- 新卒採用枠に第二新卒が応募するメリット・デメリット
- 第二新卒におすすめの転職エージェント
- 第二新卒が転職を成功させるポイント
第二新卒は、新卒のようなフレッシュさ社会人経験を兼ね備えている人材です。転職市場において、若手人材を採用したいと考える企業から人気があります。
第二新卒が転職する場合、新卒採用枠に応募する・第二新卒枠を狙う・経験者採用枠に挑戦するなど、さまざまな方法があります。そのため、どのように自分のキャリアを歩むべきか悩む第二新卒は少なくありません。
この記事では、第二新卒が新卒採用枠に応募するメリット・デメリットや社会人経験を活かして転職する際におすすめの転職エージェント、転職を成功させるポイントなどを解説します。
第二新卒の転職は、ターニングポイントになるため、進むべきキャリアを明確にすることが大切です。力を発揮できるキャリアに進みたい第二新卒は、ぜひ参考にしてください。
第二新卒が転職する際は、マイナビジョブ20’sを利用することがおすすめです。マイナビジョブ20’sでは、自己分析に役立つ適性検査を受けられるため、自分に合うキャリアを見つけ出すきっかけを得られます。
\若手の転職事情を熟知/
第二新卒は新卒採用枠に応募してもいい?
結論、第二新卒が新卒採用枠に応募することは可能です。第二新卒は社会人経験が浅く、新卒と大きな違いはないと考える企業が増えているためです。
実際に、新卒採用枠で第二新卒を採用する企業も少なくありません。ただし、第二新卒が必ず新卒採用枠に応募できるとは言い切れないことを知っておいてください。
新卒と比べて第二新卒には、就業経験があります。新卒採用枠に応募すると年収アップを図りにくくなるため、転職するのであれば、第二新卒として経験者枠で仕事を探すほうがおすすめです。
第二新卒と新卒の違いは就業経験の有無
第二新卒とは、専門学校や大学、大学院といった最終学歴を卒業後、3年以内の就業経験がある、20代前半の人材を指します。
第二新卒の年齢は一般的には25~26歳が目安とされていますが、明確な定義は存在せず、企業によっては20代のうちを第二新卒とする場合もあります。
そんな第二新卒と新卒の大きな違いは、就業経験の有無です。若くて将来性がある上に、就業経験を有する第二新卒を採用したいと思う企業は増えています。
実際に厚生労働省の調査では、約6割の企業が第二新卒や既卒者からの応募を受け付けているそうです(*)。
加えて第二新卒は厚生労働省の「青少年雇用機会確保指針(**)」によると、既卒3年以内であれば第二新卒・新卒に関係なく新卒枠として応募できるとされています。
つまり第二新卒には、第二新卒枠と新卒枠の2つの採用枠が存在しており、チャンスが広がっているのです。
ただし、第二新卒が新卒枠に応募することはメリットばかりでなく、デメリットもあります。第二新卒は両方をしっかり把握した上で、自分に適した転職活動を行うのが望ましいでしょう。
(*)厚生労働省|若年者雇用を取り巻く現状
(**)厚生労働省|青少年雇用機会確保指針
第二新卒が新卒採用枠に応募するメリット
まずは第二新卒者が新卒枠に応募するメリットを紹介します。
採用人数が多く、会社に馴染みやすい
第二新卒者が新卒枠に応募する一つ目のメリットは、新卒採用枠の方が採用人数が多いため、同期を得やすく会社に馴染みやすい点があります。
同期がたくさんいれば、それだけ競争も激しいといえますが、同期がいるからこそ辛い仕事でも頑張れる部分もあります。将来的にも同期が他部署にいることで、仕事がスムーズに運びやすくなるかもしれません。
人間関係が円滑に進み会社に馴染むことができれば、大多数の仕事上のストレスは緩和されるでしょう。そうした意味でも、採用人数が多い新卒枠で入社するメリットは大きいのです。
また「就職するベストなタイミングは新卒枠」という通説を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
こうした通説からもうかがえるように、企業側も新卒入社の人材を優遇する傾向にあります。現に新卒入社した社員は「プロパー社員」と呼ばれ、将来の幹部候補に考えている企業も多いです。
手厚い教育環境が準備されている
新卒枠に第二新卒者が応募する際、手厚い教育環境が準備されている場合が多く、一からキャリアを築く上でメリットが大きい点です。
