SESから脱出するには？具体的なステップやおすすめの転職先4つを紹介

SES（客先常駐）では自分の希望の仕事ができない、社内キャリアアップができないといった理由から「脱出したい」と考える人は一定数いるでしょう。

SES企業を脱出すると、キャリアアップして収入が増えたり、自分の好きな仕事に携われたりといったメリットがあります。

本記事では、SESを脱出する具体的なステップや、おすすめの転職先について解説するので、自分に合った企業で働けるようにしっかりチェックしておきましょう。

SES企業から脱出したい人は、転職エージェントのレバテックキャリアに相談するのがおすすめです。レバテックキャリアはエンジニアの転職に強く、あなたのスキルや経験を最大限生かせる求人を紹介してくれます。また、高待遇の案件を多数保有しているので、満足できる条件で転職が可能です。

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【結論】SESを脱出して転職成功するチャンスは大きい

IT求人は年々増加傾向にあるため、SESを脱出して転職できるチャンスは今非常に大きいと言えます。

実際に株式会社GEEKLYのおこなった調査では、事業会社のIT求人が22年から23年にかけて80％以上も増加していることがわかりました。

事業会社以外のIT求人も増加しているので、SESから脱出する際はさまざまな選択肢を取れる可能性があります。

エンジニアとしてのスキルや経験を活かせる場所は、SES以外にも自社開発企業や社内SE、フリーランスなど多様な道が考えられます。

特に、クラウド技術やプログラミング言語の習得は、転職市場での強みです。キャリアチェンジに成功すれば、働き方や待遇の改善が期待できるため、今こそ積極的に行動しましょう。

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SESを脱出したい人がまず考えるべきこと

SESを脱出したいと思ったら、まずは現状を分析して以下の2点を洗い出しましょう。

しっかり現状を分析して、転職した場合と待遇や環境がどう変わるのか事前に把握しておかなければ、転職して後悔する可能性があります。

一刻も早く脱出したくても、まずは冷静に考えることを心がけてください。

SESを脱出したいと思う理由はなにかを整理・深堀りする

まずは、自分の現状を分析して、なぜSESを脱出したいのか考えましょう。SESを辞めたいと考えている人によくある理由は、以下の通りです。

辞めたい理由を明確にしておくと、転職活動を始める際に不満点を解消できる企業に絞って転職できるようになるので、ミスマッチの確率を減らせます。

特に、SESは客先で仕事をする特殊な勤務形態なので、SESならではの辞めたい理由があります。SESならではの理由で辞めたいと考えているなら、SESを避けて転職するだけで問題が解決するでしょう。

SESならではメリットも把握しておく

SESを辞めたい理由だけでなく、SESにいるメリットも把握しておきましょう。メリットも把握しておくことで転職したら何を失うのかが確認でき、脱出すべきかどうかの判断材料になります。

SESならではのメリットには、以下のようなものがあります。

SESのメリットは、さまざまな客先で働くことによって人脈が広がることや、幅広いスキルが身につくことなどです。

ただし、デメリットと比較して上記のメリットが自分にとってそれほど大きくない、あるいはなくなっても大丈夫なら脱出しても後悔はしにくいでしょう。

SESから脱出する方法

SESから脱出したいと思ったら、以下の順番に沿って脱出を進めましょう。

どのステップもSESから納得の転職を果たすために重要な要素になるので、しっかり確認して欠かさず実践してください。

【ステップ1】脱出したい理由を整理し軸を決める

まずはSESを脱出したい理由を整理して、転職の軸を決めましょう。

たとえば、「多重下請けが多く報酬が見合わない」という理由でSESを脱出したいなら、転職先は自分のスキルに合った収入を得られる企業である必要があります。また、下請けを避けるなら自社開発をおこなっている企業が理想です。

理由が複数ある場合は、すべての軸に当てはまる企業を探すのが理想ですが、希望条件を絞り込み過ぎると企業の選択肢が少なくなってしまいます。

理由が複数あるのは問題ありませんが、自分のなかで「ここだけは譲れない」といった軸を決めて優先順位をつけると柔軟な選択肢が生まれるでしょう。

【ステップ2】適切な情報収集を行う

続いて、企業の情報や自分のスキルがどんな職種で活かせるのかなど、転職に必要な情報収集をおこないましょう。特に、応募する企業の情報収集は転職の成否を分ける最重要事項です。

