公務員から民間企業への転職を検討している人は、転職エージェントを利用するべきです。転職エージェントを利用すれば、理想通りの転職を実現できる可能性を大幅に高められます。
本記事では、公務員からの転職にピッタリの転職エージェント7社と転職エージェントの選び方などを紹介します。
公務員におすすめしたい 転職エージェントTOP3 | |
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20代の公務員向け | 求職者の話をしっかりと ヒアリング! 無料相談をする |
30代以上の公務員向け | サポートの質が高く 求人数が豊富! 無料相談をする |
ハイクラス転職を目指す公務員向け | 年収800万円以上の ハイクラス求人多数! 無料相談をする |
公務員から民間企業への転職にはエージェントがおすすめ!
公務員から民間企業への転職を目指す人には、転職エージェントがおすすめです。民間企業の内部事情や転職事情を熟知している転職エージェントを利用すれば、理想通りの転職を実現できる可能性が高まります。
公務員、特に行政職はさまざまな部署での業務を経験するジェネラリストです。基本的に前任者から引き継いだ形そのままで業務を処理することを求められます。
民間企業でキャリアを築いてきた求職者に比べると公務員はスキルの棚卸しが難しく、面接時に業務内容をそのまま伝えるだけでは採用されにくい傾向があります。
そのため公務員からの転職においては、スキルの棚卸しや選考対策などを転職エージェントの協力を得ながら行うのが最善です。
転職エージェントを活用すれば求人紹介はもちろん、面接日程の調整や給料の交渉もプロに任せられるので、公務員として働きながら無理なく転職活動を進められます。
公務員から民間企業への転職におすすめなエージェント【20代向け】
公務員から民間企業への転職におすすめな20代向けエージェントは次の3社です。
社会人経験が浅い若手公務員の場合、選考時に自分のポテンシャルを効果的にアピールする方法を知っておくことが大切です。また、キャリア相談を通じて自分の適性が正しく把握できれば、転職後のミスマッチも防げます。
各社の特徴・強みをチェックして、自分に合った転職エージェントに相談してみましょう。
20代や第二新卒におすすめの転職エージェントについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
20代の求人に強みを持つ「マイナビエージェント」
マイナビのプロモーションを含みます
名前 | マイナビエージェント |
料金 | 無料 |
求人数 | 公開求人:- 非公開求人:- (2024年10月23日現在) 今の求人数:公式HP参照 |
対象年代 | 20代~30代の若手向け求人が多い ※年齢制限なし |
対応エリア | 全国 |
オンライン面談 | 可 |
得意分野・業界 | 全業界、全職種 |
公式HP | https://mynavi-agent.jp/ |
企業情報を見る
運営会社名 | 株式会社マイナビ |
拠点 | 東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号 パレスサイドビル |
書類添削の有無 | あり |
面接対策の有無 | あり |
スカウト機能の有無 | あり |
連絡手段 | メール、電話 |
-
- 求人数の多さ
- 4
-
- 取り扱い
業種数 - 5
- 取り扱い
-
- 3
- ハイクラス求人
-
- 5
- サポート
対応
-
- 利用実績
- 5
- 20代の転職エージェント満足度No.1
- 専任アドバイザーや企業担当アドバイザーによるサポート体制が充実
- 20代~30代前半の転職支援に特化
マイナビエージェントは、マイナビグループが運営する総合型の転職エージェントです。
20代~30代前半の就業支援に特化しており「20代の転職エージェント満足度No.1」、2023年のオリコン顧客満足度「転職エージェントNo.1」を獲得しています。
マイナビエージェントは、業界・業種ごとに専任のキャリアアドバイザーが在籍していることが特徴です。公務員から希望する業界・業種への転職を有利に運べるよう充実したサポートを受けられます。
都市圏の求人から地方求人までしっかりカバーできるため、より多くの選択肢の中から自分に合った企業を見つけやすくなることもマイナビエージェントの強みです。
