泌尿器科医として働く医師にとって、「これからのキャリア」をしっかり考えておくことは非常に重要です。また、それを考えた結果、ほかの職場に移ることを検討する人もいるでしょう。
ここでは、泌尿器科医が転職するときに利用するべきおすすめの転職エージェント（エムスリーキャリアエージェントなど）と、泌尿器科医の働き方・キャリアの考え方について紹介していきます。
| 泌尿器科の医師に おすすめの転職エージェント | |
|---|---|
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【泌尿器科】おすすめの医師転職サイト・エージェント5社の比較表
| エムスリーキャリアエージェント | 医師転職ドットコム | リクルートドクターズキャリア | マイナビドクター | 民間医局 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 特徴 | 医師数32万人 | WEB面談が強く、WEB面談対策が豊富 | 医師転職エージェントのなかでも老舗 | 大手転職エージェントであり、安定 | 医師向けの保険充実、ベビーシッターサービスなど |
| 泌尿器科の求人数 | 泌尿器科常勤プラス泌尿器科非常勤830件前後 | 泌尿器科常勤プラス泌尿器科非常勤900件前後 | 泌尿器科常勤プラス泌尿器科非常勤260件前後 | 泌尿器科常勤プラス泌尿器科非常勤900件前後 | 泌尿器科常勤プラス泌尿器科非常勤2940件前後 |
| 対応／得意／拠点 地域 | 全国、特に関東 | 全国、北海道が拠点 | 全国 | 全国 | 全国、全国に拠点17箇所 |
| オンライン対応 | あり | あり、特に強い | あり | あり、また「オンライン診療＋循環器内科」などでも検索できる | あり、オンラインセミナーもある |
| 公式HP | https://agent.m3.com/ | https://www.dr-10.com/ | https://www.recruit-dc.co.jp/ | https://doctor.mynavi.jp/ | https://www.doctor-agent.com/ |
泌尿器科への転職におすすめの医師転職サイト・エージェント
泌尿器科医の転職は、医師向けの転職エージェント（転職サイト）を使うのがおすすめです。ここでは、「エムスリーキャリアエージェント」「医師転職ドットコム」「リクルートドクターズキャリア」「マイナビDOCTOR」「民間医局」を取り上げ、それぞれの特色を紹介していきます。
良質な求人情報×求人情報の数なら『エムスリーキャリアエージェント』
| エージェント名 | エムスリーキャリアエージェント |
| 求人数 | 23,000件前後プラス非公開求人 泌尿器科常勤プラス泌尿器科非常勤830件前後 |
| 対応雇用形態 | 常勤・非常勤 |
| 対応診療科目 | 内科全般・外科全般・ほか小児科や産婦人科、耳鼻咽喉科や眼科など |
| 対応エリア | 全国 |
| 拠点 | 東京都港区虎ノ門4-1-28虎ノ門タワーズオフィス |
| 公式HP | https://agent.m3.com/ |
40,000人もの医師会員を有する「エムスリーキャリアエージェント」は、非常に名前の知られた転職エージェントです。
泌尿器科の求人件数は常勤と非常勤を合わせて830件程度ですが、質の良い求人情報がそろっているのがエムスリーキャリアエージェントの特徴です。「常勤 泌尿器科 年収1800万円以上」で調べても、160件もの求人情報がヒットします。
また、週4日勤務の仕事であっても、最低年収を1000万円としているところが多く、より良い条件で転職活動をしていきたいと考えている泌尿器科医におすすめの転職エージェントだといえるでしょう。
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上昇志向の強い泌尿器科医の転職なら『医師転職ドットコム』
| エージェント名 | 医師転職ドットコム |
| 求人数 | 44,000件前後 泌尿器科常勤プラス泌尿器科非常勤900件前後 |
| 対応雇用形態 | 常勤・非常勤 |
