試用期間で合わないから辞めたい。でも言えない場合の対処法は?

「新しく入社したけど試用期間ですでに辞めたい!どうしても合わないなら退職できるのかな?」

転職などで新たな会社に入社したのはいいものの、なんだか合わない…。

そのような場合、試用期間で退職してもいいものか悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

  • 試用期間でどうしても合わないなら退職してもいいのか?
  • 試用期間で合わない場合は正直に退職理由を伝えるべきなのか?
  • 試用期間で合わないときに使える退職理由とは?

など、試用期間中の退職について知りたいことは多いはず。

そこで記事は、試用期間で仕事がどうしても合わない場合は退職できるのか?という疑問に回答していきます。

さらに、辞める時に使える退職理由などもご紹介していきますので、ぜひ最後までチェックしてみてください

この記事のまとめ

・試用期間中であっても、民法に定められている通り『2週間前に退職を申し出たら退職できる』

・ただし、試用期間であっても即日退職は原則としてできないので注意。

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試用期間中にどうしても合わないと思ったら退職できる!

試用期間でどうしても合わないなら退職できる?言えない場合は?

新たな会社に入社したものの、想像とのギャップが大きく「合わないな」と感じるケースは決して少なくありません。

合わない仕事を続けていくのはストレスになるので、辞めたいと感じることもあるでしょう。

しかし、試用期間中でも退職することは本当に可能なのでしょうか?

という事でここからは、試用期間中に仕事が合わないと思ったら退職できるのかという疑問にお答えしていきます!

そもそも試用期間の定義とは?

試用期間とは、企業が人材の業務適正を確認するために設けている期間のことです。

長さは通常1〜6ヶ月程度ですが、長い場合は1年というケースもあります。

試用期間は本採用を前提としているので、正当な理由なく解雇されることはありません。

企業側は試用期間を通して人材の勤務態度やスキルなどを確認し、戦力となるかを判断しています。

働く側にとっては、社風や業務内容が自分に合っているか確認できるのが試用期間のメリットです。

試用期間に退職してもいい理由は「法律で決まっている」から

仕事がどうしても合わないと思ったら、試用期間中であっても退職できます。

なぜなら、試用期間中であっても待遇は本採用されている場合と変わらないからです。

そのため、民法に定められている通り退職を申し出た日から14日後には仕事を辞められます。

ただ、注意してほしいのが試用期間であっても即日退職は原則としてできないということです。

雇用契約を結んでいる以上、最短でも退職を申し出てから2週間後の退社となることを覚えておきましょう。

実際に試用期間中に退職した人の経験談

ここからは、実際に試用期間中に退職した人の経験談を紹介していきます。

辞めるなら試用期間中だなと思い、

試用期間で辞める意向を伝えました。

(だいぶ説得されましたが)

あくまでも

お試し期間なので、退職の旨を伝えても大丈夫だと思いますよ。

引用元:1552845284971278336

この方は、むしろ試用期間中が辞めるチャンスだと感じられています。

企業側も労働者の適性を見極めている段階なので、本採用後よりも退職しやすいという考えです。

しかし、試用期間中の退職であっても上司から引き止められたとの経験も語られています。

引き止められた場合のかわし方も考えた上で、退職を切り出すのがおすすめです!

試用期間で仕事が合わない時に退職理由を正直に伝えるべき?

試用期間でどうしても合わないなら退職?辞めたいけど言えない?

どうしても仕事が合わない場合は、試用期間中であっても退職できます。

しかし、試用期間中の退職となると「何と言えばいいのだろう」と困ってしまう人は多いはず。

試用期間で辞める場合、退職理由は正直に伝えたほうが良いのでしょうか?

結論から言うと、退職理由は必ずしも本音を伝えなくてもOKです。

むしろ、本音ではなく建前の退職理由を述べる方がメリットが大きいでしょう。

というのも、正直に退職理由を伝えると、あの手この手で引き止められる可能性が高いからです。

「もう少し続けないとわからない」などと引き止められると、うまく説得できない可能性もあります。

引き止められて苦労するのであれば、建前として引き止められにくい退職理由を述べた方が賢い選択なのです。

というわけで、試用期間中の退職理由は必ずしも正直に伝える必要はありません。

嘘も方便という言葉の通り、場合によっては建前も使いつつ立ち回ることをおすすめします!