公務員から民間企業への転職を検討している人は、まずマイナビエージェントに相談しましょう。
- ベンチャーから大手まで求人が豊富
- 地方の求人もしっかりカバーしている
- 業界に精通したキャリアアドバイザーが多数在籍
- 30代後半以降には不向き
- ハイクラス求人が少ない
- エージェントの質に差がある
▼マイナビエージェントの口コミ
引用:キャリアクラス独自調査
引用:キャリアクラス独自調査
\20代の求人に強い!/
第二新卒など社会人経験が少ない人向けの「キャリアスタート」
名前 | キャリアスタート |
料金 | 無料 |
求人数 | 公開求人:- 非公開求人数:- (2024年1月12日現在) ※今の求人数:公式HP参照 |
対象年代 | 10代後半から30代前半 |
対応エリア | 全国 |
オンライン面談 | 可 |
電話番号 | 070-1202-4387 ※登録後、上記番号から電話がかかってきます |
得意分野・業界 | 第二新卒など、若手の転職支援に特化 |
公式HP | https://careerstart.co.jp/ |
詳細を見る
運営会社名 | キャリアスタート株式会社 |
拠点 | 東京都港区新橋2-6-2 新橋アイマークビル8F |
書類添削の有無 | あり |
面接対策の有無 | あり |
スカウト機能の有無 | なし |
連絡手段 | メール、電話 |
-
- 求人数の多さ
- 4
-
- 取り扱い
業種数 - 4
- 取り扱い
-
- 5
- 利用者満足度
-
- 4
- サポート
対応
-
- 利用実績
- 5
- 未経験転職の支援に強みがある
- アドバイザーの質が高く転職後のミスマッチが少ない
- 早期の内定獲得を実現しやすい
キャリアスタートは、未経験転職の支援を得意としている転職エージェントで、年間4万人以上をサポートしています。
質の高いアドバイザーが求職者一人ひとりに合った企業を厳選して紹介しているので、入社後の定着率が92%とミスマッチが非常に少ないという特徴があります。
履歴書添削や面接対策などのサポートが手厚く、スキル・経験のない第二新卒であっても早期転職を実現しやすいこともキャリアスタートの魅力です。利用者のうち72%が1ヶ月以内に内定を獲得しています。
「自分の適性を知ったうえで転職活動を進めたい」「できるだけ早く公務員から民間企業へ転職したい」という人には、キャリアスタートがおすすめです。
- 月収25万円以下の方であれば年収アップを図りやすい
- イメージしていたよりも早く転職できる
- キャリアチェンジを実現しやすい
- 大手に比べると求人数が少なめ
- 連絡がしつこく感じる場合がある
▼キャリアスタートの口コミ
引用:Google口コミ
引用:Google口コミ
\社会人経験が浅い人向け!/
未経験業種にチャレンジしやすい「ハタラクティブ」
名前 | ハタラクティブ |
料金 | 無料 |
求人数 | 公開求人: 3,372件 非公開求人:- (2023年12月14日現在) 今の求人数:公式HP参照 |
対象年代 | 20代 |
対応エリア | 全国 |
オンライン面談 | LINEビデオ面談可 |
得意分野・業界 | フリーター・既卒・ 第二新卒の支援に特化 |
公式HP | https://hataractive.jp/ |
詳細を見る
運営会社名 | レバレジーズ株式会社 |
拠点 | 東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア24F・25F |
書類添削の有無 | あり |
面接対策の有無 | あり |
スカウト機能の有無 | なし |
連絡手段 | メール、電話 |
-
- 求人数の多さ
- 4
-
- 取り扱い
業種数 - 4
- 取り扱い
-
- 4
- 利用者満足度
-
- 5
- サポート
対応
-
- 利用実績
- 5
- 未経験OKの求人が全体の約8割
- 性格やこれまでの経歴を踏まえた適職を提案
- 丁寧な選考対策で書類通過率96%以上、内定率80%以上
ハタラクティブは、20代の転職支援に強いエージェントです。保有求人の約8割が未経験OKのため、経歴やスキルに自信がない人でも就職先が見つかります。