先ほども述べたように新卒入社した社員に対し、将来会社を担っていく人材として熱い期待を込めている企業が圧倒的多数を占めています。
そのため新卒枠で入社した人材には育成に力を入れ、手厚い教育環境を用意している場合が多いです。
長い目で新人を育てていこうとする企業も多く、初めからたくさんの仕事を振られることも少ないと考えられます。
着実に自分のキャリアを築いていきたいと考える人にとっては、第二新卒でも新卒枠で入社することはメリットが大きいでしょう。
もちろん第二新卒枠でも教育環境が充実していることはありますが、それでも企業としては新卒枠と第二新卒枠では、新卒枠の方が優遇しやすい傾向にあるといえます。
就活のやり直しができる
第二新卒が新卒採用枠に応募するメリットとして、就活のやり直しができることが挙げられます。新卒のときに不採用となった第一志望の企業が諦めきれない方は、新卒採用枠に応募することが特におすすめです。
経験者枠へ応募する場合、特定の業界・業種の就業経験がなければ、チャレンジできないケースがほとんどです。
一方で、新卒採用枠はスキルや経験よりも、人柄や熱意を中心に評価します。就活時に第一志望であった企業と今の勤め先の業界・職種が異なったとしても、採用してもらえるチャンスがあるといえます。
第二新卒が新卒採用枠に応募するデメリット
一方で第二新卒が新卒枠に応募する際、デメリットも存在します。
キャリアが無駄になる場合も
第二新卒が新卒枠に応募するデメリットの一つ目は、キャリアが無駄になる場合があることです。
たとえば一社目で銀行に入社したものの、紆余曲折あり第二新卒となり、新卒枠を用いてメーカーに転職しようと思い立ったとしましょう。
極端な例かもしれませんが、上記のように前職と関連性の低い業界・業種に新卒枠で入社しようとした場合、せっかく一社目で築いたキャリアが無駄になることもあるのです。
選考がなかなか通りにくい
デメリットの二つ目は、新卒人材と比べて選考がなかなか通りにくい点が挙げられます。
「第二新卒」という言葉の認知が進み、第二新卒枠の求人を設ける企業も増えてきました。そんな中、あえて新卒枠に応募する第二新卒には、それなりの理由が求められています。
確かに新卒枠の方がさまざまな面でメリットがあります。だからといって、企業側に納得のいくような理由を述べられない場合は、新卒枠にばかり固執するのはおすすめしません。
社会人経験を活かすために第二新卒として転職活動するのがおすすめ
特別な事情がない限りは、社会人経験を活かせる第二新卒として転職活動をすることがおすすめです。
前述したように、第二新卒が新卒採用枠へ応募する場合、キャリアが無駄になる・選考に通過しにくいなどのデメリットがあります。
ほかにも、競う相手が新卒となり、フレッシュさを求めている企業へ応募する際は、第二新卒であることが不利になる可能性が否めません。
そのため、転職するのであれば少しでも採用につながりやすい、かつ経験を活かせる第二新卒枠を狙うほうがよいでしょう。
第二新卒向けの転職エージェントを活用しよう
第二新卒で転職する際は、転職エージェントを活用することがおすすめです。転職エージェントを使うと、次のようなメリットがあります。
- 求人紹介から入社日・条件面の交渉を一気通貫でサポートしてもらえる
- 転職に関する不安な要素を気軽に相談できる
- 書類添削・面接対策があるため万全な状態で選考に臨める
初めて転職する場合、「何から手をつけるべきなのかわからない」「進め方が正しいのか不安に思う」という場面が出てきます。
転職エージェントを活用すると、キャリアアドバイザーが求人紹介から入社後までをサポートしてくれるため、不安がない状態で転職活動を進められます。第二新卒から人気のある転職エージェントは、下記の3つです。
ここからは、3つの転職エージェントの特徴を解説します。
マイナビジョブ20’s|第二新卒がまず登録すべき定番サービス
名前 | マイナビジョブ20’s |
料金 | 無料 |
求人数 | 公開求人:- 非公開求人:- (2024年11月14日現在) 今の求人数:公式HP参照 |
対象年代 | 20代 |
対象エリア | 全国 |
オンライン面談 | 可 |
得意分野・業界 | 全業界全業種 |