| 対応診療科目 | 内科全般・外科全般・ほか小児科や産婦人科、耳鼻咽喉科や眼科など |
| 対応エリア | 全国 |
| 拠点 | 北海道札幌市中央区北1条西5丁目2番地興銀ビル9F（本社） |
| 公式HP | https://www.dr-10.com/ |
「医師転職ドットコム」では、年収を細かく設定して求人情報の検索をかけることができます。また、泌尿器科（常勤）の求人情報数は440件前後であり、そのうちの2～3件に1件は「託児所あり」としています。そのため、家庭を持ちながら働く泌尿器科医にとっても働きやすい環境が整っています。
ちなみに医師転職ドットコムでは、「専門医取得/指定医取得」「学会補助あり」「症例豊富」などでソートをかけることも可能です。より高いキャリアを目指す人にとって、医師転職ドットコムは使いやすい転職サイトといえるでしょう。
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求人情報数は少ないながらも良質な情報が多い『リクルートドクターズキャリア』
| エージェント名 | リクルートドクターズキャリア |
| 求人数 | 19,000件 泌尿器科常勤プラス泌尿器科非常勤260件前後 |
| 対応雇用形態 | 常勤・非常勤・スポット |
| 対応診療科目 | 美容外科や美容皮膚科、内科全般・外科全般・ほか小児科や産婦人科、耳鼻咽喉科や眼科など |
| 対応エリア | 全国 |
| 拠点 | 東京都千代田区九段北1丁目14-6 九段坂上KSビル |
| 公式HP | https://www.recruit-dc.co.jp/ |
医師向け転職サイトのなかでは求人数が少なめ（泌尿器科に限っていえば、その求人数は260件前後、常勤だと220件前後）のリクルートドクターズキャリアですが、求人内容は充実しています。
220件前後の求人のうち、3分の1以上にあたる77件で「2,000万円の給与も可能」としています。また、時短勤務の相談に乗ってくれる就職先や、託児所併設の施設、交通費を全額上限なしで出す施設など、良質な求人がそろっています。
シニアの転職・就職先事情にも明るいので、「定年後の働く場所」を考えている人にとっても利用価値の高い転職サイトです。
※ただし待遇は経験年数などによって異なります。
＼転職大手のリクルートが運営！／
仕事内容で検索をかけられる『マイナビDOCTOR』
| エージェント名 | マイナビDOCTOR |
| 求人数 | 30,000件前後 泌尿器科常勤プラス泌尿器科非常勤900件前後 |
| 対応雇用形態 | 常勤・非常勤・スポット |
| 対応診療科目 | 内科全般・外科全般・ほか小児科や産婦人科、耳鼻咽喉科や眼科など |
| 対応エリア | 全国 |
| 拠点 | 東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号 |
| 公式HP | https://doctor.mynavi.jp/ |
転職エージェントとしてその名前をよく知られている「マイナビ」が運営している医師向け転職サイト、それが「マイナビDOCTOR」です。長く転職・就職先のあっせんに携わってきた経験とスキルから、安定した転職活動をしたいと考えている人に向いている転職エージェントだといえるでしょう。
マイナビDOCTORの場合、「仕事内容」からソートをかけられるのも大きな特徴です。たとえば、「泌尿器科 個人宅往診」「泌尿器科 救急対応」などで検索ができるため、「泌尿器科のなかでも、特にこのような仕事をしたい」という強い信念を持つ医師にとっては心強い転職サイトだといえます。
＼開業医支援サポートもあり！／
とにかく豊富な案件数から選びたいなら『民間医局』
| エージェント名 | 民間医局 |
| 求人数 | 常勤・非常勤をあわせて30.000件前後+非公開求人 泌尿器科常勤プラス泌尿器科非常勤2940件前後 |
| 対応雇用形態 | 常勤・非常勤・スポット |
| 対応診療科目 | 内科全般・外科全般・ほか小児科や産婦人科、耳鼻咽喉科や眼科など |
| 対応エリア | 全国 |
| 拠点 | 東京 |
| 公式HP | https://www.doctor-agent.com/ |