ハタラクティブはマンツーマンで選考対策をしてもらえるエージェント型転職サイトです。転職希望者一人ひとりに合わせた選考対策を提供しており、書類通過率は96%、内定率は80%を超えています。
ハタラクティブはそれほど公開求人数が多くはないものの、大企業の求人を多数保有していることも特徴です。大企業も候補に入れて転職活動を進めたいという公務員は、ハタラクティブに相談しましょう。
- 学歴に関係なく求人を紹介してくれる
- 最短2週間で内定獲得を目指せる
- 求人票にないリアルな情報を提供してくれる
- 取り扱う求人の勤務地が限られている
- 求職者が自分で求人を検索できない
▼ハタラクティブの口コミ
引用:Google口コミ
引用:みん評
\未経験業種にチャレンジできる!/
公務員から民間企業への転職におすすめなエージェント【30代向け】
公務員から民間企業への転職におすすめな30代向けエージェントは次のとおりです。
30代の公務員が民間企業へ転職する場合、スキルの棚卸しをしっかりと行い選考に臨む必要があります。自分のスキルや経歴をどのように伝えるのが効果的なのかをキャリアアドバイザーに都度相談すべきです。
dodaとtype転職エージェントは、どちらもキャリアアドバイザーの手厚いサポートに定評がある転職エージェントです。それぞれの特徴をチェックしておきましょう。
30代におすすめの転職エージェントについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
合計800万人以上の総登録者数を誇る「doda」
名前 | doda |
料金 | 無料 |
求人数 | 公開求人:261,010件 非公開求人:- (2024年10月23日現在) 今の求人数:公式HP参照 |
対象年代 | 20代~60代 |
対応エリア | 全国 |
オンライン面談 | 可 |
得意分野・業界 | 全業界、全職種 |
公式HP | https://doda.jp/ |
企業情報を見る
運営会社名 | パーソルキャリア株式会社 |
拠点 | 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F |
書類添削の有無 | あり |
面接対策の有無 | あり |
スカウト機能の有無 | あり |
連絡手段 | メール、電話 |
-
- 求人数の多さ
- 4
-
- 取り扱い
業種数 - 4
- 取り扱い
-
- 5
- 利用者満足度
-
- 5
- サポート
対応
-
- 利用実績
- 5
- 専任のキャリアアドバイザーが公務員の転職をサポート
- 転職活動を効率的に行うためのコンテンツが豊富
- 20代~60代公務員が利用できる
dodaは、豊富な求人数を誇る大手の総合型転職エージェントです。業界や職種、市場動向に精通したキャリアアドバイザーが充実したサポートを提供しており、2022年〜2024年オリコン顧客満足度No.1を獲得しています。
dodaは豊富な転職支援実績に基づく独自のノウハウを持ち、公務員から民間企業へ転職する際に有用なコンテンツが充実していることが特徴です。転職の経験がない場合でも、dodaを利用すれば効率良くスムーズに転職活動を進められます。
dodaは20代~60代を対象とした転職エージェントであるため、転職を検討している全年代の人が利用できます。転職をする30代以降の公務員は、まずdodaに相談してみましょう。
- 求人が豊富で希望条件に合った案件を見つけやすい
- 転職サポートが充実している
- エージェントとLINEでやり取りできる
- 紹介求人とスカウトメールの管理が大変なことがある
- キャリアアドバイザーの対応に差がある
- 希望条件と異なる求人を紹介されることがある
▼dodaの口コミ
引用:キャリアクラス独自調査
引用:キャリアクラス独自調査
\登録者数800万人以上!/
キャリアアドバイザーのサポートが手厚い「type転職エージェント」
名前 | typeエージェント |
料金 | 無料 |
求人数 | 公開求人:10,474件 非公開求人数:18,405件 (2023年12月14日現在) ※今の求人数:公式HP参照 |
対象年代 | 20代〜30代 |
対応エリア | 東京・神奈川・千葉・埼玉 |
オンライン面談 | あり |
得意分野・業界 | IT・Web・通信 |
公式HP | https://type.career-agent.jp/ |
