グループディスカッションの進め方を知りたいです!
本番に向けて準備するのは大切だね。
毎年多くの企業が、新卒の選考を行う際にグループディスカッションを実施しています。
エントリーシート(ES)や面接ではチェックすることができない、グループでの動き方や課題に対する取り組み方、発想力、気遣いなどをチェックする狙いがあるからです。
そのため、内定を獲得するためにはしっかりと対策を取っておかなければなりません。
そこで今回は、グループディスカッションの進め方と発表方法について解説していきます。本記事を通して進行の基本を押さえ、就活本番に向けて準備をしていきましょう。
- グループディスカッションは、新卒の選考で多用されます
- GDの流れを知っているだけで周りと差がつきます
- 発表にもポイントがあるので、事前に対策しましょう
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就活でのグループディスカッション(GD)の進め方
就活でのグループディスカッションは、議題やテーマが企業・業種によって異なるものの、その進め方に大きな違いはありません。
これから紹介する進め方を理解しておけば、どんなシチュエーションにも応用できます。理解力を高めたい方は、何か一つ自分の中でテーマを決め、実際にグループディスカッションを行っているイメージをしながら読んでいくのがおすすめです。
それでは、グループディスカッションの進め方を見ていきましょう。
グループディスカッション(GD)の進め方➀:自己紹介をする
まずは自己紹介から始めよう。
グループディスカッションで良い成果を出すには、グループの結束が必要不可欠です。初めて顔を合わせた者同士が結束するには、まずお互いを知り、緊張感を和らげることが重要となります。
とはいえ、グループディスカッションは親睦を深めるのが目的ではないので、少しでも本題について議論する時間を確保しておくべきです。グループディスカッション前の待ち時間に、親睦をふかめておくようにしましょう。
欲を言えば、グループディスカッション開始前のコミュニケーションを通して各メンバーが能力を発揮できそうな役割を見いだせるのが理想です。
グループディスカッション(GD)の進め方➁:役割を決める
役割そのものにこだわらないように気をつけます。
グループディスカッションでは、一般的に以下の3つの役割が発生します。
- 進行役(リーダー)
- 時間管理役(タイムキーパー)
- 記録役(書記)
ここで知っておいてほしいのが、これらの役割に就いても選考を突破できるわけではないということです。
グループディスカッションでよくあるNGな例として、各役割の奪い合いがあります。自分の評価を高めるために目立ちやすい各役割に就きたい気持ちは分かりますが、グループディスカッションの本質はそこではありません。
大切なのは、グループとしていかに結束して取り組めるかです。
どんなときでも、グループのことを第一に考えて行動をとる姿勢が何よりも評価されます。全員で誰がどの役割を担当するのか話し合い、納得したうえで進めていきましょう。
グループディスカッション(GD)の進め方➂:時間配分を決める
役割が決まったら、時間配分を決めよう。
グループディスカッションには、必ず制限時間が設けられています。時間内でいかにして、自分達の結論を出せるのかが重要です。
時間管理役を中心に目安の時間配分を決め、効率よく議論できるようにしましょう。
グループディスカッション(GD)の進め方➃:課題や目的の前提条件を定義する
グループで話し合うべき課題や目的を共通認識として持つのが大切ですね。
企業から提示されたテーマは、人によって捉え方や考え方が変わります。そのため、課題や目的の前提条件を定義しなければ、話し合う際に本筋とズレてしまう危険があるのです。
例えば、食品メーカーの会社で「コンビニで販売する新しい商品を開発してください」というテーマを出されたとします。
これらの情報だけで話し合いを始めてしまうと、ターゲットや販売する季節、商品のジャンルなど自由にアイデアを出せてしまいます。これでは結論を出す際に、何が一番良いか正確な判断をするのが難しくなります。
話合いを進めるにあたってチーム全員で「誰に、いつ、どこで、何を」を定義し、共通認識として持つのが重要です。
ここが、グループディスカッションを進めるにあたって一番のキーポイントとなります。
グループディスカッション(GD)の進め方➄:意見やアイデアを出し合う
話し合う課題や目的の前提条件を定義したら、良い雰囲気を作りつつ意見を出し合おう。