民間医局は、泌尿器科の求人情報数を2940件前後も抱えている転職エージェント（転職サイト）です（※「科目不問」「内科」などのような大きなくくりを提示している求人情報も含まれます）。
そのため、「とにかく多くの求人情報にあたりたい」「数多くの選択肢のなかから、自分にとって一番良い転職先を探したい」と考えている医師に向いています。
また民間医局は、「対面での転職・就職支援」を旨としている転職エージェントでもあります。そのため、「初めての転職活動なので、しっかりサポートしてもらいたい」と考えている人にとっては特に頼りになる存在です。
＼開業医支援サポートもあり！／
泌尿器科への転職を成功させるためのポイント
ここからは、泌尿器科への転職を成功させるためのポイントを、4つに分けて紹介していきます。
- 手術か、それともそれ以外か？自分の進みたい道を明確にする
- 自由診療を取り扱うクリニックへの転身は収入アップにつながりやすい
- 患者さんへの寄り添いは必須スキルと心得る
- 労働条件はよくチェックする
それぞれ解説していきます。
手術か、それともそれ以外か？自分の進みたい道を明確にする
泌尿器科としてのキャリアを考えるときのポイントとして、「手術をメインに扱う医師になるか、それとも人工透析をメインに扱う医師になるか」の選択があります。
どちらの道を選ぶかで就職・転職する先も変わってくるため、この選択は非常に重要です。
外科領域である「手術」を専門にしたい
泌尿器科領域の手術に携わる医師としてキャリアを積んでいきたいのであれば、常に最先端の医療機器に触れられる施設を選ぶ必要があるでしょう。
また、最先端の設備を扱っていきたいと考える場合、必然的に、その転職先は大学病院などの大きな施設が対象となります。たとえば、医師の手術を支援する機械として脚光を浴びた「ダヴィンチ」は購入額が3億円、維持費も1,000万円以上かかるため、個人のクリニックでは運用が難しいものだからです。
また、手術を担当する泌尿器科医として活躍していきたいと考える場合は、自分を指導してくれる医師の存在も重要になってきます。自分が学びたい分野の先輩医師がいるか、彼らが指導に当たってくれるかを確認して転職に踏み切りましょう。
人工透析をメインにするのであれば透析専門医を目指すのも良い
泌尿器科と関係の深い専門医の分野として、「泌尿器科専門医」がありますが、人工透析をメインとする医師を目指すのであれば「透析専門医」を目指すのもひとつの方法です。
透析専門医は、内科医や泌尿器科の医師が目指すべき目標のうちのひとつです。これを取得しておくと、転職先の幅は大きく広がります。また、より良い条件で採用される可能性も高くなります。
人工透析を必要とする人は、30万人程度もいるといわれています。今後もニーズはつきることのない分野であるため、この方向に進むのもよいでしょう。
なお、透析を専門とするクリニックは基本的に当直勤務がないため、ワークライフバランスがとりやすいというメリットもあります。
自由診療を取り扱うクリニックへの転身は収入アップにつながりやすい
泌尿器科の自由診療の領域としては、主にブライダルチェックや精液検査などが上げられます。年収アップを目指すのであれば、自由診療を取り扱うクリニックへの転職が勧められます。
保険診療とは異なり自由診療ではクリニック（病院）ごとで自由に診療費が定められるため、利益に繋がりやすいといえます。このため、医師に対する報酬も高く設定される傾向にあります。
また、クリニック（病院）によっては、「診療実績によって、特別報酬を加算する」とするインセンティブ制度を設けているところもあります。自由診療を扱うクリニック（病院）に勤めた場合、年収が2,000万円を超えることは決して珍しくはありません。実力や実績によっては、年収3,000万円も視野に入ってくるでしょう。
※泌尿器科のなかには、保険診療と自由診療の両方を扱っているところもあります。
患者さんへの寄り添いは必須スキルと心得る
泌尿器科医にとって「患者さんへの寄り添いスキル」は必須であるといえます。
なぜなら泌尿器科は、「性」という人間にとってもっともデリケートな分野に関わってくる仕事だからです。たとえば泌尿器科の領域のひとつである勃起不全・勃起障害は、機能的な面だけでなく、精神的な面にも関わってくるものです。