詳細を見る
運営会社名 | 株式会社キャリアデザインセンター |
拠点 | 東京都港区赤坂3-21-20 赤坂ロングビーチビル |
書類添削の有無 | あり |
面接対策の有無 | あり |
スカウト機能の有無 | あり |
連絡手段 | メール、電話、LINE |
-
- 求人数の多さ
- 4
-
- 取り扱い
業種数 - 5
- 取り扱い
-
- 3
- ハイクラス求人
-
- 5
- サポート
対応
-
- 利用実績
- 5
- サポートが充実している
- ITエンジニア向けの転職に強い
- 関東圏の求人に力を入れている
type転職エージェントは、キャリアアドバイザーが親身になってサポートしてくれる転職エージェントです。転職支援実績34万人、利用者年収アップ率79%を誇る老舗転職エージェントです。
関東を中心にさまざまな業界や企業にコネクションを持ったキャリアアドバイザーが多数在籍しており、求職者一人ひとりに合わせた転職サポートを提供しています。
セミナー・相談会などのイベントが定期的に開催されていることもtype転職エージェントの特徴です。特定の業界向けの説明会もあるので、業界ごとに効果的な転職活動の進め方をレクチャーしてもらえます。
利用者限定の非公開求人も多数保有しているため、関東圏で転職を目指す公務員にとっては登録必須の転職エージェントと言えます。
- 非公開求人が多く優良な求人が見つかりやすい
- サポートが充実している
- 女性向けのサービスがある
- 連絡がつきにくいことがある
- 一都三県に求人が集中している
▼Type転職エージェントの口コミ
\サポートが手厚い!/
公務員から民間企業への転職におすすめなエージェント【ハイクラス向け】
公務員から民間企業への転職におすすめなハイクラス向けエージェントは次の2社です。
以前は、政策立案に携わっていた経験を活かしてコンサル系シンクタンクに転職をするケースが、公務員におけるハイクラス転職の王道と言われていました。
しかし近年では、今までのキャリアを活かして事業会社や金融機関に転職する公務員も増加傾向にあります。ハイクラス転職を視野に入れている公務員は、ハイクラスに特化した転職エージェントもチェックしておきましょう。
ハイクラス向け転職エージェントについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
ハイクラス人材に特化したスカウトサービス「doda X」
名前 | doda X |
料金 | 無料 |
求人数 | 公開求人:約57,000件 非公開求人数:- (2024年7月時点) ヘッドハンター数:約6,300名 (2024年6月時点) ※今の求人数:公式HP参照 |
対象年代 | 20〜50代 |
対応エリア | 全国 |
オンライン面談 | △ |
得意分野・業界 | IT・Web・メーカー・営業 |
公式HP | https://doda-x.jp/ |
詳細を見る
運営会社名 | パーソルキャリア株式会社 |
拠点 | 東京都千代田区丸の内2-4-1 |
書類添削の有無 | △ |
面接対策の有無 | △ |
スカウト機能の有無 | △ |
連絡手段 | メール、電話 |
-
- 求人数の多さ
- 4
-
- 取り扱い
業種数 - 4
- 取り扱い
-
- 5
- ハイクラス
求人
-
- 5
- サポート
対応
-
- 利用実績
- 5
- スカウトサービスがある
- 約8,000名のヘッドハンターがいる(2024年3月時点)
- 約5万件のハイクラス案件がある(2024年6月時点)
doda Xはスカウト型のハイクラス向け転職エージェントです。一般的なスカウト型サービスとは異なり、求人検索をして自ら応募できる点が特徴です。取扱求人の多くが年収800万円以上であり、スキル・実績を持つ公務員に適したサービスとなっています。
doda Xは事業企画やコンサルタント、クリエイティブ職などの上流工程のポジションを募集する求人が多い傾向です。その分、キャリアアップや年収アップなどを実現しやすいといった魅力があります。
カウンセリングを受けながら市場価値の向上を図ったり、応募書類を魅力的に見せるアドバイスを受けたりできるため、ハイクラス転職を目指す公務員はdoda Xを活用しましょう。
- 1人で転職活動するよりもスムーズに進む