ここでは、正解か不正解ではなく、たくさんの意見・アイデアそのものが重要です。自分の意見と合わないとき、ついつい反対したくなりますが、そうするとメンバーが萎縮し、グループとしての結束力が低くなってしまいます。
意見・アイデアを出しやすい雰囲気作りと気遣いを、進行役が中心となって各々でするようにしましょう。
また、議論に入れていないメンバーがいた場合は、発言を強要するのではなく、簡単なことから話を振ってみたり、意見を求めてみたりして、なるべく全員が参加している状態を作ることも重要です。
グループディスカッション(GD)の進め方➅:内容を整理する
意見・アイデアを出し終えたら、内容を整理する必要がありますね。
ここでは、記録役と進行役を中心に、出た意見・アイデアを仕分けしていきます。同じ、もしくは同類の意味を持つ意見・アイデアをまとめて整理し、グループとしての結論を見つけるわけです。
一人が淡々と仕分けするのではなく、全員で意見を出し合いながら行うようにしましょう。
グループディスカッション(GD)の進め方➆:結論を出す
意見・アイデアの整理を終えたら、グループとしての結論を出そう。
意見の食い違いや対立が起こり得ますが、お互いの主張を理解しようとする姿勢が重要です。
最終的な結論が出た際は、再度全員に確認をとるようにしましょう。
グループディスカッション(GD)の進め方⑧:発表の準備
グループとしての結論が決まったら、発表に備えて準備をしましょう。
発表の仕方は企業によって異なりますが、最終的な結論と、その根拠・具体例の3つは、おおむね共通して求められます。
本番の発表前に、グループ内で練習しておくのも良いですね。
グループディスカッション(GD)の進め方⑨:発表
準備が整ったら、最後は発表だ。
グループディスカッションでは、ディスカッション中の様子だけでなく、最終的な成果物も評価に影響します。
最後まで気を抜かずに、結論を堂々と発表しましょう。
就活でのグループディスカッション(GD)の発表方法
ここからは、「発表」について、その方法をもう少し掘り下げて説明します。
どんなに良いディスカッションができたとしても、発表が上手くいかなくては苦労の甲斐もなく水の泡となってしまいます。
効果的な発表の仕方を知り、最後の一押しができるようにしておきましょう。
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まずは結論を言い切る
発表の際は、まず結論から言い切ろう。
企業が一番知りたいのは、グループとしての結論です。そのため、はじめに伝えるべき内容も結論となります。
さらに、ただ結論を伝えるのではなく、言い切ることで自信と説得力を感じさせる効果が期待できます。
発表の際は、まずはじめに結論を言い切るのが必須です。
根拠や理由を話す
結論を述べたら、続けてその根拠や理由を話しましょう。
企業の方が一番知りたいのは結論ですが、それと同時に根拠や理由も重要視しています。これらはセットとして考えておくべきです。
相手を納得させるために、根拠や理由を明確に伝えてください。
具体的に解説する
根拠や理由を説明したら、具体的に掘り下げて解説しよう。
根拠や理由には、それを裏付ける何かしらの材料があるはずです。数字やデータがある場合は、それらを用いてより具体的に説明してください。
また、自分達の課題や目的の定義もここで説明できると良いですね。
締めにもう一度結論を言い切る
具体的な解説を終えたら、締めにもう一度結論を言い切りましょう。
発表全体のまとめとして、再び自分達の結論を伝えることで、企業の方に強く印象を残すことができます。
最後に「だから私たちはこう思います!!」と自信を持って主張しましょう。
チームを意識する
一人で目立とうとするのは逆効果だよ。
グループディスカッションの発表では、チームを意識する必要があります。
大前提として、発表で話すのは、グループの答えです。発表者はそのことを強く意識しておく必要があります。
「私は~」「私が~」など成果物を一人で総取りするような言い方は控え、グループの思いを背負って発表しましょう。
まとめ:グループディスカッション対策は早く入念に!
今回は、グループディスカッションの進め方と効果的な発表方法について解説しました。
グループディスカッションは、選考活動の中で誰しもが必ず一度は経験します。そのため、対策は十分に取っておく必要があります。
今回解説した流れと発表方法をしっかりと覚え、本選考に向けて準備しておきましょう。
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