試用期間中に仕事がどうしても合わない時にオススメの退職理由

試用期間でどうしても合わないなら退職できる?言えない場合は?

試用期間で退職するときの退職理由は、必ずしも正直に伝える必要はありません。

なるべく引き止められにくい退職理由を使って、ストレスなく退職しましょう。

ここからは、仕事が合わず試用期間中に辞める場合におすすめの退職理由を紹介していきます!

自分の体調不良や家庭の事情で勤務継続ができない

まずおすすめなのが、体調不良や家庭の事情を理由にすることです。

会社側は、体調不良なのに無理に働けとは言えませんし、家庭の事情にまで関与できません。

そのため、受け入れざるを得ない退職理由だと言えるでしょう。

体調不良を申し出る場合は「最近体調がすぐれず継続して勤務することが難しい」と伝えます。

加えて「医師から休養するように言われた」旨を伝えるとスムーズに運びやすいです。

家庭の事情を退職理由にする場合は、「親の介護をしなくてはならない」という理由が伝えやすいでしょう。

ほかにも「配偶者の転勤により勤務できない」などが使えます。

体調不良や家庭の事情は本人の意思と関係のないやむを得ない理由なので、説得されることも少ないはずです。

会社の風土や社内の人間関係が合わない

試用期間中の退職理由として、社風や人間関係を挙げることも可能です。

社内の雰囲気やどのような人が勤務しているかは、働いてみないとわかりません。

「自分には合わないため精神的につらい」という部分を強調すると引き止められにくいでしょう。

具体的な理由としては、以下のようなものが考えられます。

  • 社風と自分の性格が合っておらず、努力はしたが精神的な負担が大きい
  • 男女比が偏っており、自分は少数派のため肩身が狭く働きにくさを感じる
  • 呼吸器が弱いため、喫煙可能な社内環境がつらい

引き止められた場合は「やはり自分には合わず苦痛を感じるため辞めたい」と繰り返して伝えましょう。

仕事内容が自分のやりたいことと異なっていた

やりたい仕事と実際の業務内容が異なっていたという理由も、使いやすい退職理由です。

会社側は業務内容を簡単に変更できないため、「それなら仕方がない」と納得してもらいやすいのです。

伝え方としては、「イメージしていた仕事内容と異なるため自分では力になれない」という姿勢で伝えると良いでしょう。

想定していた業務内容と実際の仕事のギャップが激しく、とても順応できそうにない旨を伝えてください。

試用期間中に辞めたいならとるべき行動!言えない場合は?

試用期間でどうしても合わないなら退職?辞めたいけど言えない?

試用期間中に仕事がどうしても合わないと感じたら、退職は早いに越したことはありません。

退職理由を考え、やるべきことを行動に移しましょう。

しかし、具体的に何をすれば良いのかわからない人も多いはず。

そういうわけでここからは、試用期間で退職する場合にとるべき行動についてお話ししていきます!

直属の上司に早めに辞めたいと伝える

退職を決意した後にまずやるべきなのが、直属の上司に「辞めたい」と伝えることです。

退職の意思を伝えてから実際に辞められるまでには、最低でも2週間かかります。

スピーディーに次のステップに進むためにも、退職の意向が固まり次第なるべく早く伝えるのがおすすめです。

法律では2週間と定められている退職までの期間ですが、円満に退社したい場合は企業側の就業規則に則ることになります。

円満退職を望む場合は、会社の就業規則を確認しておきましょう。

また、退職を申し出る相手は直属の上司となります。

相手を間違えると上司の機嫌を損ね、トラブルに発展しかねないので注意してください!