この症状が出たことで男性としての自信をも失ってしまっている人も少なくはありません。非常に傷つきやすく、繊細な状態にある人に対して、医師が無神経な態度をとってしまえば、回復が遅くなることもありえます。
医師はどの科であっても、患者さん一人ひとりに対して真摯に向き合い、その悩みや葛藤に寄り添っていく姿勢が求められます。しかし泌尿器科の場合はほかの科の医師に輪をかけて、この「傾聴のスキル」「寄り添いのスキル」が強く求められます。
労働条件はよくチェックする
泌尿器科医として転職を考えているのであれば、労働条件はよく確認しておく必要があります。たとえば人工透析を専門とするクリニックの場合は、残業や夜勤が発生することはほとんどありません。
しかしがんなどの緊急性の高い症例を取り扱う施設（総合病院など）に勤めることになれば、オンコールや当直などに対応しなければならなくなる可能性が高くなります。
特に外科領域（手術など）を専門とする場合は、この傾向が顕著です。
言い換えれば、「より多くの症例に触れたい」「若いうちに経験を積んでおきたい」ということであれば、総合病院などの大きな施設に勤めた方が良いということになります。
また、同じ「泌尿器科」であっても、報酬が大きく異なる点にも注意が必要です。泌尿器科（を含む複数科）の平均年収は1,080万円程度ですが、施設によっては週4日勤務で1,800万円を超えるところもあります。
泌尿器科の働き方について
病院に常勤で勤務している泌尿器科医師の統計を見た場合、「泌尿器科医の週当たりの労働時間は、全診療科平均とそれほど変わらない」という統計結果が出ています。
厚生労働省のデータでは、泌尿器科医の1週間あたり（病院/常勤）の労働時間は56時間59分であり、全診療科の場合は56時間22分です。
泌尿器科医の場合は時間外診療時間もあるのですが、これも1か月に7時間42分程度であり、それほど多い数字でもありません。
特筆すべきは、泌尿器科（+眼科・耳鼻咽喉科・皮膚科）の宿直の回数の少なさです。この科の医師のうちの40％が、「宿直は月に1回もない」としています。また、「5回以上ある」と答えた層は、わずか1.8％しかいません。
「1か月に1度も宿直がない」と答えた層が40％を上回る科は、泌尿器科以外には、麻酔科と放射線科しかありません。
特筆すべきは、泌尿器科（+眼科・耳鼻咽喉科・皮膚科）の宿直の回数の少なさです。この科の医師のうちの40％が、「宿直は月に1回もない」としています。また、「5回以上ある」と答えた層は、わずか1.8％しかいません。
「1か月に1度も宿直がない」と答えた層が40％を上回る科は、泌尿器科以外には、麻酔科と放射線科しかありません。
つまり泌尿器科は、「ほかの科と比べて、働く時間こそ平均的ではある。しかし宿直がないためプライベートと仕事を両立させやすく、家族とも長い時間を過ごしやすい科である」といえるでしょう。
出典：
独立行政法人労働政策研究・研修機構「勤務医の就労実態と意識に関する調査」p38
医師の働き方改革の推進に関する検討会（厚生労働省）「医師の勤務実態について」p10､13,p16
泌尿器科のやりがい
「このまま泌尿器科医を続けるか、どうするか」で迷っているのであれば、泌尿器科のやりがいに改めて目を向けるのもよいでしょう。
泌尿器科のやりがいは人によって異なるものの、「内科と外科、両方の性質を持つところが面白い」という意見がよく聞かれます。一般的な臓器の病気の場合は、内科医が発見→必要に応じて外科に……という流れを撮ります。
しかし泌尿器科の場合は、内科的な発見や治療を担当することもありますし、手術に代表される外科的な対応も行います。このように、「一人の患者さんに対して、複合的なアプローチを行えること」は、泌尿器科の非常に大きな魅力です。
また、泌尿器科は、「人の尊厳」「もっともデリケートな部分」を対象とする仕事です。ほかの人には言いにくい悩みに寄り添い、それを解決していく科だともいえます。生殖活動という生の根源に関わる仕事であることも、泌尿器科のやりがいであるといえるでしょう。
泌尿器科は、産後も続けられる？続けられない？
医師としての働きやすさを考えるうえで、「産後もその科を続けられるかどうか」を考えることは重要です。
