オンライン面接の練習方法が知りたいです!
コロナ渦の中21卒就活生の就活を見ていたけど、オンライン面接は準備と練習がとても重要だというのがよく分かったよ。
今回はオンライン面接の対策とチェックポイントを3つお話しします。Web選考の対策になるかと思いますので是非参考にしてみて下さい。
実際に21卒就活生が本選考を受けていた企業の中には、
- 本社に行ったことがない
- 社員の方に一度も対面で会ったことがない
そう言った企業が数社ありました。
ですが、1次面接から最終面接まで全てオンラインで行われたとしても、しっかりと対策すれば、全く問題ないです。
嘘のようですが本当の話で、オンライン面接は今まで就職活動で固定概念であった「OBOG訪問が必須」「対面での面接でなければ熱意が伝わらない」という常識を覆しています。
内定への一歩となるWeb面接攻略のコツをご紹介します。
※本記事の筆者は20卒の理系大学院生であり、就職活動時に理系ブラック研究室に所属していた為、他の就活生に比べて圧倒的に不利な状況下にありました。しかし、効率的な就活をし難関・人気企業から十数社内定を獲得に成功した経験をもっています。実体験をもとに書いているため、ある程度信頼できる記事だと自負しています。
オンライン面接について
オンライン面接とは、インターネットのテレビ電話機能を利用して行う面接形式のことだよ。
21卒が本選考で企業から指定されて使っていたものとしては「ZOOM」「CISCO Webex」「whereby」といったツールがありました。
今までは対面での面接が主流で、就活生が企業に行き面接官と顔を合わせて行っていました。
オンライン面接の場合は、就活生が自宅のパソコンやスマホからリモート面接が可能です。質問内容や形式は対面面接などと変わりないですが、気を付けるべきことが変わってきます。
例えば、今までの対面面接の気を付けるべきことは以下のようなものでした。
- スーツのシワや汚れ
- 髪型のくずれ
- 入退室の礼儀
- 待機室の態度
- 電車の遅延を見越した到着
そうは言っても、オンライン面接では良くも悪くもことがあります。
- 基本的にはスカートやズボンは見られない
- 家で行うため、ノックや部屋での態度がみられない
このように対面面接のマナーは今まで重要視されてきましたが、オンライン面接にも第一印象をよくするマナーはあるため、意識するべき点です。
オンライン面接でのメリット
21卒就活生のうち、オンライン面接を経験した人たちに実際にWeb面接をして感じたメリットとデメリットを挙げてもらいました。
下記にその一例を示したいと思います。
- 社会情勢の変化に対応できる臨機応変さがわかる
- ITの活用積極的に行ってるため今後も働きやすそう
- 学生ファーストで、移動のリスクやコストを考えてくれている
現在、オンライン面接を推奨する企業と対面面接を推奨する企業に分かれていますが、やはりオンライン面接を実施する企業は、下記のことから就活生からの印象が良かったように思えます。
- コロナなどの緊急事態にも素早く対応できる
- ITを活用して働き方を改良している
- お互いのリスクやコストが少ない
オンライン面接でのデメリット
- いつもの実力が発揮できたか不安
- 面接官の表情などの反応がわかりづらかった
- 社風や企業の雰囲気に触れにくかった
画面越しでの面接のため、対面よりもさらに面接官との大きな壁を感じる人も多いようです。
- 自分の素を出しづらい
- 面接官とのコミュニケーションがしづらい
- 会社の雰囲気を肌で感じたい
不慣れな環境なため、自分自身の問題や企業理解に関しても障壁があるようです。
現在オンライン面接は避けては通れない大切な役割を担っています。このようなデメリットを少しでも克服して、オンライン面接を迎えることが内定に一歩近づくのではないでしょうか。
オンライン面接の練習法
オンライン面接は「慣れ」によって力がついてくると思います。就活生の多くが、パソコンの前で一人で話した経験がありません。
- ちゃんと自分が綺麗に映っているかわからない
- 相手に聞こえやすい声で話せているかわからない
- そもそもサービスを初めて使うから繋げられない
このような、バタバタなオンライン面接を迎えていました。
しかし回数を重ねると余裕が出てきて、対面面接よりも得意になっていたと思います。そこで、オンライン面接の練習はどのようにしていたか3つの方法をご紹介します!
①友達とZOOM飲み
面接対策の推奨方法がZOOM飲み?
驚くかもしれませんが、とても大事だよ。
友達とZOOMをすることで、まずはインターネットのテレビ電話機能に慣れることから始めるべきです。
就活生のみなさんは、既に大学の授業でオンライン授業を受けているためこのような機能は慣れていると思われているかもしれませんが、「面接対策」にはなっていません。
なぜならオンライン面接では、自分が主役だからです。オンライン授業では、自分の顔が見られ、自分が大部分応答するようなことはないでしょう。
しかし、対策ではそれらが重要になってきます。画面を通じて、「映り」や「声色」について再度確認する機会が必要です。
だからこそ、パソコンのカメラの位置の高さや角度、マイクの使いやすさなど、仲の良い友達と一緒にZOOMで確認する事がよいと思います。
➁自分のスマホやパソコンで撮影
パソコンの前で一人で話したことはあるかな?「頻繁にある!」という人はなかなかいないと思うけどね。
対面面接の対策にもなりますが、想定質問のいくつかを用意し、その応答をスマホやパソコンで撮影してみてください。
後から自分の応答を見返すことで下記のことが分かります。
- 質疑応答の練習
- 自分の話し方のくせ
- 苦手な返し方
私も、自己紹介やガクチカ等の主によく聞かれる質問は簡潔かつ丁寧に話せるように何度も動画撮影していました。
きれいに質疑応答ができるようになるだけでなく、単語のイントネーションがおかしかったり、語順が反対で分かりづらい説明、行き詰ったときに語尾に「ですね」という話し言葉を使ってしまう癖や、思い出すときに右上を見てしまいがちな癖などを発見し、改善することができました。
自分を見つめなおしてみる良い機会にもなるので是非やってみてください。
③大学の就活センターやOBOGでの対策
大学には就活サポートセンターのようなものがあるんだ。
就活に関する説明会、学年全体や個別での選考対策セミナー、就活相談などの就活生へのサポートを行っていますが、最近ではオンライン面接対策も行っているようだね。
私の大学では、こう言ったサポートがほとんどなかったため、OBOGの方や、知り合いの社員さん方にインターンのES添削や情報をいただいてよくお世話になっていました。
いろんな視点から深堀や指摘をいただいたので、自信に繋がりました。
私が受けた企業の中にも最終面接がオンラインだった企業もありました。ですがしっかりと対策をすれば全く問題ありません。もちろん内定を頂くことができました。
まとめ
今回はオンライン面接の実態、そして練習法3選をお伝えしました。
オンライン面接の重要さ、そしてオンライン面接は「とにかく練習あるのみ」ということが理解できたでしょうか?
納得のいく就職活動を目指して、オンライン面接の練習に励んでください!