非公開求人って、怪しい雰囲気満載じゃない…?
それは勘違いだから大丈夫だよ
非公開求人という言葉、聞いたことがありますか?
「就活エージェントを使い始めて初めて聞いた」「人材紹介業界を調べていて初めて目にした」という就活生がほとんどでしょう。
社名や仕事の詳細が見えないので怪しいと思う人もいるかもしれませんが、その心配はありません。
非公開求人に多く出会うためには就活エージェントを上手に使いましょう。
本記事では未公開求人とは何か、また非公開求人を使う上で欠かせない就活エージェントについて説明していきます。
【怪しい?】非公開求人とは?
非公開求人とは、一般には公開されておらず、検索や求人サイトなどでは発見できない求人のことです。
社名・勤務地・勤務時間・給料などの条件は自身で確認できず、就活エージェントなど人材紹介会社を通すことで紹介してもらえます。
特定の学生にしか紹介されず、少数精鋭になりやすいため、倍率が低いわりに待遇は良いことが多いです。
名称 | 非公開求人 | 公開求人 |
---|---|---|
おすすめ度 | ||
応募方法 | エージェントを通じて応募 | だれでも応募可能 |
求人数 | 少ない | 多い |
競争倍率 | 低い | 高い |
待遇 | 総じて良い | 良い・悪いが分かれる |
一方、公開求人は働く上での条件が明記されている求人です。
上記の比較表では、求人サイトやHPで確認できる求人をすべて公開求人としています。
誰でも応募できますが、人気の職種では採用倍率が上がることがよくあります。
非公開求人が企業名を公開しない理由
でも、なんで社名を出さないんだろう?
非公開求人の多くが社名を出さない理由は以下の3つです。
優秀な人だけを集めたいから
本当に欲しい人にだけアプローチしたいんだ
就活エージェントに登録すると、初回面談で就活生側のヒアリングが入ります。
同時に企業側もどんな人が欲しいか就活エージェントに伝えています。
就活エージェントは就活生側・企業側どちらの条件も満たす人しか紹介しません。
企業側のニーズを満たしている就活生のみ選考に進むので、人材の質が高くなります。
本当に欲しい人材がはっきりしている場合、非公開求人として募集をかけることが多いです。
採用にかかる手間を減らしたいから
プロを通すから手間が減るんだね!
非公開求人は就活エージェントが厳選した人しか選考に進まないため、採用の手間が減ります。
求人広告は、条件がいいと応募数が一気に増えることもあります。
他の仕事で忙しい中でたくさんの応募者対応もするとなると、担当者も苦労します。
逆に求人広告を出したけど応募がなくてまた広告を出す、ということを繰り返すと莫大な費用が必要です。
手間とコストを抑えたいがために就活エージェントを使う場合があります。
競合他社に知られないため
新規事業とかだと、知られたら大変だしね…
新卒ではあまり見ませんが、中途採用の非公開求人の中には新しい事業にかかわる人員を募集することがあります。
この場合、求人広告を出すと競合他社に情報が洩れて事業が進めにくくなります。
競合他社に知られることもなく、優秀な人材を探したいときに役立つのが非公開求人です。
非公開求人のデメリット
いいところがあるなら悪いところもある!
社名を出さない、就活エージェントを通すからこそのデメリットもあります。
大きなものは以下の3つです。
志望企業の非公開求人があるとは限らない
検索しても出てこないからね…
非公開求人はすべての企業が出しているとは限りません。
そのため「この事業内容なら第一志望の企業のはず!」と思い応募しても、競合他社に応募していたということもあり得ます。
また就活エージェントなどの人材紹介ビジネスは企業側がお金を支払うシステムです。
企業側に就活エージェントに払うほどのお金がないなら、非公開求人は使いません。
志望企業が決まっているなら、非公開求人を使うメリットは薄いです。
紹介されても内定が確約ではない
紹介だとしても選考は行うよね
相性のいい企業を紹介してくれたとはいえ、必ずしもその通りとは限りません。
実際に会って、お互いの雰囲気を確認する必要があります。
人物像や会社の雰囲気を一切知らずに内定を出すことはあり得ません。
紹介されたイコール内定確約ではないので注意してください。
入社後、実力以上に期待されることがある
期待値は高く設定されがちなんだ!
非公開求人の中には、公開求人で募集したものの希望通りの人材から応募がなかったパターンが存在しています。
この場合、非公開求人にして確実に希望している人材を採用したいと考えています。
「非公開求人にして採用できたから、確実に期待に応えてくれる!」と企業側が期待して、入社後にギャップが生じる可能性がゼロではありません。
非公開求人のメリット
実はメリットのほうが多いんだ!
非公開求人のメリットは以下の5つです。
選考スキップができることが多い
事前情報があるから選考もスピーディーなんだね
非公開求人で募集する場合、選考フローが簡略化されます。
就活エージェントによっては初回面談が終わった段階で、匿名状態のプロフィールを企業側に渡していることもあります。
匿名情報がない場合でも、就活エージェント側で調整をしたうえで紹介するのが基本です。
ある程度「合う人」を見極めた上で選考を始めるので、ESや一次面接は免除されることが多いです。
大手就活サイトにない優良企業が見つかる
初めて聞く会社も多いかも!?