- 履歴書・職務経歴書を登録するだけでスカウトが来る
- 年収800万以上の求人と出会える
- 他社と比べると求人数が少ない
- スカウトが来ないこともある
▼doda Xの口コミ
引用:みん評
引用:みん評
\ハイクラス人材に特化!/
ハイクラス特化の老舗エージェント「JACリクルートメント」
名前 | JACリクルートメント |
料金 | 無料 |
求人数 | 公開求人:- 非公開求人:- (2024年10月23日現在) 今の求人数:公式HP参照 |
対象年代 | 20~60代 |
対応エリア | 全国 |
オンライン面談 | 可 |
得意分野・業界 | 管理職クラス、外資系企業、海外進出企業など |
公式HP | https://www.jac-recruitment.jp/ |
詳細を見る
運営会社名 | 株式会社 ジェイエイシーリクルートメント |
拠点 | 東京都千代田区神田神保町1-105番地 神保町三井ビルディング14F |
書類添削の有無 | あり |
面接対策の有無 | あり |
スカウト機能の有無 | あり |
連絡手段 | メール、電話 |
-
- 求人数の多さ
- 3
-
- 取り扱い
業種数 - 4
- 取り扱い
-
- 5
- ハイクラス
求人
-
- 4
- サポート
対応
-
- 利用実績
- 4
- 外資系企業の転職支援実績が豊富
- コンサルタント総数約1,200人
- 非公開求人が全体の65%
JACリクルートメントはロンドン発祥の転職エージェントで、海外に進出している企業や外資系企業に強いことが特徴です。オリコン満足度調査「ハイクラス・ミドルクラス転職部門」で6年連続1位を獲得しています。
大手・優良企業への紹介実績が豊富で、JACリクルートメントを利用した人の多くが年収800円以上のハイクラス転職を実現しています。
JACリクルートメントの強みは、各企業ごとに専任のキャリアコンサルタントがいることです。企業の内情や特性に精通しているため、転職活動を有利に進められる正確で詳細な情報を受け取れます。
社内全体でスピード感も大事にしているため、スムーズに転職活動を進めたい人にもおすすめです。外資系企業も視野に入れて転職活動を行いたい公務員には、JACリクルートメントに相談しましょう。
- ハイクラス人材に特化したサポートが受けられる
- エージェントの質が高い
- 企業を直接訪問しているキャリアアドバイザーからサポートしてもらえる
- 対応している地域数が少ない
- 大手エージェントと比べると求人数が少ない
▼JACリクルートメントの口コミ
引用:Google口コミ
引用:Google口コミ
\外資系ハイクラス求人多数!/
公務員からの転職に適した転職エージェントの選び方
公務員からの転職に適した転職エージェントの選び方は次のとおりです。
これらのポイントを押さえた上で、自分に合った転職エージェントを選びましょう。
未経験ジャンルに挑戦できる求人が多いエージェントを選ぶ
公務員からの転職を目指す人は、未経験ジャンルに挑戦できる求人が多いエージェントを選ぶべきです。未経験可の求人が多い転職エージェントであれば、コンスタントに求人を紹介してもらえます。
求職者の年齢が上がれば上がるほど、企業は即戦力としての能力を求めることが一般的です。そのため、職歴が公務員だけの場合、未経験可の求人が少ない転職エージェントに登録しても、声がかからない可能性があります。
未経験可の求人が豊富な転職エージェントに登録すれば、より多くの企業の中からより自分にマッチした求人を選択することが可能です。
ただし、未経験可の求人が豊富な転職エージェントに登録する際は、対象年齢を忘れずに確認しておきましょう。
評判や口コミをチェックする
公務員からの転職に適した転職エージェントを選ぶ際は、評判や口コミをチェックすることが大切です。特に、自分と似た境遇を持つユーザーが投稿した評判・口コミを参考にできれば、自分にあった転職エージェントかどうかを判断しやすくなります。
転職活動を効率よく進めるためには、転職エージェントの特性に加えてキャリアアドバイザーやサポート体制の質も重要です。キャリアアドバイザーやサポート体制についての評判・口コミもチェックしておきましょう。
転職エージェントの評判や口コミを探す際は、SNSやGoogleマップ、みん評などがおすすめです。
転職エージェントの利用の流れ
