対処方法
リクルートエージェントに門前払いされた場合の対処方法は、以下のとおりです。
門前払いされたとすぐに諦めずに、求人を紹介してもらうためにさまざまな方法を試してみましょう。
希望条件を絞りすぎている場合は緩和する
自分が提示している希望条件が細かい場合には、再度条件を見直してみましょう。
希望条件が自分の市場価値に見合っているかを再考して、見合った条件を提示し直すことで、当初は紹介されなかった求人を紹介してもらえる可能性が高まります。
まずは希望する地域や業種・職種の給与相場や仕事内容を調べて、自分の希望年収や希望条件が妥当であるかを確認しましょう。
希望年収や希望条件が妥当でない場合には、譲歩できる範囲で条件を変更するのが望ましいです。そのうえで、希望条件の優先順位を設けて譲れない条件と妥協できる条件に分けると、選択肢も広がります。
自力で転職活動を行う
リクルートエージェントに門前払いされた場合には、転職エージェントを利用せずに自力で転職活動を行うのも1つの方法です。
転職エージェントを介さない企業への直接応募だと、採用費用がかからないため、採用ハードルが若干下がることもあります。また、求人サイトに掲載されていないケースもあるため、倍率も低く、内定を獲得できる可能性が高まります。
ただ、自力で転職活動を行うと、本来転職エージェントのサービス内容に含まれているはずの書類添削や面接対策が受けられないため、自分で念入りに対策することが重要です。
別の転職エージェントを利用する
リクルートエージェントから門前払いされた場合には、ほかのエージェントを試してみましょう。
転職エージェントはそれぞれ強みとしている分野が異なるため、転職エージェントを変えるだけで、自分の希望条件に合致する求人が見つかる可能性があります。
その際には、複数社転職エージェントに登録して、さまざまなキャリアアドバイザーと面談してみると相性の合うエージェントが見つかりやすい傾向にあります。
なぜリクルートエージェントから連絡がなかったのかを自分なりに整理したうえで、こちらの転職エージェントも利用してみましょう。
リクルートエージェントに門前払いされた人におすすめの転職エージェント
リクルートエージェントに門前払いされた人には、以下の転職エージェントがおすすめです。
以降で詳しく解説します。
リクルートエージェントに次ぐNo,2の豊富な求人数『doda』

名前 | doda |
料金 | 無料 |
求人数 | 公開求人:246,674件 非公開求人:- (2025年4月24日現在) 今の求人数:公式HP参照 |
対象年代 | 20代~60代 |
対応エリア | 全国 |
オンライン面談 | 可 |
得意分野・業界 | 全業界、全職種 |
公式HP | https://doda.jp/ |
企業情報を見る
運営会社名 | パーソルキャリア株式会社 |
拠点 | 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F |
書類添削の有無 | あり |
面接対策の有無 | あり |
スカウト機能の有無 | あり |
連絡手段 | メール、電話 |

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- 求人数の多さ
- 5
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- 取り扱い
業種数 - 4
- 取り扱い
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- 利用者満足度
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- 5
- サポート
対応
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- 利用実績
- 5
- 25万件(2025年4月現在)を超える豊富な求人数を保有
- 転職市場に精通したスタッフがマンツーマンでサポート
- 年収査定や転職タイプ診断などの無料診断ツールが豊富
dodaはdodaXやdoda新卒エージェントなど就職・転職に関する支援を幅広く提供しているパーソルキャリアが運営する転職エージェントです。
全業界・全職種の豊富な求人を取り扱いながらも、サポートの質に力を入れていることが魅力です。
大きな実績や保有スキルに自信がなく、ほかのエージェントでは希望する求人が見つけられなかった場合でも、キャリアアドバイザーが親身になってアピールできる強みや求めている働き方を探ってくれます。
また、自己PR診断や合格診断など無料で利用できる診断ツールも豊富に用意されているため、アドバイザーからだけではなく自分自身でもさまざまな情報を得るための環境が整っています。
希望する求人が見つかるか不安でも、キャリアアドバイザーが寄り添ってサポートしてくれるため、納得できるまで転職活動に向き合えるでしょう。
\手厚いサポートが魅力/
- 自分に合わない求人を紹介された
- メールや連絡の管理が大変
スキルや経験不足が原因の20代であれば『キャリアスタート』

名前 | キャリアスタート |
料金 | 無料 |
求人数 | 公開求人:- 非公開求人数:- (2025年4月24日現在) ※今の求人数:公式HP参照 |
対象年代 | 10代後半から30代前半 |
対応エリア | 全国 |
オンライン面談 | 可 |
電話番号 | 070-1202-4387 ※登録後、上記番号から電話がかかってきます |
得意分野・業界 | 第二新卒など、若手の転職支援に特化 |
公式HP | https://careerstart.co.jp/ |
詳細を見る
運営会社名 | キャリアスタート株式会社 |
拠点 | 東京都港区新橋2-6-2 新橋アイマークビル8F |
書類添削の有無 | あり |
面接対策の有無 | あり |
スカウト機能の有無 | なし |
連絡手段 | メール、電話 |