就活ナビサイトに掲載されている会社は日本にある企業の1%にも満たないというのが一時期話題になりました。
2025卒向けのリクナビ・マイナビ掲載の社数は合わせて4.5万社弱といわれています。
一方、2021年6月に経済産業省が調査した現在の日本の企業数は約367万社です。
大小さまざまなナビサイトを合わせても、掲載社数は全企業数の1.5%未満にしかなりません。
非公開求人の中にはこうしたナビサイトを一切使わずに求人をかけている企業もたくさんあります。
>>就活サイトにない企業はどう探す?リクナビとマイナビに登録しなくても大丈夫?
最初から企業との相性がいいことが多い
希望を伝えられるからマッチしやすいんだ!
非公開求人は就活エージェントを通した紹介が基本です。
社風、仕事内容、待遇など様々な観点で話を聞き、そのうえで企業を紹介するので最初から相性がいい傾向があります。
企業側も「この学生ならいいかもしれない」という姿勢で選考に臨むので、選考通過率・内定獲得率どちらも高いです。
お互いの良さを理解したうえでの就職なので、定着率もよくなります。
ライバルが少なく倍率が低め
公開求人との大きな違いだね!
非公開求人は公開求人のように多くの人から募集しません。
ナビサイトでひたすら応募するなど数稼ぎの応募もできず、応募者は公開求人と比べると少ないです。
そうなると、ライバルが減ります。
応募する人数が少ないからこそ、競争率が低くなり内定がもらいやすいです。
入社後の待遇が他よりいいことがある
公開求人と待遇が違うこともあるんだって
非公開求人は公開求人に比べて待遇をよくする傾向にあります。
また非公開求人では幹部候補を、公開求人では一般社員を集めると使い分けている企業もいます。
そのため、入社後の待遇が公開求人で内定をもらった人よりいい場合が少なからずあるようです。
失敗しない非公開求人の探し方・選び方
非公開求人も上手に使いたいな!
これから紹介することを心がければ大丈夫だよ
では、非公開求人を上手に使うための探し方のコツをお教えしましょう!
就活エージェントを2~3個使う
1つだけだと数が集まらないかもしれないからね
まずは複数の就活エージェントに登録しましょう。
登録するエージェントを1つだけにすると、紹介される企業に偏りが出てしまうことがあります。
また、あくまでエージェントが取引している企業の情報しかもらえないので、いつか選択肢に限りが出ます。
より多くの企業と出会うためにも、複数のエージェントに登録して情報を集めましょう。
希望条件は事前に伝えておく
ここが結構大事だよ!
非公開求人は紹介されて出会う前提の求人です。
ここで希望通りの企業と出会うために、希望条件はできるだけ話しておきましょう。
ほとんどのエージェントでは、初回面談の場を設けています。
この初回面談で自分の希望はもれなく伝えてください。
「これはなかなか叶わないかも…」と思う条件も、言うのはタダです。
理想も含めて、すべて話してみてください。
「やっぱり違う」というミスマッチを避けるためにも重要なポイントです。
疑問点は遠慮なく聞いておく
直接聞くわけじゃないから、むしろ聞きやすいかも!
入社後にネガティブな方向でギャップが出ないよう、疑問点は聞いておきましょう。
エージェントを通じての紹介・選考になるので、こちらからの質問はエージェント経由で回答を得ます。
直接企業に質問するわけではないので、「聞きづらいな」と思うことも気にせず聞けます。
少しでも気になるところは何でも質問してきましょう。
少しでも納得していないなら辞退する
どうせ入社するなら100%納得できる企業にしたいよね!
これは非公開求人に限ったことではありませんが、内定承諾は吟味しましょう。
「紹介してもらったし…」と、自分の意見ではなく他人の意見を優先した内定承諾は後悔します。
少しでも納得できていないなら不満な点を質問で聞く、どうしても不満が解消できないなら内定辞退する勇気を持ってください。
後悔しない非公開求人を選ぶ時に利用すべき就活エージェント
じゃあ、どのエージェントに登録しようかな?
「就活エージェントを使うのは初めて」というあなたは、まずこれから紹介する3つのエージェントに登録してみましょう。
すでに就活エージェントを使っている人は、紹介するエージェントのいずれかを追加で登録するのもおすすめです。
キャリアパーク就職エージェント
名称 | キャリアパーク就職エージェント |
運営企業 | ポート株式会社 |
対象学年 | 25卒・26卒 |
強み | 最短1週間で優良企業へスピード内定ゲット |
利用しやすさ | 全国対応でエリアも広く、丁寧なヒアリングが好評 |
求人 | 厳選された全国各地の優良企業300社から求人を紹介 |
紹介実績 | 年間1,000人以上の就活生がスピード内定獲得 |
サポート | 選考対策やセミナーなどで選考通過率が大幅アップ |
総合得点 | 18.5/20.0点 |
公式HP | https://careerpark-agent.jp/ |
全国各地の企業と巡り会えるよ!