転職エージェントの利用の流れは次のとおりです。
転職エージェントを利用する場合、まずは利用目的を明確にしましょう。公務員から転職して、どのような業界・業種で働きたいのかを自分の中で整理してください。
利用目的を明確にした上で、気になる転職エージェントを複数社ピックアップします。
ピックアップした複数社の転職エージェントの評判・口コミをチェックしましょう。その際、できるだけ自分と似た境遇の人が投稿した評判・口コミを参考にすべきです。
利用したい転職エージェントが決まったら会員登録を行います。会員登録すると面談の案内が電話もしくはメールで連絡されるので、日程を調整しましょう。
キャリアアドバイザーとの面談がマンツーマン形式で実施されます。転職エージェントのオフィスに行くのが難しい場合、電話やオンライン上での面談も可能です。
面談の際は転職目的や希望条件、悩み事などをできるだけ具体的に伝えましょう。
キャリアアドバイザーのサポートを受けながら、マイページに登録するプロフィールや応募書類を作成します。
キャリアアドバイザーから自分の適性や希望条件に沿った求人を紹介してもらいます。紹介された求人に必ず応募しないといけないというルールはありません。
紹介された求人が自分にあったものかどうかをよく吟味してから応募しましょう。応募手続きはキャリアアドバイザーが代行してくれます。
書類選考を通過した企業で面接が実施されます。キャリアアドバイザーに相談しながら面接対策を行いましょう。面接の日程調整などはキャリアアドバイザーが代行してくれます。
書類選考面接を突破し内定を獲得できたら、キャリアアドバイザーを通じて待遇や勤務開始日などの調整を行います。
転職エージェントによっては、円満退職のためのアドバイスや入社後のサポートサービスなどを提供しています。
公務員から民間企業への転職で押さえておくべきポイント
公務員から民間企業への転職で押さえておくべきポイントは次のとおりです。
公務員から民間企業への転職を検討している人は、それぞれ確認しておきましょう。
自分の年齢や実務経験年数に合ったエージェントを選ぶ
公務員から民間企業へ転職する際は、自分の年齢や実務経験年数にあったエージェントを選択することが大切です。自分にあった転職エージェントを活用すれば、転職活動をスムーズに進められます。
例えば、20代の公務員が転職を行う場合は、マイナビエージェントがおすすめです。30代以降の公務員であればdodaなどが適しています。
職種によっても選ぶべき転職エージェントは異なります。例えば、行政職で培ったコミュニケーション能力を活かしたい人は営業職の求人が豊富な転職エージェントがおすすめです。
技術職で認可申請手続きの経験がある人などは、不動産や建築関係の求人が豊富な転職エージェントがおすすめです。今までの経験とは全く異なる職種にチャレンジしたい人は、未経験可求人が豊富な転職エージェントを選択しましょう。
チャレンジ精神や長期的なキャリアプランをアピールする
公務員から民間企業への転職ではチャレンジ精神や長期的なキャリアプランをアピールすることも大切です。企業の採用担当者は「この人は会社で活躍してくれそうか」「長く勤めてくれそうか」をチェックしています。
チャレンジ精神と長期的なキャリアビジョンを示すことで、新しい職場への挑戦意欲と前を見通す計画性をアピールできるため、採用される可能性を高められます。
特に、社会人経験の浅い若手公務員は、自分の熱意やポテンシャルをどのようにアピールすべきかという視点を持って選考対策を行うべきです。
複数の転職サービスに登録してエージェントの質を比べてみる
公務員から民間企業へ転職する際には、複数の転職エージェントに登録すべきです。複数の転職エージェントに登録してサービスを比較検討することで、自分にあったエージェントを活用しながら効率よく転職活動を進められるでしょう。
また、転職エージェント各社はそれぞれ異なる強みや特徴を持ちます。複数の転職エージェントに登録して各社の良いとこ取りができれば、転職活動の効率を上げられるだけでなく、より自分にマッチした企業に出会える可能性を高められます。
株式会社ジャストシステムの調査によると、転職成功者の70%以上が転職エージェントに2社以上登録していることがわかっています。
参考:リクルートエージェント|転職エージェントは何社利用するのが良い?