公式HP | https://mynavi-job20s.jp/ |
詳細を見る
運営会社名 | 株式会社マイナビワークス |
拠点 | 東京都新宿区西新宿1-6-1 新宿エルタワー27F |
書類添削の有無 | あり |
面接対策の有無 | あり |
スカウト機能の有無 | あり |
連絡手段 | メール、電話 |
-
- 求人数の多さ
- 4
-
- 取り扱い
業種数 - 4
- 取り扱い
-
- 5
- 利用者満足度
-
- 5
- サポート
対応
-
- 利用実績
- 5
- 若手の転職事情を熟知している
- 取扱求人のうち未経験OKの求人が75%以上を占めている
- 利用者の定着率が95.2%と高くなっている
マイナビジョブ20’sは、未経験・第二新卒などの若手の転職支援に強みを持つエージェントです。若手の転職事情を熟知したキャリアアドバイザーが多数在籍しているため、第二新卒の転職の悩みに寄り添ったサポートができます。
取扱求人のうち75%以上が未経験OKの求人となっており、第二新卒が応募しやすい求人が豊富にある点が魅力です。
2021年10月から2022年9月までに転職した方における、入社後3ヶ月の定着率は95.2%と高い水準です。自分に合う企業と出会いたい方は、マイナビジョブ20’sへ登録しておきましょう。
- マイナビグループが培ってきた転職ノウハウがある
- 自己分析に役立つ適性検査が受けられる
- 利用者からの評判が高い
- 厳選している分、求人数がやや少ない
- キャリアアップを見込んだ転職は難しい
- 求人が都市部に集中している
▼マイナビジョブ20’sの口コミ
引用:Google
引用:Google
\若手の転職事情を熟知/
ハタラクティブ|未経験職種への転職を目指せる
名前 | ハタラクティブ |
料金 | 無料 |
求人数 | 公開求人: 4,674件 非公開求人:- (2024年11月20日現在) 今の求人数:公式HP参照 |
対象年代 | 20代 |
対応エリア | 全国 |
オンライン面談 | LINEビデオ面談可 |
得意分野・業界 | フリーター・既卒・ 第二新卒の支援に特化 |
公式HP | https://hataractive.jp/ |
詳細を見る
運営会社名 | レバレジーズ株式会社 |
拠点 | 東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア24F・25F |
書類添削の有無 | あり |
面接対策の有無 | あり |
スカウト機能の有無 | なし |
連絡手段 | メール、電話 |
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- 求人数の多さ
- 3
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- 取り扱い
業種数 - 3
- 取り扱い
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- 4
- 利用者満足度
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- 4
- サポート
対応
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- 利用実績
- 4
- 求職者のできる・やってみたいと気持ちを尊重しながらサポートしている
- 利用者の80%以上が大企業に就職できている
- 最短2週間で内定獲得へ導いた実績がある
ハタラクティブは、学歴・経歴に関係なく利用できる転職エージェントです。求職者の思いを尊重したサポートが持ち味で、興味や適性を踏まえて求人を厳選して紹介します。
ハタラクティブの大きな魅力は、優良企業へ就職できる可能性が高いことです。実際に、利用者の就職先を見ると、80%以上が大企業へ就職できています。
書類添削・面接対策を丁寧に進めており、短期間で内定を獲得しやすいこともハタラクティブの特徴の一つです。転職活動をスムーズに進めたい第二新卒は、ハタラクティブに支援してもらいましょう。
- 経験が少ない第二新卒も転職しやすい
- 求人を無理に押し付けられることがない
- 応募する企業1社ずつ対策している
- 求人数が少ない