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- 求人数の多さ
- 4
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- 取り扱い
業種数 - 4
- 取り扱い
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- 5
- 利用者満足度
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- 5
- サポート
対応
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- 利用実績
- 5
- 20代の第二新卒やフリーターなどの転職に特化
- マッチング分析に尽力して入社後の定着率は92%以上
- 徹底した面接トレーニングで平均1ヶ月での内定獲得実績あり
キャリアスタートは、第二新卒やフリーター転職支援に特化したエージェントで、20代の利用者が多いサービスです。
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リクルートエージェントにこだわるなら!門前払いされないためのポイント5つ
どうしてもリクルートエージェントからのサポートを受けたい場合には、以下のポイントに注意しましょう。
1つずつ詳しく解説します。
書類は丁寧に具体的に記入する
リクルートエージェントに提出する書類は、丁寧かつ具体的に記入することが重要です。なぜなら、職歴やスキル、成果を細かく記載することで、エージェント側は多くの情報を得られるからです。
求人を探す際には情報が多い方が探しやすく、希望する条件に完全合致は難しくとも、紹介される求人がまったくない状況は避けられるはずです。
そのため、「とりあえず提出すればいいや」ではなく、出来るだけ時間をかけて丁寧に記入するようにしましょう。
希望条件に柔軟性を持たせる
リクルートエージェントを利用したい場合には、希望条件を絞り過ぎずに、譲れる条件やこだわらない部分を考えておきましょう。
年収や勤務地、職種などの希望条件をあまりに絞り過ぎると、合致する求人がなくなる可能性があります。求人が複数出揃ったあとで条件によって吟味すればいいので、まずは条件を広範囲に広げて、どのような求人があるのかを知ることも重要です。
また、希望条件を複数設けたあとで、妥協できるラインを明確にしておくことで、転職する際の軸をぶらさずに希望が叶えられるでしょう。
転職理由や将来像を整理しておく
リクルートエージェントを利用したいなら、転職理由や将来像を整理しておきましょう。転職後のキャリアパスや働き方を面談前に言語化しておくことで、エージェント側も転職希望者の要望が把握でき、サポートしやすくなります。
また、転職理由を説明する際には、「残業が多かった」「上司と相性が合わなかった」などのネガティブな理由を並べるのではなく、「やりたいことが実現できる環境が見つかった」「キャリアアップしたかった」などとポジティブに言い換えるのがおすすめです。
そうすることで、前向きな転職を支えたいとエージェント側の手厚いサポートが受けやすくなるはずです。
直近の活動状況を正直に伝える
リクルートエージェントのサポートを受けたい場合には、直近の活動状況はすべて正直に伝えましょう。
キャリアアドバイザーに隠していることや本音で相談できていないと、アドバイザーとの間に壁ができたり希望に合致する求人に出会えなかったりしてスムーズに転職活動ができない可能性があります。
また、他社エージェントサポートを複数社から受けていたとしても、正直に伝えたうえで「リクルートエージェントのサポートを受けたい」という姿勢を見せることで熱意を受け取ってもらえるでしょう。
社会人としての最低限のマナーを意識する
リクルートエージェントのサポートを受けるうえで、社会人としての最低限のマナーは守るようにしましょう。
エージェントへの登録内容や面談時の言葉遣いの丁寧さ、対応の早さなどもキャリアアドバイザーからの信頼性に繋がります。
転職希望者が時間を作って本気で向き合っているという熱意が伝われば、多くの転職希望者の中でもエージェント側が優先して対応してくれる可能性も考えられます。
リクルートエージェント利用者からよくある質問
リクルートエージェントを利用する人からよくある質問に回答します。
リクルートエージェントの利用を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
リクルートエージェントに登録だけして面談しないのは可能?
リクルートエージェントに登録すると、キャリアアドバイザーとの面談後に求人紹介・書類添削などのサービスを受ける流れが一般的ですが、希望によっては面談なしでも利用は可能です。
ただ、面談しない場合には他の方法を活用する方が効率よく転職活動を進められる可能性もあります。詳しく知りたい人はリクルートエージェントと面談したくない!登録だけして無視は大丈夫?の記事を参考にしてみてください。
リクルートエージェントとdodaどちらを利用すべき?
人気の大手エージェントであるリクルートエージェントとdodaでは、それぞれ特徴が異なるため、自分の希望により沿う方を利用するのがおすすめです。
それぞれの違いや口コミなどはdodaとリクルートエージェントのどっちを使うべき?6項目の比較と実体験をもとに徹底解説の記事で解説しているので、両者を深く知りたい人はぜひ参考にしてみてください。
リクルートエージェントを利用したら今の会社にバレない?
リクルートエージェントに登録しても、登録者の情報が現在の会社に伝わることはありません。なぜなら、リクルートエージェント側が許可なく登録情報を公開することはないからです。
ただし、リクルートエージェントを利用していることがバレるケースもあります。詳しく知りたい人は、リクルートエージェントの利用は今の会社にばれる?気をつけるべきポイントやおすすめの設定を紹介の記事で解説しているので参考にしてみてください。
まとめ:リクルートエージェントに門前払いされたらdodaの利用がおすすめ
リクルートエージェントに登録したのに連絡が来ない、求人をなかなか紹介されないと悩んでいる人は、変わりにdodaを利用するのがおすすめです。
dodaはリクルートエージェントに次ぐ業界第2位の求人数を誇り、アドバイザーのサポートが手厚いのが特徴です。そのため、スキルや経験に不安要素があっても、丁寧なヒアリングからぴったりの求人が見つかる可能性が期待できるでしょう。
\手厚いサポートが魅力/