複数の転職エージェントを登録するメリットを詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください。
公務員から民間企業へ転職するメリット
公務員から民間企業へ転職するメリットは次のとおりです。
転職活動のモチベーションを保つためにも、公務員から民間企業へ転職するメリットを把握しておきましょう。
年功序列でなく実績・行動で評価されやすい
民間企業は公務員と比べると、年功序列でなく実績・行動で評価されやすい特徴があります。上昇志向の強い人や仕事にやりがいを求める人には、実力主義・成果主義が浸透している企業が向いているでしょう。
また、実力主義・成果主義が浸透している企業には優秀な人材が集まりやすくなります。優秀な人材と日々切磋琢磨できれば、モチベーションを保ちながら自分自身のスキルを高めていくことが可能です。
若いうちから収入アップを狙える
若いうちから収入アップを狙えることも公務員から民間企業へ転職するメリットです。
公務員の平均年収は民間企業の平均年収を上回ります。しかし、公務員の給与体系は基本的に年功序列です。民間企業の場合は、スキルや実績次第では年齢に関係なく大幅な年収アップや昇進を実現できるチャンスがあります。
公務員の年功序列の評価制度に不満を感じている人や、年齢に関係なく年収アップできる環境を望む人は民間企業への転職がおすすめです。
参考:アガルートアカデミー|公務員と民間企業の年収を比較(令和4年度時点)
より良い環境で働ける可能性がある
より良い環境で働ける可能性があることも公務員から民間企業へ転職するメリットです。「公務員の仕事は緩い」というイメージを持たれがちですが実際は違います。
非効率的な業務の進め方を求められることが多く、残業が常態化しているケースも珍しくありません。また、窓口業務を担当する部署であれば、理不尽な要求やクレームへの対応で多大なストレスを感じることもあります。
ワークライフバランスを整え、仕事上のストレスを軽減するために転職を決意する公務員は少なくありません。業界や企業の内情を熟知した転職エージェントを活用すれば、より良い環境で働ける可能性を高められます。
キャリアの可能性を広げられる
キャリアの可能性を大幅に広げられることも、公務員が民間企業に転職するメリットと言えます。将来的なキャリアパスを明確化することで、モチベーションを保ちながら日々の業務や自己研鑽を行えるでしょう。
近年では、社員のモチベーションやスキル向上のため、ジョブローテーション制度や社内企業制度を導入している企業も増加傾向にあります。
また、ダブルワークを認めている民間企業も多いので、副業を通して自分のスキルをブラッシュアップしていくことも可能です。
公務員から民間企業へ転職するデメリット
公務員から民間企業へ転職するデメリットは次のとおりです。
- 福利厚生が減ってしまう可能性がある
- 待遇や年収が上がるとは限らない
- 収入が会社の経営状況に左右されるなど
公務員として働くメリットは、手厚い福利厚生や年向上列型の評価制度の恩恵などを受けながら働けることです。給与・ボーナスが経営状況に左右されることも基本的にありません。
近年では、福利厚生が充実した民間企業も増加しています。しかし公務員と比較した場合、福利厚生が見劣りする民間企業も少なくありません。
また公務員から民間企業への転職は未経験枠で採用されるケースが多いため、年収が下がってしまう可能性もあります。「なんとなく辞めたい」という理由で公務員を辞めると後悔してしまう可能性があるのは事実です。
もし公務員から民間企業へ転職することに不安を感じているのであれば転職エージェントに相談してみましょう。「自分はどうすべきか」といった悩みも解決に導いてくれるはずです。
公務員から民間企業への転職に不安を感じているや絶対後悔したくないという方は以下記事を参考にしてくみてください。
公務員から民間企業への転職でよくある質問
公務員から民間企業へ転職するときによく聞かれる質問は?
公務員から民間企業へ転職するときによく聞かれる質問の例は次のとおりです。
- 公務員を辞めた理由
- どんな部署に勤めていたのか
- どんな業務を経験したのか
- それらの経験をどうやって今後の業務へ活かしていくのか
基本的には、民間企業から民間企業に転職する際の質問内容と大きな違いはありません。ただし公務員は9時17時のルーティンワークで、甘い職場環境というイメージを持たれやすい傾向にあります。
そういったイメージを逆手にとって、公務員の職場環境は決して甘くないことやスキルアップのために取り組んできたことなどをアピールできると、よりポテンシャルを評価してもらいやすくなります。
公務員から民間企業に転職する人に多い理由は?