独立行政法人労働政策研究・研修機構「勤務医の就労実態と意識に関する調査」によれば、泌尿器科（+眼科・耳鼻咽喉科・皮膚科）の医師を対象として、「産後も常勤の医師として働き続けられるかどうか」を聞いたところ、男性医師のうちの90パーセント以上が「続けられる」と答えていたことが分かりました。
対して女性医師の場合、その割合は、わずか26.8％に過ぎません。この男女の認識の違いは、ほかのどの科よりも大きいといえます。
独立行政法人労働政策研究・研修機構「勤務医の就労実態と意識に関する調査」
やや古いデータではありますが、泌尿器科の男女比率は87：13です。泌尿器科の男女の差は、整形外科の次に大きく、女性医師が未だに少ない現状があります。上記の男女の考え方の違いは、この差によるところも大きいと思われます。
出典：
厚生労働省「医療対策協議会における協議に基づく施策及び実績について」p14
独立行政法人労働政策研究・研修機構「勤務医の就労実態と意識に関する調査」-97
泌尿器科の平均労働時間は？
泌尿器科医師（病院・常勤）の1週間あたりの労働時間の平均は、56時間59分です。
これは、全診療科平均（56時間22分）とほぼ等しく、ごく一般的な労働時間に収まるといえます。時間外の労働時間は月に7時間42分、待機時間は1時間23分ですが、これも「突出して多い数字である」とまではいえません。
これらのデータを見れば、泌尿器科の医師の場合は、「病院勤務の医師として、ごく平均的な労働時間で働ける」といえるでしょう。ただ、宿直を行わなければならない人はそう多くないため、「昼間に働く、夜に休む」という一般的な生活ができます。そのため、家族との時間を大切にしたい人にはおすすめの科だといえるでしょう。
医師の働き方改革の推進に関する検討会（厚生労働省）「医師の勤務実態について p13,p16
泌尿器科の医師の年収は？
泌尿器科の医師の平均年収は、データによって違いがあります。ただもっとも信頼度の高いデータのうちのひとつ「独立行政法人労働政策研究・研修機構「勤務医の就労実態と意識に関する調査」をここでは参考にしましょう。
同データでは、「泌尿器科+眼科・耳鼻咽喉科・皮膚科）の平均年収を、1,078万円としています。全診療科と比較した場合はやや低水準に留まっていて、1,000万円以上を稼いでいる人の割合も、全診療科のなかで唯一50％台に留まっています。
そのため、年収面で見た場合は、泌尿器科はやや不利な科だといえるでしょう。年収アップを目指す場合は、転職エージェント（転職サイト）で「年収1,000万円以上」などでソートをかけたり、自由診療をメインにしている病院（クリニック）にあたってみたりするのがよいでしょう。
泌尿器科の満足度
泌尿器科（+眼科・耳鼻科・皮膚科）医として勤める医師にとったアンケートでは、「仕事の内容に満足・まあ満足している」とした人の割合はおおよそ60％、「どちらでもない」と答えた人の割合がおおよそ25％とされています。
また、収入に対する満足度への質問では、「満足・まあ満足している」と答えた人の割合がおおよそ35％で、「どちらでもない」と答えた人の割合が20.4％となっています。
ほかの科に目を移した場合、もっと満足度が高いところ・もっと満足度が低いところが多くあります。そのなかで、「非常に満足度が高いというわけではないが、不満に思っている人も多くない」という結果を見せたのが、泌尿器科です。
このようなデータをとりまとめれば、泌尿器科は、「年収面では低い傾向にあるが、宿直はほぼない。仕事面や収入面で大きな不満を抱く人はそう多くはない。男性医師の割合が多いためか、『産後に働き続けられるかどうか』の認識の男女差は大きい」科であるといえるでしょう。
泌尿器科向け医師転職サイトのおすすめはエムスリーキャリア！
「泌尿器科の医師として、さらに経験を積みたい」「より高い年収を得られる場所に行きたい」ということであれば、転職はひとつの選択肢です。泌尿器科の調書である宿直の少なさを維持しつつ、泌尿器科の欠点である年収の低さをクリアできる転職先も多くあるからです。
現在は医師向けの転職エージェント（転職サイト）が数多くありますが、安定した使い心地を求めているのであれば、エムスリーキャリアエージェントが使いやすいでしょう。
＼医師登録実績11年連続 No1！／