情報収集が甘く、入社してから求人との条件の違いやミスマッチに気づき後悔するエンジニアは多くいます。

そうならないために、情報収集する際は自分だけでなく、転職エージェントに相談して転職のプロのアドバイスも受けましょう。

転職エージェントは一般的には知ることのできない企業の内部事情にも精通しているため、企業選びに失敗する確率を下げられます。

また、転職エージェントを選ぶ際はエンジニアの技術や仕事内容に理解のある特化型のものを必ず使うべきです。

IT人材転職サービス「ウィルオブテック」の調査では、転職エージェントとの面談で苦労したことについて、エージェントがエンジニアの技術について理解しておらず困ったといった経験が半数以上という結果になりました。

自身の市場価値を適正に評価してもらうためにも、エージェント選びは注意しましょう。

【ステップ3】自分でも企業の内部情報のリサーチを怠らない

転職エージェントを利用すれば企業の内部情報まで教えてくれますが、最終的に入社するのは自分なので、最後は自分でもしっかり調べましょう。

転職エージェントの内部情報は担当者の主観が入っている可能性もあるため、自分で判断しないまま鵜呑みにすると、入社後にイメージとのギャップを感じる可能性があります。

特に、企業で実際に働く労働者の声がわかる口コミサイトは、自分が働くイメージがつきやすいのでおすすめです。

特に転職会議は20万件以上の口コミが掲載されており、求人情報も併せて見られるのでおすすめです。

SESから脱出におすすめの転職エージェント

SESから脱出するなら、現職のスキルや経験を活かしてキャリアアップ・収入アップを目指したい人は多くいるでしょう。

自分の市場価値を適正に評価してもらいつつ転職するなら、以下のようにエンジニア特化の転職エージェントを利用するのがおすすめです。

ここからは、それぞれのエージェントについて詳しく解説するので、自分に合いそうなサービスに相談して転職サポートをしてもらいましょう。

SESにおすすめの転職エージェントについては「SES転職におすすめのエージェント8選！自社開発やエンジニア以外への転職におすすめのサービスも紹介」で詳しく解説しています。

エンジニア転職の定番『レバテックキャリア』｜高年収・ホワイト企業への転職実績豊富

名前	レバテックキャリア
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求人数	ITエンジニア求人：36,695件 デザイナー求人：5,657件 非公開求人：- (2025年1月8日現在) 今の求人数：公式HP参照
対象年代	20代～40代
対応エリア	東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・福岡
オンライン面談	可
得意分野・業界	IT・Web業界のエンジニアやデザイナー
公式HP	https://career.levtech.jp/

レバテックキャリアは、IT・Web業界に特化して15年以上のサポート実績を持つ転職エージェントです。そのため業界への転職ノウハウについて熟知しているだけでなく、企業の内部事情などにも精通しているので、確実に納得できる企業に転職したい人におすすめです。

キャリアアドバイザーはSES企業からの転職サポート経験も豊富なため、SESを脱出したい事情を理解したうえで最適な転職先を紹介してくれます。

そのため、SESから脱出後も自分のスキルや経験を活かしつつ、不満を解消して働けるでしょう。

まだ転職に踏み切れない人も、転職段階で身につけておいた方が良いスキルなどのアドバイスがもらえるので、相談して損はありません。

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社内SEへの転職なら『社内SEナビ』｜有名企業の求人も豊富

名前	社内SE転職ナビ
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求人数	公開求人：5,613件 非公開求人：非公開 （2024年11月14日現在） 今の求人数：公式HP参照
対象年代	20代〜30代
対応エリア	全国
オンライン面談	可
得意分野・業界	社内SE
公式HP	https://se-navi.jp/

社内SE転職ナビは社内SEの転職に特化した転職エージェントです。保有求人は社内SEに特化しているので、SESという働き方が嫌で、事業会社で働きたい方におすすめです。

また、社内SEに特化しているだけでなく5,000件以上の求人を保有しているので、選択肢も豊富です。社内SEを多く抱える企業とのパイプも太く、非公開求人や内部情報についても豊富に保有しています。

また、大きな特徴として転職を検討している段階の「カジュアル面談」、本格的に転職活動を開始する「キャリア面談」、忙しくて余裕がない人向けの「オンライン面談」があるため、自身の現状に合わせた活動が可能です。

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社内SEにおすすめエージェントを知りたい方は「社内SEにおすすめの転職エージェント10選」で各エージェントの特徴について詳しく解説しているので、ぜひ併せてご覧ください。