公務員から民間企業に転職する人に多い理由には次のようなものが挙げられます。
- 年功序列に抵抗がある
- 市民のためにという考えが合わない
- せっかく試験に合格したから辞めるのがもったいなく感じる
- 毎日同じ仕事の繰り返しで面白さを感じない
- 希望通りの部署へ異動ができない
- 確認してもらう人・部署が多すぎてスピードが遅すぎる
- 収入をアップするために副業をしたい
- 入社前のイメージの残業時間とギャップがある
公務員から民間企業に転職する人に多い理由について詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。
公務員の離職率はどれくらい?
公務員の離職率は次のとおりです。
令和3年 | 令和2年 | |
一般行政職 | 1.22% | 0.99% |
教育職 | 1.00% | 0.80% |
警察職 | 1.14% | 1.05% |
国家公務員 (行政職) | 1.81% | 1.64% |
民間企業の離職率は次のとおりです。
令和3年 | 令和2年 | |
一般労働者 | 11.1% | 10.7% |
一般労働者 (定年・契約期間満了を除く) | 9.1% | 8.8% |
パートタイマー | 21.3% | 23.3% |
パートタイマー (定年・契約期間満了を除く) | 17.2% | 18.8% |
公務員の離職率は民間企業の離職率と比べると極めて低い水準で推移しています。しかし公務員の離職率は増加傾向にあり、民間企業への転職も一般的になりつつあります。
総務省の調査によると令和元年に退職した地方公務員12万9,713人のうち、定年退職者が6万7,207人、普通退職者は4万9,767人(全体の38.4%)でした。
3人に1人以上が普通退職をしていることからも、公務員の転職が決して珍しいものではないことがわかります。
参考:スタディング公務員講座|地方公務員・国家公務員の離職率は?民間企業との違い
参考:総務省|令和3年度 地方公務員の退職状況等調査
公務員と民間企業での働き方の違いは?
公務員と民間企業での働き方の違いとして次のようなことが挙げられます。
- 残業前提で働く可能性がある
- 厳しいノルマを科せられる可能性がある
- 転勤の可能性がある
公務員は国や自治体のため、国民・住民の生活のために働く営利を目的としない仕事です。一方で、民間企業は社会貢献とともに利益を追求する集団です。
そのため、残業やストレスの少ない部署で働く公務員が民間企業へ転職した場合、厳しさを感じるケースは少なくありません。
公務員から民間企業へ転職したい人は、明確な目的と意思を持って転職活動をスタートするべきです。
公務員から民間企業に転職して後悔しない?
公務員から民間企業に転職して後悔するかは人によります。何となく嫌だからという理由で公務員を辞めると後悔することもあるでしょう。
公務員から民間企業への転職で後悔すると言われる理由には次のようなものが挙げられます。
- 安定性や福利厚生、社会的信用が低くなる
- 仕事の効率さやスピード感を求められる
- 会社の利益を追求しなければいけない
公務員から民間企業に転職して後悔するかどうかが気になる人は、以下の記事をチェックしておきましょう。
公務員を辞めるのはもったいない?
公務員を辞めるのがもったいないかどうかは人によります。公務員と民間企業にはそれぞれメリット・デメリットがあるので、一概に公務員を辞めるのがもったいないとは言えません。
「公務員を辞めるのはもったいない」と言われて転職を決断できないでいる人は、以下の記事をチェックしてみてください。
公務員から民間企業への転職では自分に合ったエージェント選びが最大のカギ!
公務員から民間企業への転職では自分に合ったエージェント選びが最大のカギとなります。転職活動に必要不可欠なスキルの棚卸しや選考時のアピールが難しい公務員こそ転職エージェントを利用すべきです。
自分に合った転職エージェントを利用できれば、効率的に転職活動を進められるだけでなく、転職後のミスマッチも防げます。自分に合った転職エージェントのサポートを受けて、理想通りの転職を実現させましょう。