なかなか退職を言い出せない人は「【体験談】退職を切り出せない方必見!ビビりの私が退職を切り出した方法まとめ|タイミング・やってはいけないことも解説」を参考にしてください。

辞めたいけど気まずい・言えないなら退職代行を使おう

試用期間中に退職する場合、罪悪感や気まずさから言いにくい場合もあるでしょう。

そのような場合は、退職代行サービスを利用するのもひとつの手段です。

退職代行とは、その名のとおり退職にまつわる手続きを代行してくれるサービスのこと。

直属の上司が退職の原因である場合などに利用すると便利です。

第三者を介することで、退職を切り出す心理的負担から解放されます。

ただし、有給は入社後半年が経過していないと付与されません。

つまり、退職代行業者を使って退職を申し出ても、退職までの期間は勤務が必要になるケースがあるのです。

退職代行を使う場合は、デメリットも知った上での利用をおすすめします

>>おすすめの退職代行を見る

次の仕事をすぐに始めれるように転職活動も同時並行で

試用期間中に退職をする場合、転職活動も同時並行で行う必要があります。

というのも、試用期間で辞める場合は失業手当を受給できないからです。

退職から次の就職先が決まるまでの間は収入がゼロになるので、早めに転職に向けて動く必要があります。

退職し次第すぐに次の会社で勤務できるようにしておくと、収入面の不安が少ないでしょう。

退職の意思が固まったら、転職エージェントなどを通じて積極的に次の就職先を探すことをおすすめします。

>> 自分にピッタリの転職エージェントを探す

まとめ

試用期間でどうしても合わないなら退職?辞めたいけど言えない?

今回は、「試用期間にどうしても仕事が合わない場合は退職できるのか?」という疑問にお答えしました。

試用期間中であっても、希望すれば退職は可能となります。

試用期間に退職する場合、正直に理由を伝えてももちろん良いですが建前を伝えるのもひとつの手です。

引き止められにくい退職理由を挙げることで、面倒な問答なくスムーズに辞めやすくなります。

体調や家庭事情・社風・仕事内容などを理由にするのが、当たり障りがなくおすすめです。

また、試用期間中に退職するときには転職活動を同時並行で行いましょう。

退職を切り出しにくい場合は、退職代行サービスを利用するのもおすすめです。

合わない仕事を無理に続けると、体や心を病む原因にもなります。

どうしても合わない場合は試用期間中に見切りをつけて、前向きに自分に合った会社を探しましょう!

>>おすすめの退職代行を見る

編集者1

杉田 陸 - キャリアクラス編集部

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新卒で福岡県のメーカー企業に入社し、営業とSNSマーケティングを経験。1年半後、本当にやりたいことを見つめ直し、未経験でWebマーケティング業界への転職を決意。2021年8月にウェブココル株式会社へ入社する。自身の第二新卒で転職を成功させた体験をもとに記事コンテンツの作成する。一般社団法人プロティアン・キャリア協会が行う『プロティアン・キャリア検定資格』に合格(合格証明)。
※プロティアンキャリア検定は、自身・他者のキャリア開発に活かせる、変化する新時代のための認定資格

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編集者2
千田 究太郎 - キャリアクラス編集部

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新卒でマーケティング支援会社に入社。その後、Web広告を扱う企業を中心に二度転職を経験したのち、ウェブココル株式会社に入社。自身の転職成功経験を踏まえて、主に第二新卒〜若手の転職情報に精通。最新の転職情報をお届けします。

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大島 大地 - ウェブココル株式会社取締役

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新卒で東証プライム上場メーカーへ入社。その後上場企業傘下のWebメディア企業へ転職し、ウェブココル株式会社の取締役へ就任。採用の全責任者として、年間100名近くの採用選考を実施し、社員0名→25名へグロース。自社において幅広いなリクルーティングサービスを利用し、多くのサービスに精通。採用側の視点でサービスのファクトチェックや記事内容を精査しています。

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キャリアクラス編集部のメンバーは全員転職経験者で構成されています。また、転職サービスを複数利用して転職活動を成功させたメンバーです。キャリアに悩んだ経験のある我々だからこそ発信できるキャリアの情報をお届けします。

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