- キャリアを活かせる求人を探すことが難しい
- キャリアアドバイザーによって質が異なる
▼ハタラクティブの口コミ
引用:Google
引用:Google
\最短2週間で内定を得られる/
キャリアスタート|年収アップを叶えられる
名前 | キャリアスタート |
料金 | 無料 |
求人数 | 公開求人:- 非公開求人数:- (2024年11月14日現在) ※今の求人数:公式HP参照 |
対象年代 | 10代後半から30代前半 |
対応エリア | 全国 |
オンライン面談 | 可 |
電話番号 | 070-1202-4387 ※登録後、上記番号から電話がかかってきます |
得意分野・業界 | 第二新卒など、若手の転職支援に特化 |
公式HP | https://careerstart.co.jp/ |
詳細を見る
運営会社名 | キャリアスタート株式会社 |
拠点 | 東京都港区新橋2-6-2 新橋アイマークビル8F |
書類添削の有無 | あり |
面接対策の有無 | あり |
スカウト機能の有無 | なし |
連絡手段 | メール、電話 |
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- 求人数の多さ
- 3
-
- 取り扱い
業種数 - 3
- 取り扱い
-
- 5
- 利用者満足度
-
- 4
- サポート
対応
-
- 利用実績
- 4
- 利用者の年収アップ率が高くなっている
- Zoomや電話などで対応してもらえる
- 未経験の業界・職種への転職サポートを得意としている
キャリアスタートは、年収アップが見込める転職支援を得意としているエージェントです。2020年4月から2022年3月までに利用した方のうち、83%が年収アップを実現しています。
なかには、転職後に100万円以上も年収アップした方もいるため、「今の給料に不満がある」「周囲と比べて年収が低く感じる」という方に適しています。
キャリアスタートでは、求職者が転職活動を進めやすいように、Zoomや電話による対応もしています。仕事が多忙で時間を確保しづらい第二新卒は、キャリアスタートを活用して自宅にいながら転職活動を進めることがおすすめです。
- 収入によっては年収が100万円以上上がる可能性がある
- 利用者の定着率と内定率のどちらも高い
- レスポンスが早いためスムーズに転職できる
- 求人数は総合型の転職エージェントに劣る
- キャリアアドバイザーによって当たり外れがある
- 要望から離れた提案を受けることがある
▼キャリアスタートの口コミ
引用:キャリアスタート
引用:キャリアスタート
\年収アップに向けた転職に強い/
第二新卒の転職成功のポイント
第二新卒が転職に成功するためには、次のポイントを押さえることが大切です。
以下では、3つのポイントについて詳しく解説します。
仕事に対しての意欲を示し長期的に働けるアピールをする
転職を成功させたい第二新卒は、仕事に対する意欲と長期的に働けることをアピールしましょう。第二新卒を求める企業は、中長期的なキャリア形成を踏まえて若手を採用したいと考えています。
そのため、現時点のやる気や熱意だけでなく、長期的に活躍する気持ちを伝えると、面接官から評価してもらいやすくなります。
例えば、「入社後は一日でも早く即戦力になり、ゆくゆくは部下をマネジメントできるよう成長したい」などと述べれば、長く働きたい意欲をアピールすることが可能です。
転職理由とキャリアプランに一貫性を持たせる
第二新卒が転職に成功するためには、転職理由とキャリアプランに一貫性を持たせることが大切です。
第二新卒は新卒よりも社会人経験があるため、頑張りたい気持ちを漠然と伝えるだけでは、「なぜ転職したいのか」に関する説得力が弱まります。
これまでの経験から転職理由とキャリアプランを関連づけなければ、「計画性を持たずに転職している」と面接官に評価される恐れがあります。
例えば、成長意欲をアピールしたい場合は、今の職場ではキャリアアップしにくい状況であることを踏まえて、転職希望先でどのようにキャリアを歩んでいきたいのかを伝えるとよいでしょう。
1社目の会社での経験をアピールする
第二新卒が転職する際は、1社目でどのような経験をしてきたのかをアピールすることも欠かせません。社会人経験こそ短いものの、どのように仕事へ取り組んできたのかについて話せなければ、面接官へよい印象を与えることが難しくなります。