開発職以外へのキャリアアップなら『MyVision』｜有名SIerへの転職実績豊富

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SESの勤務経験を活かしてエンジニア以外にキャリアチェンジしたいならMyVision（マイビジョン）がおすすめです。エンジニア経験を活かした非エンジニア職への転職に強く、キャリアチェンジと年収アップを同時に達成できる可能性があります。

MyVisionでは非エンジニアのIT求人を1万件以上保有しており、かつエンジニアの求人も豊富にそろっているので、エンジニアも検討しつつ知識やスキルを活かして非エンジニアを目指せます。

紹介求人は質が高く転職後の年収アップ率は94％を誇るので、別業種に転職してキャリアアップしたい人はぜひ相談してみましょう。

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SESから脱出したあとの転職先おすすめ4つ

SESから脱出して転職するなら、以下の4つの転職先がおすすめです。

理由について解説していくので、自分が該当しそう・マッチしそうだと思った転職先を中心に検討してみましょう。

自社開発企業

自社開発企業で働く魅力は、プロジェクトに深く関わり、企画段階から運用まで一貫して取り組める点です。

受注した仕事をこなすSESに比べて自社開発プロジェクトでは自分の意見やアイデアが直接反映される機会が多く、達成感ややりがいを強く感じられます。

また、開発環境や使用技術を自社でコントロールできるため、最新の技術や導入スキルアップがしやすいものの一つです。

自社開発企業に転職したいなら、自社開発企業の求人を豊富に扱うレバテックキャリアに相談して自分に合った企業を紹介してもらいましょう。

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社内SE

社内SEの魅力は、自社のシステム開発や運用を大切にし、会社の成長や業務効率化に直接的な貢献ができる点です。

自分が考えた仕組みが社員の働きやすさや生産性向上につながるだけでなく、感想や感謝を直接聞くことができるためやりがいがあります。

また、クライアントワークではなく、自社の課題解決に集中して取り組むため、長期的な視点で仕事を進められます。 

社内SEに絞って転職したい人は、社内SEの求人に特化した社内SEナビに求人を紹介してもらいましょう。

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社内SEにおすすめの転職エージェントは「社内SEにおすすめの転職エージェント10選」で詳しく解説しています。

SIer

SIerは、多様な業界や企業のシステム開発プロジェクトに関わることで、短期間の技術と業務知識を習得できる魅力があります。

クライアントの課題を解決する提案から実現までを見据えるため、技術力だけでなく、コミュニケーション能力やマネジメントスキルも磨けます。 

また、大規模プロジェクトに参加する機会が多く、キャリア形成において貴重な経験を得ることが可能です。 

SIerに転職してキャリアアップしたい人は、日立製作所や富士通などのSIer企業への転職実績が豊富なMyVisionの利用がおすすめです。

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別のSES企業

SES企業の仕事内容に不満はなくても、現在のプロジェクトや人間関係が合わずに悩んでいる人もいるかもしれません。

現在出向しているSES企業内部の問題なら、別のSES企業に転職すると環境やプロジェクトが変わって解決する可能性があります。そのため、現在のSES企業を脱出したい理由についてはしっかり分析して明らかにしておきましょう。

エンジニアのキャリアパスを重視するSES企業では、従業員教育や資格取得支援などの制度が充実している場合も多く、安心してスキルアップが目指せます。

SES転職におすすめの転職エージェントについては「SES転職におすすめのエージェント8選！自社開発やエンジニア以外への転職におすすめのサービスも紹介」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

SESを脱出したい人は多い

下記のように、SESを脱出したい人は多く見られます。

SESから脱出したい口コミには、「なかなか給与が上がらない」「待機期間がある」といった不満も多く見られました。

SESで働く現状に不満を持っているのはあなただけではないので、自分を責める必要はありません。

SESを脱出した人からよくある質問

まとめ：SES脱出のポイントは軸の決定と情報収集

SESから脱出しキャリアを成功させるには、自分の軸を明確にし、条件を達成するために必要な情報収集を行うことが重要です。

まず、自分が何を優先したいのかを考えましょう。「自社開発がしたい」「収入アップを目指したい」などの軸を決めることで、転職先の選択肢が絞りやすくなります。

次に、転職サイトや口コミ、企業の公式情報を活用し、希望する働き方に合った企業を探しましょう。 特に、自社開発企業や社内SEなど、長期的な成長が期待できる職場はおすすめです。

さらに、エンジニア転職特化の転職エージェントに登録すれば、あなたの保有スキルを正しく評価したうえで最適な企業を紹介してくれます。