キャリアパーク就職エージェントは全国各地の優良企業の非公開求人をもっています。
休みが多い、残業が少ないなどホワイト企業の求人も多く、中には年間休日130日と他の企業以上に待遇が整っている企業もあります。
地方で就職したい、待遇のいい優良企業に出会いたい就活生はまず登録しましょう。
最短1週間で内定が出るので、今登録すれば夏休み前に内定がゲットできるかもしれません!
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JobSpring(ジョブスプリング)
名称 | JobSpring(ジョブスプリング) |
運営企業 | HRクラウド株式会社 |
対象学年 | 25卒・26卒 |
強み | AI×プロのエージェントによる高精度なマッチング |
利用しやすさ | 対面面談が東京のみ(オンライン対応) |
求人 | 内定まで最短2週間の求人を紹介 |
紹介実績 | 1000社から厳選された3~4社を紹介 |
サポート | 早期離職率0.1%を誇る手厚いサポート |
総合得点 | 18.5/20.0点 |
公式HP | https://jobspring.jp/ |
本当に行きたい企業がわからない人におすすめしたいな
JobSpring(ジョブスプリング)最大の特徴はAIを活用した求人紹介です。
初回面談の際に希望条件のヒアリングだけでなく、適職診断の受験も行います。
希望と診断結果をかけ合わせて、本当に自分に合う企業を3~4社厳選して紹介してくれます。
就活の軸がぶれて悩んでいる就活生は、ぜひ登録して改めて自己分析をしてみましょう。
登録者特典で業界地図もプレゼント中です!
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キャリセン就活エージェント
名称 | キャリセン就活エージェント |
運営企業 | シンクトワイス株式会社 |
対象学年 | 25卒・26卒 |
強み | 専任コンサルタントによる時間をかけた個別面談 |
利用しやすさ | コンサル歴10年のプロによるサポート |
求人 | 中堅・ベンチャー企業の求人が豊富 |
紹介実績 | 7万人を超える就活生をサポート |
サポート | 時間をかけた個別面談で就活生にぴったりの求人を紹介 |
総合得点 | 18.0/20.0点 |
公式HP | https://careecen-shukatsu-agent.com/ |
非公開求人の数に自信あり!
キャリセン就活エージェントの特徴は求人の数です。
毎年1000社以上の企業と取引していて、非公開求人を常に多く抱えています。
「最初紹介してもらった企業が合わない」「選考に進んだけどダメだった…」という時に、次の求人を紹介してもらいやすいです。
できるだけ多くの企業に出会いたい就活生のみなさん、一度利用するのはいかがでしょうか?
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非公開求人についてよくある質問
非公開求人を使う前に、よくある質問をまとめました。
未経験では非公開求人は紹介されない?
新卒に限りますが、紹介してもらえる場合もあります。
新卒に限ると条件を付けたのは、新卒・中途採用で求めるものが違うからです。
中途の場合は即戦力として期待されていることも多いので、未経験ではそもそも応募できない場合が多いです。
一方、新卒採用は成長の見込み具合や熱意が重視される傾向があります。
未経験とはいえ可能性はゼロではないので、一度担当エージェントに相談してみましょう。
非公開求人にホワイト企業もある?
ホワイト企業は存在しています。
希望として伝える中で、働く環境を重視したい旨を必ず伝えましょう。
しかし、ただ伝えるだけでは足りないかもしれません。
ホワイト企業を紹介してもらうためには、以下の記事をぜひチェックしてください!
ハローワークの非公開求人はどう?
ハローワークの非公開求人はあまりおすすめできません。
ハローワークの非公開求人は軽い気持ちで申し込むことを防ぐための処置であり、問い合わせれば情報を聞き出せます。
またハローワークで紹介された条件と実際提示された条件が異なることが多く、トラブルも頻発しています。
新卒で非公開求人を探したいなら、エージェント経由で探すのが最適です。
就活エージェント以外に非公開求人は探せない?
エージェント以外では基本的に探せません。
非公開求人は紹介してもらうことが大前提なので、検索ではヒットしません。
ただ、非公開求人のメリットである選考スキップを狙うなら他の手法を使ってみましょう。
逆求人サイトを使う、内定直結イベントに出るなど今からできることも多いです。
まとめ:新卒の非公開求人を探すなら就活エージェントを使おう
非公開求人、怪しくなかった!
活用するなら就活エージェントを複数使いしようね
非公開求人は倍率が低く、選考スキップなどで自分に合った企業で素早く内定をもらうにはもってこいです。
また就活エージェント経由で紹介される前提の求人なので、まずは就活エージェントへの登録を進めてください。
特にキャリアパーク就職エージェントがおすすめです。
非公開求人を豊富に持っており、あなたの希望条件に合った企業を紹介してくれます。また、就活のプロの徹底サポートで最短1週間のスピード内定も可能です。
ぜひ一度詳しく見てみてください。
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