「仕事の経験を語れない=真面目に仕事をしていない」と捉えられる恐れがあるため、どのようなことを経験してきたのかについて棚卸しするとよいでしょう。
第二新卒の場合、スキルや実績のアピールは難しいため、主に任せられている業務内容やどのような意識で仕事へ取り組んでいるのかを中心に話すことがおすすめです。
新卒採用枠で応募する方へ|第二新卒が新卒と差をつけるポイント
これまでお伝えしたとおり、第二新卒が新卒枠に応募する場合、メリットとデメリットの両方が存在します。
一般的には新卒枠のほうが、企業から高待遇を受けやすいと考えられていますが、新卒枠ばかりに固執すると、かえって自分らしいキャリアを築けなくなる可能性もあります。
第二新卒が新卒枠に応募する際、新卒と差をつけるべきポイントは何なのでしょうか。今回は2点に絞りお伝えします。
実務経験を有し、自ら主体的に業務に取り組む姿勢
第二新卒が新卒と差をつけるポイントの一つ目は、実務経験を有し、自ら主体的に業務に取り組む姿勢です。前職での実績を履歴書や職務経歴書にきちんと記載し、アピールしていきましょう。
特に実務経験を積まなければ取得できない資格(ビル経営管理士・ファシリティマネージャー、衛生管理者など)や実績による社内表彰などは、新卒者には持ちえないアピールポイントです。
それらの実務経験や資格を取得する経緯や心がけた点を説明し、入社後の抱負を伝えることで、自ら考え実際に行動に移せる主体的な人材だと受け取られやすくなるはずです。
新卒者にはない点を具体的に伝え、入社後も活躍できることをアピールしていきましょう。
ビジネスマナーなど、社会人の基礎力が備わっている点
第二新卒が新卒と差をつけるポイントの二つ目は、ビジネスマナーなど、社会人の基礎力が備わっている点です。
第二新卒は職場で上司や先輩から指導を受けているため、取引先への挨拶の基本や言葉遣い・名刺交換など、基本的な社会人としてのマナーが備わっています。
もちろんこうしたビジネスマナーは、入社後に学習していけば問題ありませんが、備わっていれば備わっているだけ歓迎される部分です。
くわえて第二新卒には、一度就業経験があるからこそ、会社という組織への理解がある場合が多いといえます。組織への理解があることで、誰に何を相談すればスムーズに事が運びやすいのかを把握しやすく、柔軟な対応がしやすい特徴があります。
こうした第二新卒の長所は、実際に業務を遂行する際に非常に役立つ点であり、新卒者には持ちえないアピールポイントだといえるでしょう。
1社目で失敗したからこそ慎重に選んだことをアピールする
新卒採用枠へ応募する場合は、1社目で失敗したからこそ慎重に選んだ部分をアピールすることが大切です。転職市場では、早期離職についてネガティブに思われることが一般的です。
しかし、早期離職した経験を前向きに捉えて、ポジティブに言い換えると面接官に与える印象は変わってきます。
例えば、「新卒で就職した企業は考え方が甘かったことによりミスマッチがあった」と冒頭で伝え、「その経験があったからこそ、今回は企業選びに慎重になった」と素直な気持ちを述べます。
最後に、「その上で御社には〇〇の魅力があったため志望している」と伝えられれば、早期離職に対してネガティブな印象が弱まるでしょう。
早期離職することは、決して悪いことではありません。第二新卒のタイミングで転職する際は、前向きな気持ちで次の職場を探していることをアピールする必要があります。
新卒採用枠を検討している第二新卒の方へ
第二新卒が転職する場合、新卒採用枠へ応募して新たなキャリアを歩むことが可能です。特に、新卒時に第一志望の企業が不採用となり、不本意ながら今の仕事をしている方は、新卒採用枠へ応募することが適しています。
とはいえ、基本的には、新卒採用枠よりも第二新卒枠を狙って転職するほうがおすすめです。新卒採用枠の選考に通過できる第二新卒は少なく、時間や労力を無駄にする恐れがあるためです。
第二新卒の時期に転職する方は、マイナビジョブ20’sを利用しましょう。マイナビジョブ20’sは、取扱求人の75%以上が未経験OKの求人となっており、社会人経験が浅い第二新卒に合う求人が見つかりやすくなっています。
\若手の転職事情を熟知/