ホワイト企業って、具体的にはどんな会社を指すのか気になります。
ホワイト企業を見分けるポイントや、就職方法を伝授しよう。
ホワイト企業は報酬や福利厚生などの待遇が良く、働きやすい環境を提供している会社といわれています。
せっかくなら、ホワイト企業に就職したい方は多いはずです。でも、「倍率が高くて入社できないんじゃないの?」と思われるかもしれません。
そこで今回は、ホワイト企業を見分けるポイントや就職する方法をご紹介します!
ホワイト企業とは?意味、定義
ホワイト企業とは、待遇と労働時間のバランスや、福利厚生、人間関係などの社内環境が充実していて、世間から高い評価を受けている企業と一般的にいわれています。
非常に働きやすく、離職率の低い企業が多いです。
ただ、どの程度充実していればホワイト企業か、その定量的なラインはありません。
人によって線引きが変わるので、次章で述べるものを参考に、「自分の中のホワイト企業」を見つけましょう。
ホワイト企業の基準や条件で参考になるもの
ではここで、ホワイト企業の基準や条件で参考になるものをご紹介します。
ホワイトマーク
1つめは「ホワイトマーク」です。ホワイトマークは、労働安全衛生法に即して厚生労働省が定めた認定のことで、必須項目をすべて満たし、条件項目が一定の点数を超えた企業にだけ与えられる、国のお墨付きです。
そのため、最も客観性があって正確で、基準にしやすいといえます。
まずは、ホワイトマークをホワイト企業の基準にすると良いね。
良い口コミ
良い口コミも、ホワイト企業の条件や基準にして良いですね。
OpenWorkという口コミサイトには、実際にその会社で働く社員の本音がたくさん書いてあります。
コーポレートサイトにも、同じように社内の声などが掲載されていたり、こんなところが良いなんてことが書いてあったりもします。しかし、すべてを鵜呑みにはしない方が良いです。
また、口コミサイトでは様々な企業が評価されているので、比較をしやすく、優劣をつけやすいです。
口コミサイトも利用して、評価の高いホワイト企業を見つけます。
離職率の低さ
離職率の低さを、ホワイト企業の基準としてみても良いかもしれません。
福利厚生が整っていると、社員はずっとここで働いていたいと思い、会社への定着率が高くなります。そのため、社員の年齢層が非常に幅広いのです。
現代は自身のキャリアアップのために転職をする人も多く、離職率が高いからといってホワイト企業ではないと決めつけられないのは理解しておこう。
ホワイト企業はどの業界に多い?具体例を紹介
次に、ホワイト企業が多い業界の具体例を、入社後のメリットと一緒に紹介していきます。
インフラ業界
インフラ業界は、ホワイト企業の割合が圧倒的に高いといわれています。
他の業界に比べて、有給取得率や給与が高いです。年功序列の名残があり、年齢に応じて昇給できます。
また、インフラ業界はもともと国営であったことから、知名度が高いのも特徴です。
社内で少しでも不祥事が起きるとすぐに世間に広まってしまうため、福利厚生を徹底しているんですね。
エネルギー業界
インフラ業界と少し被りますが、エネルギー業界もホワイト企業率が高いです。
作業内容がほとんど決まっており、長く働いていても追加で覚える内容が少なく、労働計画も立てやすいです。
工場の稼働も平日のみが基本で土日は必ず休みが取れます。
給与も高くて良いことばかりだけど、毎年の採用者数が非常に少なく入社するまでが大変なんだ。
ホワイト企業に就職する方法
では、どのようにすればホワイト企業に就職することができるのでしょうか?方法を2つ解説します。
OB・OG訪問サービスを利用する
まずはOB・OG訪問サービスを利用してみましょう。興味のある業界や企業で働いている先輩を紹介してくれます。社内の雰囲気や労働状況といったリアルな声が聞けるので、ここからホワイト企業か否かを判断可能です。
またOB・OG訪問は、リファラル採用という、社内従業員の推薦による採用手段の一環にもなっています。相談から早期内定に結びつく可能性があるわけです。
OB・OG訪問サービスを利用するなら、株式会社ビズリーチが運営する「ビズリーチ・キャンパス」や、Matcher株式会社が運営する「Matcher」などがオススメです。
ビズリーチでは大学別の訪問内容が掲載されたり、スカウトが来たりするよ。
Matcherでは内定者に会え、他のOB・OG訪問よりも申し込みがしやすいというメリットがあるんだ。
OB/OG訪問について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
就活エージェントに企業を紹介してもらう
自分に合った企業を、就活エージェントに紹介してもらうもの良いでしょう。
就活エージェントとは、就活全般をサポートしてくれるサービスで、専任のアドバイザーが、企業研究や自己分析の手伝いのほか、ES添削や面接練習などもしてくれます。
また、アドバイザーとの面談内容をもとに、あなたに合った企業の紹介も受けられます。
紹介してくれる企業は、就活エージェントが厳選した優良企業ばかりなので、ホワイト企業である確率が高くなります。
また、就活サイトにない企業・求人を多数扱っているため、意外と知られていない優良企業に出会え、就職活動を有利に進めることができます。
ホワイト企業を確実に紹介してくれる就活エージェントを知りたいという人は以下の記事を参考にしてください。
まとめ
今回は、ホワイト企業を見極めるうえで参考になるものや、ホワイト企業の特徴、就職方法などを紹介しました。
ホワイト企業を見つける手段は、たくさんあることがわかったはずです。
就職活動をしっかり行えば、自分が希望する企業に入ることができるので、最後まで手を抜かないで頑張りましょう。