面接準備、何から始めるべきか悩んでいます。
徹底的に面接対策して、厳しい就活を乗り切ろう。
高学歴であったり、学生時代に素晴らしい経験を積んだりしていたとしても、準備不足のまま面接に臨んでしまったら絶対に通らないと言っても過言ではありません。
プレゼンは事前準備が9割と言いますが、面接も同じです。しっかりと準備を行ったかが合否を分けます。
本記事では面接未経験のあなたのために、面接準備はどれくらいするべきかと準備すべき内容を、面接まで時間がある時、面接前日、面接当日・直前と段階を追ってご紹介します。いつのタイミングでどうやって面接の準備をしたら良いか分からない人はぜひ読んでくださいね!
面接準備ってどれくらいするべきなの??
面接準備ってどれくらいするべきなの??と悩むかもしれませんが、一言で言ってしまえば、してし過ぎることはありません。できるだけ時間をかけてしっかりとやってください。
なぜなら面接官にとっては、あなたがどのくらい自分の企業に対して本気で入りたいと思っているかが、大きな採用基準のひとつだからです。そして本気度は、多くの時間を面接の準備に費やしたかに比例すると考えています。
応募先企業に強い関心や熱意を持っていれば、おのずと時間をかけてしっかりと準備をするはずですよね。
一般的に面接が始まる6月くらいまでには、準備を完璧にしたいところです。
おおまかな目安ですが、逆算すると遅くとも3月には準備を始めてください。
注意点として、外資系の企業は募集の締め切りが早い傾向にあります。多くの企業では3年生の夏休み明けには選考が始まって10月には内定が出ます。そういった企業を志望しているなら、3年生の夏休み前にはESを出し終わっていなくてはいけません。
また、21年4月以降は就活ルールが廃止されるため、今まで以上に就活のタイミングは多様化すると予想されます。
自分の志望する企業が募集をかけているタイミングを事前に下調べしておくのは、これまで以上に必須となります。
3年生に上がったタイミングで大まかにどんな企業を受けたいか考えておくと、のちのち後悔せずに済むよ。
準備①面接本番まで時間があるときにすべきこと
ここからは、面接に向けて準備すべき内容を時系列に沿って順にお伝えしていきます。まず最初は、面接まで時間がある時にすることから解説します。
業界について調べる
まずは、面接を受けに行く企業の所属する業界について調べましょう。十分にできていると、志望動機をまとめるのが容易になります。
業界全体の規模や構造、昨今の動向の全体図をつかみましょう。現在どのような状況に置かれているのかがポイントです。
参考記事:業界研究・企業研究の方法とポイント!なぜ大切なの?
志望動機を固める
次に、志望動機を固めましょう。大なり小なり行きたい理由があって応募したのだと思いますが、なんとなくのままでは当日うまく答えられません。明確に回答できるよう準備しておいてください。
このプロセスは超重要です。なぜなら企業は、自分の会社で長く働いてほしいので、それができそうな学生かどうか見極めるために、志望動機を重視するからです。
どんな気持ちで応募したのか、どれだけの熱意があるかを測っているんだ。
参考記事:志望動機がない・思いつかない人向け!志望動機の書き方講座
模擬面接をする
話す内容がある程度まとまったら、模擬面接をしてみましょう。社会人の先輩にお願いしたり、学校のキャリアセンターに足を運んだりすれば相手をしてくれるでしょう。
近くに適切な相手がいなかったら、就活エージェントもおすすめです。こちらは就活の応援をしてくれるサービスで、学生それぞれにキャリアアドバイザーが付きます。
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準備②面接前日にすること
いよいよ明日は面接です。前日にもやるべきことはたくさんあります。面接前日の準備事項をきちんとチェックして、当日に「忘れてた!」とならないようにしましょう。
最新の情報をチェックしよう
まずは最新の情報をチェックしましょう。社会は常に変化しています。応募企業の状況もアップデートされている可能性がありますので、改めて最新の情報を収集したいところです。
応募時に見たかもしれませんが、業務内容、経営方針、資本金、売上高、グループ企業などは、再度見て頭に入れておきましょう。
企業ホームページのニュース欄を見るのはもちろん、ウェブでも企業名を検索してみると情報が上がっているかもしれません。また、社長や役員がブログやtwitterなどをしていたら、そちらもチェックしておくと良いでしょう。話の流れで、基本的な情報と最新の情報の両方を出せれば、この学生は一味違うなと面接官が感じることうけあいです。
「企業研究が十分にされているか」という点は評価されやすいポイントです。その企業の動向に関心を持っている=志望度が高いと判定されますので、チャンスがあれば相手企業の最新ニュースなどを話題にはさめると良いですね。
特に重要そうな情報は、面接会場へ向かう電車の中で再確認できるよう、項目をメモにまとめておくと漏れがなくなりますね。
着ていくものが美しい状態かチェックしよう
前日のうちに、着ていくものが美しい状態かチェックしてください。第一印象の良し悪しと採用の可否には、密接な関係があると言われています。
第一印象の決め手とは何でしょうか?間違いなく見た目です。相対した瞬間に「身だしなみが全然なっていない、話す価値がない」と感じてしまえば、それだけで積極的にあなたを評価する気が失せてしまうでしょう。
- スーツ/シャツにしみやしわはないか
- 靴は磨かれているか
- かばんは汚れていないか
- においはついていないか
本来であれば、毎回クリーニングに出すのが理想です。でもそれはなかなか大変ですよね。自分でアイロンがけをするだけでも良いので、見た目をぱりっとさせておきましょう。
夏場にかけて気を付けたいのがにおいの問題です。本人はなかなか気付きづらいですし、周りもなかなか指摘してくれません。消臭スプレーなどを持ち歩き、先手で対策しましょう。
ここで印象の良い見た目の作り方を身に付けておくと、社会人になってから慌てずに済みます。「就活中だから気を付ける」ではなく、大人になる練習と思ってやってみてください。
いつのまにか、自然とできるようになっているはずだよ。
電車の路線を調べておこう
「□□株式会社は確か○○駅辺りだった気がするし△時に出れば大丈夫、行き方は出る時に調べよう」と思っている人は要注意です!
似たような地名にもかかわらず場所が違う例は多数存在します。会社が代々木にあると思い時間に合わせて代々木駅に向かったら、実際の所在地は代々木公園駅だった、などが発生したら取り返しがつきません。
さらに新宿駅や渋谷駅や池袋駅など、ダンジョンと呼ばれるような巨大駅にも要注意です。例えば池袋駅40番出口と言われてどこだかすぐに分かる人がどれくらい居るでしょうか?ターミナル駅においては出口から徒歩1分であっても、出口までが10分かかるのも珍しくありません。
自分が向かう場所はどこなのかしっかりと前日までに地図で検索し、電車だけでなく出口やその先のルートも含めて行き方のシミュレーションをしておきましょう。可能であれば複数の路線で調べておいてください。
事故などで止まってしまったとしても遅刻と同等に扱われ、面接を受けさせてくれない会社もありそうです。
早く寝よう
最後に、とても重要なポイントをお伝えします。面接の前日は、とにかく早く寝てください。
社会人になったら、始業時刻に余裕を持って会社に来るのが当然です。そのためには規則正しい生活が必須になるでしょう。
面接に眠そうな顔で来ていたら、「この学生は社会人になっても寝不足のまま会社に来るのだな、高いパフォーマンスは発揮できなそうだ」と判断されても仕方ないですよね。
いくらメイクなどでごまかしても、たくさんの学生を見てきた面接官には夜更かしくらいお見通しです。準備をしていたらいつのまにか日付が変わっていた……などとならないように、早めに支度を整えると安心です。
お酒は我慢し、お風呂に入ってリラックスした状態で、ぐっすりと眠ろう。
準備③面接当日・直前にすること
最後まで気を抜かずにしっかりと準備しましょう。「きちんと準備をしているから大丈夫」という気持ちで臨める状態に持っていくのが、緊張し過ぎないコツです。
ここでは面接当日、本番直前にすることをお伝えします。
自分自身の見た目が清潔か確認しよう
前日のうちに衣類や持ち物はチェックしましたが、自分自身は大丈夫でしょうか。自分自身の見た目が清潔か確認しましょう。出掛けに最低限チェックしてほしいところがあります。
身だしなみを整える上で、特に気を付けたいのが前髪です。長かったら男性は整髪料で固める、女性はヘアピンで留めるなどして落ちて来ないようにしましょう。キャビンアテンダントのようなぴしっとした気持ちの良い見た目が理想です。
男性はひげの剃り残しがないように注意しましょう。印象を決める上でかなり重要になる部分のため、万が一に備えて小型のシェーバーを持ち歩くのもおすすめです。
女性はメイクが派手過ぎないか確認しましょう。照明の足りない部屋でメイクをすると濃くなりがちです。
必ず仕上がった後に、太陽光の入る場所で鏡を見るようにします。
早めに家を出よう
準備が整ったら、早めに家を出ましょう。電車の遅延が起こる可能性もあります。着く時間がぎりぎりだと、気持ちに余裕がなく、焦って答えられるものも答えられなくなってしまうかもしれません。
とはいえ、早すぎる到着も問題です。企業側は、学生が5~10分前に来るのを想定して準備するのが一般的なので、あまりに早いと仕事の邪魔になるかもしれません。
早めに到着したら、近くのカフェなどで回答内容などを確認しながら気持ちを落ち着けるのがおすすめです。大きなビルであれば1階にベンチスペースがあることも多いので、そういった場所で待つのも良いでしょう。
もし近くに待てる場所がないようなら、早めに向かっても構いません。ただし、あまりに早く行くのも迷惑になります。その際は、「申し訳ないのですが、早く着き過ぎてしまいました。たいへん恐れ入りますが、待たせていただいてもよろしいでしょうか?」などと声を掛けましょう。気が遣える学生と印象付けられるかもしれません。
万が一遅れそうな場合は、分かった時点で必ず電話を入れよう。
緊張をほぐそう
会場に入る前に、可能であれば緊張をほぐしましょう。緊張すると、脈が速くなったり、体の一部が痛くなったり、変な汗をかいたりめまいがしたりと、体に症状が出るのが一般的です。それにより「体に変調をきたしている」と感じると、さらに緊張が深まってしまいます
解消するには伸びをするのがおすすめです。これにより、体じゅうに血がめぐってリラックスできます。足りないようならふくらはぎをもむのも良いでしょう。第二の心臓と呼ばれているくらいに、血液を送るポンプの役目をしてくれます。
面接会場の近くに公園などのスペースがあれば、思い切って簡単なストレッチをするのも手。体の曲げ伸ばしだけでも、固まった体がほぐれて効果的です。
また緊張するとお手洗いに行きたくなる人も多いですよね。できれば最寄り駅などで済ませていくと安心です。
もし面接直前に緊張してお手洗いに行きたくなっても、「さっき行ったばかりなので大丈夫」と思えば、それだけで少し緊張がほどけるよ。
面接終了後にやった方が良いこと
面接が終わってほっと一息……ですが、ここで気を緩めてしまってはいけません。
面接が終わったら、すぐに内容を思い出してまとめておきましょう。面倒かもしれませんが、ただ毎回の面接をこなしているだけでは実力が付いていきません。経験を蓄積し、次に生かすのにこの工程は重要です。また、次の面接に進んだときに内容を一貫させるのにも記録が必要になります。
やり方は簡単で、面接で聞かれた内容と自分が答えた内容を一問一答形式で書いていくだけです。併せて、面接官がどのような人だったかもメモしておきましょう。
せっかくの経験ですから次に生かさない手はありません。なるべく早く、記憶が新しいうちに記録するのが効果的です。
可能であれば、面接を受けた企業の近くのカフェなどで行うといいよ。面接後すぐならば、思い出すのに時間もかからないはずだ。
まとめ
準備する内容は多々ありますが、計画的に行えばそんなに難しくありません。また、いざという時には力を借りられる場所もありますので、必要以上に心配しなくて良いとお分かりいただけたのではないでしょうか。
一度慣れてしまえば、とりわけ前日からの準備内容はルーティンで自然にできるようになっていきます。最初のうちに良い習慣を身に付けておきましょう。
当日になって焦らないよう、事前に確実に準備しておいてくださいね。